※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかないノベル231話(漫画93話)あらすじ
エスカランテ公邸。イネス。
『セニョーラ・イネス・エスカランテ・デ・ペレス様
どうかセニョーラの不忠なしもべをお許しください。私の考えがあさかったです。セニョールに関して、ありのままを報告すべきでした。申し訳ありません、イネス様。どうか許してください。私はいつもお二人の幸せだけを願う犬です。』
ラウルは病的な完璧主義者で、どれほど急いで手紙を書こうとしたのか、彼らしくない間違いが手紙にはみられた。その後も役に立たない言葉が続いた。本編になかなか入らず、時間かせぎの謝罪のオンパレード。
『私の命は初めからイネス様のものです。そもそもラウルという私の名前をイネス様がくださった。バランという姓も私のような孤児にくださった。イネス様に会えなかったら、私は今頃街で泥棒や詐欺のようなことをして金を手に入れ、賭博に・・・』まだ謝罪は続いた。
『セニョール・カッセル・エスカランテ・デ・エスポーサの平安や幸福なんて、私には関係ありません。イネス様の夫君だから。ただ彼の幸福がイネス様の幸福につながるからです』カッセル・エスカランテがラウルにとって、こんなに大きな意味を持つ存在になっていたなんて。これほどつらつらと書き連ねた手紙では伝えきれないほど、自分の忠犬がカッセルに忠誠を二分して捧げていたことにイネスは驚いた。
『彼の意思に従ったのは・・・あえてイネス様のためよりも、もっとその方がイネス様のためでした。
セニョールの決断に従うことこそ、結局は私の主人のための道なのだと信じました。私はずっとセニョールの意思に従い、口を閉じました。だから、最終的にこのバランを許せないとしても、ぜひセニョールの心だけは知っていただき、ありがとうございます』
イネスは硬い表情で、視線を下ろした。残りの手紙を破ってしまいたいくらい、本論から逃げるように、頭を下げ、手を震わせた。しかし、再び頭をあげると手紙に視線を落とした。
『これまでお伝えしたことに嘘があるわけではありません。ただ、省略したものがあります。セニョールが侵入者から銃傷を負ったその夜・・・』銃傷。銃傷ですって。イネスが、メンドーサでの退屈を刑罰のように感じ、平穏にカルステラを恋しがり、カッセル・エスカランテのことを考えていた時に?
『その夜とその次の日の事実に基づいて報告します。セニョールはただイネス様にそのことを知らせないようにしただけではなく、怪我などしていないかのように行動されていました。日課には支障はなく、訓練も同様でした。
その夜、突然の侵入で全く警戒していなかった官邸内でさえ、ご本人の怪我を徹底的に隠したのは、おそらくイネス様がカルステラに戻ってきた時への備えでしょう。雇用者のうちの一人でも口を滑らせないかと心配されて。アロンドラでさえ知りません。止血と治療は直後に自ら行い、マソ大尉は侵入者を治療しました。現場を見たのはホセとその二人だけで、ホセもセニョールが無傷で無事だったと思っています』
あえて医者に診せなかった。あえてたったの一日も休まなかった、あのイネスにとって唯一安らげる小さく平和な二人の家で、傷を隠して。ただただ、イネスに知られないために。
以前、手の甲の擦り傷を心配した時に、心配してくれて嬉しいと喜んでいた。けれども、心配が嬉しいと言いながら、本当は彼女の心が乱れるどんな小さなことも望んでいないことはわかっていた。
『夜遅くに、2階で突然轟音が聞こえ、私たちが階段を上がる瞬間に銃声が鳴りました。そのままセニョールのもとへ急ぐと、セニョールはすでにテラスに立っていて、侵入者はテラスから落ち、セニョールによって逃走が不可能なほど怪我をしていたので、使用人たちで捕まえて閉じ込めました。数日後にエスポーサの軍兵たちが彼を連れて行きましたが、数日後自殺したそうです。
ベッドで乱闘されたのか、寝室は無残な光景で、セニョールが今回の傷だけで済んだことも奇跡に思えるほどでした。撃たれる直前に見事回避され、脇腹を切った程度でした。以前にも不発になった暗殺の試みが一度あったそうです。お二人にうち暗殺対象が曖昧で、確認が必要だったそうです』
イネスはカルデロンの狩場を思い出した。彼女が何もしらず眠っていた最後の夜。その夜が開けると、急に彼は”・・明日すぐにメンドーサに戻って、イネス”と言った。だから急いでいたのか。”確認”が必要だから。
『だからその日とても喜んでいました。彼らが少なくともイネス様を傷つけようとしているのではないということが、確認できたとおっしゃって。』
いつのまにかイネスの瞳にはひどく涙がたまっていた。
『そこまでおっしゃっているのに、どうして私がその心に反することができるでしょうか』
とうとう、手紙の上にイネスの涙が落ちた。
なんてバカなエスカランテ・・・
『だからイネス様、どうか夫君の心だけは理解しなければなりません』
理解?自分まで一緒にバカになった気分だった。悔しい。彼がなにも言わずにイネスを心配するほど、イネスも彼を心配するようになった。愛情と怒りが湧いた。すぐに彼を抱きしめ、口づけたかった。怪我をしたところを確認したかった。すぐに馬を走らせてカルステラに行って・・・。
ぼんやりと泣くイネスを見上げる顔が想像された。溢れるように笑いながら、少し口元を歪めて、”どうか泣かないで、イネス。”と言う彼が。
あのロクでもないやつを想像だけで怒りに震えた。オスカルの赤い髪を思い浮かべると吐き気がした。イネスはのどをかき、嘔吐した。それから、再びカッセルを思い出した。彼を再び抱きしめて確認したかった。
ただ、確認したかった。本当にあなたはその時ぶじだったのか、と。
この結婚はどうせうまくいかないノベル231話(漫画93話)レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

イネスがカッセルへの愛情を覚えているように、エミリアーノが来ても揺れないでしょう

ラウルの手紙・・・

ラウルもカッセルが本気であることを知っています

手紙を読んで、カッセルのところへむかうのかな?

イネス、私が殴るよ〜

オスカルの仕業だとすぐに気づきました

ブチ切れ

ホセよりもラウルが副官のようです

今、向かってもそこにカッセルはいません

馬に乗って〜イネス
わたしの感想◎忠誠心に厚いラウルからの言葉だけによりカッセルの心が伝わって、イネスに沁みますね
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
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