※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)
悪役のエンディングは死のみ 人物相関図
人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。

イオカ帝国世界設定
イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。
レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。
魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。
悪役のエンディングは死のみ194話(外伝26話)あらすじ
ゲームの進行上、ペネロペは以前の自分とイクリスはお互いに隠して、騙して、利用していた毒のような関係であったと考えた。再びそれを繰り返すわけにはいかない。そろそろ別れの時間だと思った。助けてくれた礼を言い、もう必要ないから自分の人生に戻るように伝えた。しかし、イクリスの反応は違った。今日は姿を現したが、嫌なら今までどおり陰で見守るからと言い出す。
結局、ペネロペは攻撃的な口調でイクリスを遠ざける言葉を言った。申し訳ないことだが、そばにいるうちに彼が記憶を取り戻すのだけは避けたかった。過去にあなたは私を憎んでいた、とイクリスに教えた。どうしてかと素直に彼は理由を尋ねる。ためらいながらも、きっぱりと言った。あなたを利用して、あなたの人生を壊したからだ、と。
イクリスはペネロペの言葉が信じられないようだった。利用された?自分のほうが利用したの間違いではなく?とつぶやいた後、興味深い話だとフッと呆れ笑いを漏らした。これ以上付きまとわれないために敢えて口にしたと話すペネロペにイクリスは、自分の人生を壊されたのが悔しくて殺そうとしたらどうするのだ、と低い声で尋ねた。そうしたいのか、と敢えて軽い口調でペネロペは尋ね返した。今のイクリスはそんなことをしない、という確信が彼女にはあった。
案の定、イクリスはそんな気持ちはないと答えた。また、イクリスはペネロペに、自分を憎んでいたのかと尋ねた。予想外の質問だった。そうだった気もする・・・生意気だったから・・・と言いながら、ペネロペは大人になったイクリスの顔に、5年前の幼い彼の姿を重ねた。まるで息を吐くように嘘をついて、誰かを利用していた5年前。どうせ自分がいなくなっても皆、残ったヒロインを愛するのだから、と考えていた頃。イクリスがイヴォンに扮したレイラーを連れてきたときは、イクリスのせいですべてが台無しになって死ぬのか、と腹が立って仕方がなかった。自分を愛しているからそうした、という彼の言葉が欺瞞のように感じていた。
皇太子と決闘していたイクリスが駆けつけ、自分の代わりに命を投げ出した時にやっと気付いた。あの赤黒い好感度ゲージバーは、レイラーの洗脳ではなく、ペネロペ自身が作り上げたものだったのかもしれないと。今はもう何も見えないけれど。
少し考え事をしていたペネロペに、イクリスが殺したいと思ったこともありましたか?今からでもやってみますか?と言って、懐から短剣を取り出した。反応できないペネロペに更に、どうぞと勧めてくる。なぜこんなことを?と訊くと、理由はなくて、ペネロペを追いかけて魔物を狩るのも飽きてきたし、憎み合っていた仲ならば殺してもらうのも面白いかもと思ったのだと言う。
生きるのに飽きたんだ。自分を憎んでいる時のペネロペの表情を見てみたい。どんなふうに生意気だった?利用しようとしたのに、恩も知らずに裏切ろうとでもしましたか?もしかして、嫌がるあなたの手首を掴んで、キスでもしましたか?イクリスが短剣を無理矢理ペネロペの手に握らせながら、言葉を続ける。短剣の先は、イクリスの首のもう作動しない黄色い玉に触れてカランカランと音をたてた。
イクリスの言葉はかなり事実に近かったが、敢えて冷たい表情で、自分たちはそんなに大した関係ではなかった、勘違いするなとペネロペは言った。そのまま短剣の先をイクリスの首のチョーカーの革に食い込ませる。あなたは私の奴隷じゃない、惨めに利用されるのが嫌だと逃げたのだ、と伝えた。短剣に力を入れる。ザクッ。硬い革が切れた。奴隷用の拘束魔道具は大抵の武器では壊せないが、魔力が消えてすり減った革には、一度切れてから接着された跡が見えた。力なくチョーカーが切れて落ちる。それを掴んでイクリスの前で揺らして見せた。奴隷と言われるのが嫌で傭兵団を皆殺しにして、なぜこれをずっと着けているの?記憶を失ったというのは嘘じゃないでしょうね?ペネロペは脅迫するように言った。
イクリスは答えた。着ける理由はないはずなのに、本当になぜ補修して犬みたいに首に着けていたのか・・・と。ペネロペはチョーカーを谷に向かって思いっきり投げ捨ててみせた。価値のない関係だという証に。イクリスの瞳が妙な色に光る。短剣をイクリスに返して、死にたかったら自分と遠いところで勝手に死んでくれ、と話すと、思っていたより冷たいのですねと言いながらイクリスは短剣を受け取った。
生きていればイクリスにも楽しいと思える日がくるはずだ、やりたいことが出来たり、そのために必死になったり、人生に飽きるには若すぎる、と言ってやった。今自分はとても幸せだから。会ってしまったついでにイクリスもそうであってほしいと思って言うのだ、理解したらこれ以上はつきまとわないで、と。
しかし、早く会話を終わらせたいと考えているペネロペに反して、イクリスはさきほどまでは特に知りたがっていなかった過去について訊いてきた。自分があなたを憎んでいたという話は本当ですか?と。
悪役のエンディングは死のみ194話(外伝26話)レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

イクリス、雰囲気がすごく変わったな。ちょっと悲しい。部屋の隅でぺぺのための野の花で編んだ花冠が乾いてねじれるまで手にぎゅっと握って、カリストに劣等感を感じて泣いたあの時のイクリス・・・

ぺぺが悪女のようでもある。イクリスはあんなに優しいのに

お互いに切実だった二人の世界。イクリスの世界はぺぺの世界だった

イクリス視点の話をもっとください!!!

ぺぺは表向きはイクリスが執着しないように冷酷で残酷な言葉を吐くけれど、イクリス本人が主体となった人生をもっと大事に生きて欲しいと願っているんだよね

記憶喪失は事実のようだ・・・

急に思い出したけど、ヴィンターの年齢25歳だったから、5年経って30歳だね

うーん。本当に記憶喪失?

イクリスのことを救ってくれる人はいないの?

チョーカー貼り直していたんだね

イクリスは好感度あげのための道具として扱われた時間が長かったから、読者のみんなもイクリスをつい簡単に許しちゃうよね
わたしの感想◎昔のイクリスの性格を思うと、記憶喪失という嘘はつきそうにないかな。なんとなく気になって追いかけて、話してみたらもっと離れがたくなってしまったのでは
まとめ
悪役のエンディングは死のみ ノベル話のレビューをまとめました
ノベル195話レビュー
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