ドライフルーツマシン修理

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 在宅期間中に、ドライフルーツをつまもうと思い、ドライフルーツマシンを買いました。自分でドライフルーツが、作れます。フルーツをセットすると、熱風が出て、数時間で、ドライフルーツになります。

ある日、一回作ってそこそこ良くできたので、もう一度作ってみたら、なんと、全然できません。熱風が出るはずなのに、熱くない!ということで、修理してみました。

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1.   カバー外し

 まずは、分解して、どこが悪いのか調べます。風が吹き出す中心部のカバーを外してみると、ヒーターが出てきました。上からヒーターは外れなさそうなので、本体の裏のネジを外して、本体ケースを外してみます。

2.  配線確認

 配線は、ヒーター、ファン、全面のコントロールパネル、温度計からなっているようです。カバーを外したこの状態で、一回電源を入れてみます、感電には、十分注意します。

3.  動作確認

 設定温度を上げていっても、ヒーターは、やはり熱くなりません。しかし、ファンは、回っています。つまり、主電源→パネル→ファンの配線は問題ないようです。ヒーターか、温度計が問題のようです。

4.  取り外し

ヒーターと温度計の導通チェックのため、パネル内から出ている配線をそれぞれ外していきます。幸い、コネクタ受けになっていたので外れそうです。大変硬いので、マイナスドライバーを、てこのように使って外していきます。どこから外したかわかるように、写真やメモをしておきます。

5.  導通チェック

 ヒーター単体になったところで、テスターで導通チェックをしていきます。導通チェックは、配線の抵抗を測るので、基本的にパネルなどの電子部品をチェックしてはいけません。まずは、全体でチェック。導通がありません。どこかが切れているようです。ヒーターだったら厄介ですね。

 配線、ヒーター、ヒューズで構成されているので、一つづつチェックしていきます。配線、ヒーターは、問題ないです。温度ヒューズが、切れたようです。温度がなんらかの原因で上がりすぎてしまったようです。ヒューズを直しても、その原因がわからないとまた同じことが起きてしまいます。

 しかし、まずは、ヒューズの交換です。なんかかしめてあるので、少々骨が折れそうです。

6.ヒューズの交換

温度ヒューズが切れていることがわかったので、早速Amazonで、同じものを購入します。幸いにも、全く同じものが10個セットで売っていたので、また切れても安心です。

ヒューズを取り外すのですが、ヒーターの中心の基板のようなものにかしめてついています。かしめは、一度外したら付け直せないので、取り付け方法は、考えないといけません。

とにかく、ニッパーでかしめごと切り外してしまいます。

外したヒューズの配線と、同じ形に新しいヒューズの配線を曲げて切ります。かしめはないので、小さなボルトと、ナットでケーブルと繋ぎます。

配線側の圧着端子が、ボルトより太かったので、切り開けて広げます。

7.    導通チェック

ボルトとナットで固定できたら、導通チェックです。今度は導通あります。ヒーターなのである程度の抵抗は、あります。全て元に戻して、通電確認です。ヒーター熱くなりました。蓋やカバーを取り付けて、フルーツ乗せて、オン!

ヒーターは、熱くなっているようなのに、ドライフルーツができない…。また解体して確認が必要になってしまいました。

温度ヒューズを交換して、ヒーターは熱くなったのに。温風が出るはずの吹き出し口に、手を当ててみると、ほんのり暖かいのですが、風が出ていません。

8. 回転ファン修理

ヒーター修理の時の要領で、分解してみます。カバーを外した状態で、感電に注意しながら、電源を入れてみます。なんか、シャカシャカ音がしています。ファンの回転がムラがあるように見えます。そこで、ファンを外して、もう一度電源入れてみると、ファンは、ちゃんと回っているようです。しかし、モーターの軸が下を向いているのですが、ファンが抜け落ちて、床に触っているようです。それでシャカシャカ音がしていたのです。

床と擦って回転が鈍くなり、風が出ていなかったのが原因です。軸とファンの間にアルミホイルを挟んで、キツくして抜けないようにしました。

組み立て直して動作確認です。やっと温風が出るようになりました。これでドライフルーツが作れます。

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