※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)
ここでは、ノベルの第136話のレビューからまとめました。
悪役のエンディングは死のみ 人物相関図
人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。
イオカ帝国世界設定
イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。
レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。
魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。
悪役のエンディングは死のみノベル136話あらすじ
「・・・エ、エミリー」エミリーは私が驚いていることも意に介さず、男性の使用人が着る服を出して、私に着替えるように言った。「着替えないと、すぐに見つかってしまいます。ここはなんとかしますから!早くっ行ってください!」
エミリーは気絶したメイド長をイヴォンが倒れているところまで引きずっていくと、破った布で二人を背中合わせに縛った。そうしている間にも私に早く行けというエミリーにやっとの思いで「・・・ありがとう」とひと言を口にした。いい主人ではなかった。いつも心のどこかでエミリーを疑っていた。それなのに、ここまで私を助けてくれるなんて。胸が痛んだ。もう少し優しくしてあげていたら・・「今までごめんね」
エミリーは満面の笑みを浮かべた「何を言ってるんですか!私はお嬢様の専任メイドなんですよ」「私たちは今、本物の悪党を捕まえたんですよ!」私の言葉を引用する彼女に再びお礼を言い、急いで部屋を出た。恐ろしくて仕方ないけれど、早く行かなければ。じきに目を覚ますイヴォンからエミリーを助けるためにも。
屋敷の中は不思議なほど静かだった。デリックからもらった魔法の腕輪をつけ、抜け穴を通過し、馬車をつかまえて乗り込んだ。商人の街に着くと、ウサギの紋章が描かれた古びた扉を見つけノックした。誰も出てこない。きょろきょろと見渡してから、ドアノブを掴んだ。
ガチャッ、キィィィッーー扉はあっさりと開いた。中に入ると、ちょうど壁に穴が開き、そこにできた扉から出てくるウサギの仮面と正面から鉢合わせた。びっくりしたのか、壁が閉まり始め、体を半分ほど挟んでしまった状態になった。
私は急いで彼に近づくとささやいた。「預けておいた私のお金の一部をちょうだい」ヴィンターは挟まった壁から抜け出すと、まずは私に落ち着くように言った。私の手が震えていると指摘して。私がソファに座ると、ヴィンターは私の向かいに座り、魔法でティーポットとカップを用意した。
ヴィンターが私に優しく促すので、彼に全てを話してしまいたくなったが、ぐっとこらえてごまかそうとした。が、「公爵邸から逃げるおつもりですか?」速攻でヴィンターから図星をつかれた。できるかぎり彼には逃亡することを言うまいと思っていたのに。
先日、彼が私に、誰も気づかぬうちにこっそり消えるのではないかと心配でと口にしたのを聞いてから、もしかして彼が私の脱出計画を妨害するのではないかと考えるようになって。行き過ぎた妄想だとしても、何が起こるかわからないから。だが、意外にもヴィンターは私の逃亡を手伝うと口にした。
返事の代わりに、かけらの保管は問題ないかと尋ねた。ヴィンターは簡潔に答えた。「安全な場所に保管してあります」私はそれを聞いて感謝の言葉を述べ、かけらを返してもらわないといけないと伝えた。イヴォンの洗脳は思っていた以上に強力だ。ヴィンターに預けたが安心できない。自分で持っていくことにした。
「いけません。あれはとても危険です。レディーの手元に置くなんて。」「ソレイユから持ち帰ったのですか?なぜ隠していたのです?あの遺物がどれほど危険なものか、あの時一緒に見ていたはずなのに・・・!」ヴィンターは怒りを堪えて、険しいまなざしを浮かべながら言った。
システムがくれた報酬にすぎないのに、叱られた子供の気分がした。ヴィンターに”真実の鏡”を知っているか尋ねた。ヴィンターは逆になぜそれを私が知っているのかと驚いた。ここでは話せないのでついて来てください、と言いヴィンターは立ち上がった。秘密の空間に移動するようだ。先に壁に向かって立つヴィンターの後ろに近づいた時ー。
隠しクエスト発生!
魔術師の秘密の空間に招待されました。
中に入ってみますか?(報酬:不明)
[YES/NO]
”このクソゲーめ・・”私は結局、ゲームの隠しルートをなぞっているのにすぎないようだ。数値が見えない、ヴィンターの頭の上の紫色の好感度ゲージバーを見ながら[YES]を選択した。
壁が開き、通路を歩きながらヴィンターが真実の鏡について説明を始めた。「真実の鏡は、古代レイラー族との戦争で、魔術師たちが彼らを封印するために作った遺物。大勢の人の命を吸い取ったレイラーたちは正気を失い、半不死の怪物へと変化しました。」「放っておくと理性を失い、暴走して自滅してしまうので、レイラー族は姿形を維持する宿主を探し始めました」「完全な人間にはなれず、痕跡は現れますが」
そこまで聞いて、イヴォンが水や鏡に映らない理由がわかった。話は続いた。「戦争が長引き、宿主として犠牲になる人間は増えていきました。古代魔術師たちは、彼らの命をかけて魔道具を作り、レイラー族を封印しました」「形のないレイラーたちの本質を映し出し、捕まえるもの。真実の鏡です」
秘密の空間にたどりつくと、真ん中に天井に届かんばかりの大きな鏡が置かれていた。夢で見た鏡にそっくりだった。表面に触れると、指がスッと反対側に通り抜けた。ヴィンターが言うには、古代の資料をもとに作ったレプリカの鏡だった。再現できるか研究中だそうだ。
鏡の右の角が、切り取られたように欠けて、周りにはヒビが入っていた。レイラー一族の攻撃をうけ、一部が破壊された部分。一部を破壊されても鏡は作動し、レイラーはバルタに封印されたのだ。そして破壊された部分は、15のかけらとなり、世界のどこかに存在すると文献に書かれていた。
「最近、レイラーの信徒たちが、それを悪用しているという情報を入手しました。」「鏡の特性を利用して、人々の恐れる内面を映し出し、洗脳するのです」ヴィンターが沈んだ声で言った。実際に体験した私は、すぐに彼の話が理解できた。これで、得るべき情報はすべて手に入れた。
悪役のエンディングは死のみノベル136話レビューまとめ
じゃあ、もしかしてイヴォンは宿主に・・・?
ヴィンターは出てくると50%の確率で説明虫になりますね
頻度はこのゲームのNPCのような感じです
私たちのカリストはいつ出てきますか?
不気味・・・
ヴィンターはすぐにその鏡を手鏡にします
ヴィンターが壁に挟まっている絵が見たい!!
ヴィンターは本当に多目的に役立つビジネスパートナーです、知識百科事典
本当にイヴォン?レイラーに身を奪われたの?
好感度の色はなんでしょうねえ
ヴィンターにイヴォンが鏡に映らなかったと言って。だから逃げて来たと
わたしの感想◎魔術師とレイラーの戦いの歴史は重い内容です。犠牲になった人たちを思うと、レイラーは人間の形をしているけれど、とてつもなく恐ろしいモンスターのようです。
まとめ
悪役のエンディングは死のみ ノベル話のレビューをまとめました
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