※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかないノベル232話(漫画94話)あらすじ
『ソル・デ・ミ・ビダ、私のイネス
おかげで午前中に無事にカルステラに到着しました。君のそばでよく寝てから馬を走らせたから、夕方になった今も爽やかな気分だよ。君からすぐに手紙がくるとは思ってもいなかったから、すごく嬉しい。
到着したら、すぐに手紙を送らなかったことを許してくれ。到着してすぐに官邸を離れなければならなかったんだ。ラウル・バランによる代筆で申し訳なかった。
イネス。私は病気でもなく、痛いところひとつ無くとても元気だよ。君に二人めの夫ができる姿なんて、死んでも見たくないからね。もちろん、私が君を置いて先に亡くなってしまうようなことがあった時に、君にずっと私の墓を守って欲しいというような意味ではなく、ただ見たくないんだ。
私は結局のところ、いつも君に幸せでいてほしいからね。君が望むように生きて欲しい。なんとなく未亡人として生きていく君は見たくないかも。君の二人めの夫よりもね。君が望むことをすべて成し遂げて生きることを、そしてそのすべての瞬間にいつも私がいることを願っている。君が私を望む限り、君に他の夫なんていらないよ。君が私を捨てない限り、粘り強く君にくっついて長生きするよ。君のそばに他の男性なんて・・・実はこの”他の男性”という文字にだけでも耐えられなくてペンを2本も折った。
だから、君が心配することは何もないと言いたかったんだ。低級で執着心いっぱいの夫をぜひずっと常従してくれ。私たちの海辺の家で。カッセル・エスカランテ・デ・エスポーサ』P.S.上司の命令で、夜明けから10日ほどカルステラを離れることになった。その間、もしかしたら私に手紙を送ってくれるかもしれないから知らせておく。私のかわいいイネス。もちろんそんなことはないだろうけど・・
「・・・」イネスは衝動的に馬に乗ってカルステラに向かう代わりに、カルステラから相次いで到着した手紙を読むと、気絶するように眠った。もし彼からの返信がなかったら、本当にカルステラに行くところだった。そして、彼がいないことを確認するか、抱きしめて去って行く彼の姿を見ることになるところだった。
イネスは夜明けに起きると、彼の手紙を何度も読み返した。この詐欺師め。なぜわざわざ”死んだら再婚してくれ”なんて言うのか。本当に大丈夫なのかと問いただしたかった。”君が私を望む限り、君に他の夫なんていらないよ。粘り強く君にくっついて長生きするよ”最初からこの言葉だけを言ってくれればいいのに。期待してもいなかったが、暗殺者の話はなかった。
それからイネスは、まるで返事を書こうとでもするように机に向かい、ペンを持った。インクをつけていないペン先が紙の上を走った。
「暗殺」「イハル」「カッセル・エスカランテ」「皇太子」「劣等感」「時期」「殺意」「動機」「二十四」「二十五」「二十六」
紙にインクのない跡が残った。ふいに思い出す。あの日のオスカルの言葉。”殺すよ。あの野郎を殺して、二度と君に触れられないようにするよ。モントールのあの野郎も・・・ああ、そうだ、エスカランテも”
「エスカランテも・・・」どうしてオスカルはその日、噂されたフェルナンドと一緒にカッセルの名前をあげたのだろう。噂好きなあの世界で、皇太子妃と皇太子のいとこの間で、噂がのぼったことなどなかったのに。ただ単にカッセルが積み上げた海軍における英雄的な功績に対するオスカルの劣等感だと思っていた。
イネスはその生涯でカッセル・エスカランテと死を初めて密接に結びつけた時代を考えてみた。しかし、最初の人生では、イネスはカッセル・エスカランテの妻ではなかった。あらためて、イネスは「カッセル・エスカランテ」に関して、彼女が知っていることはほとんどなかった。単純に彼を選んだ6歳の自分に笑われるくらいに。
記憶に関わらず、体に沿って意識が若くなるとはそんなことだった。オスカルとの結婚をわずか3ヶ月後に控えた16歳の時点に回帰した時、本当に追い詰められた16歳の少女になって、すべてを決めたように。豊かさと権力ではなく、真の愛だけのロマンにかけたのだ。前回とはすべてが変わる生涯を楽しみに。最終的にエミリアーノを愛したけれども、最初はエミリアーノがどんな男性かも知らず、これこそが私の運命を変える方法だ、と。
空のキャンパスを額に入れて、まるでガラスの上に絵を描く人のように。その絵が美しいものになり得たのは、幸運にもエミリアーノが美しかったからだ。私の力ではなく。最初から最後まで台無しだったはずの絵を美しいと勘違いしたのは不運だった。エミリアーノが16歳の妄想にぴたりと合う男性だったことも不運で、それゆえに彼を壊してしまった。美しい彼を壊し、結果、すべてが壊れた。
カッセル・エスカランテを選んだのは、それよりさらにずっと若い時だった。最も冷静ではあったが、最も若かった。もちろん後悔などない。少し経てば、決まった手順のように再びオスカルの婚約者にさせられてしまったであろうから。
「もしもカッセルが退役したら・・・」彼を殺せなかったオスカルがカッセルの退役を望んでいないはずはなかった。イザベラは不安がっていたが、カッセルは戦場よりも海軍を抜ける立場になることの方がはるかに危険な状況だ。オスカルがイネスを望むならなおさら。カッセルは、彼の祖父が上り詰めた場所にいつか上らなければならない。彼が生き残るためにも。
イネスは、オスカルのカッセルに向ける嫉妬心と劣等感が思っていた以上に、自分と深く結びついていることを確信するようになった。しかし、本質的な何かはわからなかった。彼女はあいにくと重なってしまった呪いのようなもので・・・。そこまで考えて気づいた。「・・私が、彼には呪いなんだ」
ペンを置いた。イネスは顔を覆い、つぶやいた。「じゃあ、一体どうして生きてるの?壊れたり、壊したりするだけの人生なら、なぜ再び生きなければならないの。私はなぜ・・・。私が愛するものを壊す必要があるの」
「愛」愛・・・イネスは見知らぬ言葉をぼんやり呟いた。その呪いのような言葉を。
24。25。そして26。最初の人生の終わりの歳。その時まではもう三年も残っていない。
この結婚はどうせうまくいかないノベル232話(漫画94話)レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

イネスの知らない何かがあるのかな。皇太子がカッセルに過度に執着する理由が

時間を戻しているのはイネスではないのかな

オスカル、エミリアーノ、カッセルの三人が覚えているのならば、イネスの元夫・夫は全員覚えていることになる

最初の人生を避けようとカッセルを選んだ結果がカッセルに死をもたらすなんて・・・

イネス・・・あなたの呪いはきっと解けますよ!

また、逃げちゃったりしないよね
わたしの感想◎確かに、どうしてイネスは回帰を繰り返すのだろう?イネス以外も記憶が戻りつつあるし、どうしたら終わるのかな
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
コメント