悪女を殺して 2話韓国原作漫画あらすじ

※未読の方はネタバレにご注意ください

ピッコマ（まんがアプリ）で完結している貴族社会を舞台に描かれた恋愛ファンタジー漫画『悪女を殺して』とても魅力的な内容なので、ご紹介します。ぜひおすすめです。

ここでは、あらすじとレビューを紹介します。

悪女を殺して　ノベル2話　あらすじ

まるで私に飛びかかってきそうな勢いの皇太子をヘレナが引き止めた。私はゆっくりと馬車に戻った。派手な装いのすべてが重く感じた。生まれつき心の優しいヘレナはいつも損をしているが、彼女のそばには何でもしてくれる男が３人もいる。早く死にたいと思う異邦人1人ぐらい彼女を好きにならなくても、たいして問題にはならないだろう。

夜が明けた。首を吊るのに絶好の日和だったが、それはやめた。死ねないから。首吊りに限らず、手首を切っても、高い所から飛び降りても、毒薬を飲んでも死なない。首を吊れば梁や枝が折れた。銃は火がつかず、毒は不良品なのかただぐっすり眠れるだけだった。どうやら因果律といったものが邪魔をするようだ。”話の流れ”に影響を及ぼすほど大きな事件の場合は、不運な事故だったかのように修正される。例えば他人の目の前でナイフを腹に突き刺した場合は、何者かに刺されたが急所から外れた、といった具合に。

超常現象には超常現象で対処しなければ。侍女にこっそりと、よく当たると有名な占い師を１人調べてほしいと言った。相次ぐ”事故”と皇太子からの冷遇で活気を失いつつあると気にしていた侍女は、気分転換になればと喜んだ。せっかくなので占いの館だけでなく、楽しんできてくださいと侍女は張り切って支度をした。ゆっくり楽しんできてくださいという言葉に分かったと言うと侍女は喜んだ。屋敷のみんなはエリスを愛している。エリスもまた愛していたのだろう。そうだったらいいなと思った。

街に出てみると、帝国は中世よりも近代に近かった。魔導工学が発達していて、電車が通り、街灯がともっている。ベル・エポックみたいにこの地域だけなのか。魔法使いは排除されているので、魔導工学研究者は工学者と呼ばれていて錬金術師のようであった。いつのまにか目的地に到着し、騎士がドアを開けてくれた。裏通りだが、陰気臭い雰囲気ではなく、素朴で可愛らしいものを売る平民向けの商店が並んでいた。待つと言い張る騎士に強く拒否を示すと、近くにいて用事が済み次第迎えに来ることになった。

ゆっくりと店内に入り、神秘的で輝くがらくたがいっぱいの棚に思わず手を伸ばそうとしたその時。人のものにむやみに触れてはいけない、と血のように真っ赤な髪に白い肌をした黒いドレスの占い師に注意された。「あなたが本物なら、私がなぜここへ来たか分かるはずよ」と言うと、「もちろんです。レディ・ミジェリアン。それとも、哀れな異邦人さんと呼んで差し上げるべきでしょうか？」と答えた。

驚く私を占い師は微笑みながら地下へと導いた。椅子に座り、元の世界に戻りたいと言った。しかし、占い師は、自分で魂を引き裂こうとしたのに世界が許さなかったことが魂の匂いで分かる、と言った。謎の紫色の液体を出され、それを飲み干した。すると占い師が自己紹介を始めた。私はこの地に残った最後の魔女、メディアだと。

２つだけ質問を許されたので、この地で最後とは？名字がないが子孫を残さないのかを質問した。帝国では最後という意味であること、子孫は残せるが珍しいとのこと。魔女はお互いを名前で呼び、姉妹関係にある、という答えだった。私は元の世界に戻る方法を尋ねた。お手伝いすることはできるが、大陸のむこうの姉妹たちに相談するので、半月はかかるとのことだった。

責任感を持ってもらうためにメディアが断る占い料を差し出した。命の値打ちというなら受け取っておきます。連絡のために常に鏡を持ち歩いてくださいと言われた。帰りに侍女が話していたデザート屋に寄ろうと歩いて行くと、ものすごい長さの行列であった。諦めて帰ろうとすると、バランスを崩して転びそうになったところを誰かが支えてくれた。黒い髪に、浅黒い肌。誰よりも善良な心を持ちながら、エリスが地獄へ落ちることを祈り、全神力でヘレナの命を救った大神官のフィブリスだ。

悪女を殺して韓国原作小説2話レビュー

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

リンク

悪女を殺して　の　あらすじとレビューをまとめました。

1話

3話