※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない277話あらすじ
カイエターナが自分の側の席にイネスを呼んだ。イネスの意図していたことのひとつに、皇后が最側近たちの席にイネスを自ら迎える光景を周囲に見せつける、というのがあったがそれが実現された形だ。ヤルガバ侯爵夫人が共に座り、イネスの装身具にまで関心してみせた。カッセルがエル・タベオの宝石店の商品をまるっと買い占めた話がされ、イネスが記念日でもないのにメンドーサ中の武器を購入したという話も出た。
親しみやすい会話の一言一言にイネスは嫌気がさしたが、慣れたものだった。カイエターナが実家エスカランテを誇りたいだけに、もともとイネスの良い方向に話が進むと予想してはきたが、彼女の嫁を虐めたいという本能のせいなのか、予想以上にイネスに対して急進的な好意を見せてきた。イネス皇太子妃時代にイネスに圧を与えるためにアリシアを持ち上げたのと同じようなことだった。アリシアを押しのけて信者を集めるのは不本意ではあるが、自分の手が届かないメンドーサのあちこちにまで勢力を振るう友人が、今のイネスには必要だった。彼らの夫まで巻き込めるならなおのこと。
カイエターナがイネスの帽子の試着を望んだ。親しげに帽子を差し出すと、背後に控えていた侍女のレジーナが鏡を用意した。カイエターナは満足そうに姿を映し、イネスのドレスについても質問した。カイエターナは、幼い頃に父であるカルデロン提督について軍港を歩いて周ったときのことを思い出すと口にした。帽子ひとつ借りただけで、一気に港の令嬢にでもなった気分になれるなんて格別だと喜んだ。
イネスは自分よりもよく似合っているので、どうか返さないでくださいね、と声をかけた。セニョリータたちから嫉妬されたらどうしようと言うカイエターナに、イネスは知ったことではないとばかりに肩をすくめて見せると、カイエターナがにっこり笑いながらイネスの頭の上に帽子を返した。その親しげな様子に周囲の人々は釘付けだった。
カイエターナとヤルガバ侯爵夫人によるイネスへの称賛が続いた。ヤルガバ侯爵夫人はカッセルがプレゼントしてくれた装身具を目利きしたが、イネスにしてみたらヤルガバ侯爵夫人こそ自分にとって最適な装身具だった。人々の眼に映った光景は、後々まで彼らの頭の中に印象深く残っていることだろう。イネスは、侯爵夫人が今日は特に自分を可愛がってくださいますね、と明るく笑った。
実際、目の前の人々に対してどれほど気持ちが悪く感じて、嫌悪感を抱こうとも、オスカルへの憎しみとは比べ物にならず、汚い手によって再び奪われようとしている自分の人生を思えば何でもなかった。今は皇太子妃の時以上に強い求心力と影響力が必要だった。イネスの思い通りに振り回されながら、その全てが各々が自発的に行ったことだと勘違いするほどの。そうしたら、オスカルが何らかの言い分でイネスを引きずり下ろそうとしても、すべておかしなデタラメにすぎないと信じさせることができるだろう。
イネスは皇后の侍女たちの中から自分に注がれる視線を感じながら、カイエターナにドロレスの不在について尋ねた。ドロレスとミゲルの婚姻話は、何の進展もしていないにも関わらず既定の事実であるかのようにメンドーサを騒がせていた。ヤルガバ侯爵夫人が噂が噂だから・・・と口にし、「恥ずかしがり屋」のドロレスの味方をした。ミゲルこそ知ったら耐えられないであろうに、ドロレスが恥がどうのという話にイネスは腹が立ったが、噂が過度に流れていることには不自然さを感じてはいた。
皇帝がエスカランテ公爵に出した強引なテストは、果たして以前の生でも存在したのであろうか?皇太子妃時代の「あの時」と「今」が同じだと、あるいは違うと、確信できる根拠はイネスの頭の中のどこにもなかった。カイエターナはやっとドロレス本人は婚姻を承諾したことをイネスに伝え、ドロレスがイネスのように落ち着いていないせいで貴重な時間を無駄にしたと不満を漏らした。ミゲルの状況は相変わらず良くないため、時間がかかっているのはドロレスのせいばかりではないですよ、とイネスは応えた。
イネスは、アリシアが遅れてやって来るのを目にすると、ドロレスの気持ちが可哀想で気になるから話をしてくる、と言いながら立ち上がり、皇太子妃に当然のように席を譲ってみせた。すぐに侍女のレジーナが付き添いを願い出た。豪華な小屋を出て馬車に乗り込むと、続いてレジーナが乗り、扉がしまった。その途端、イネスが顔つきを一変させてレジーナに向かって冷たく言葉を放った。
お前の仕業なの?
この結婚はどうせうまくいかない277話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

私、今すごく驚いた!!!イネスは腹心が一体何人なの???

と・・・鳥肌・・・

イネスの諜報員みたいなものだったの?!

イネス、とてもかっこいい

何するの?イネスとレジーナは知り合いだった?

え?え?レジーナ・・・イネスの人だったの?ところで何故、イネスの意思とは反対の行動をしたのだろう?二重スパイか?オスカルの配下でイネスの横についてる?

皇后は実家に情があるの?家系を巻き込むことを決心したんだね。気性の悪い私生児を入れて、甥っ子たちを次々と殺すことを決めたようだ
わたしの感想◎愛する甥っ子とか可愛がっている甥っ子、って度々出てくるけど、カイエターナはミゲルの心への想像力が足りないんだよね・・・ドロレスの気持ちもミゲルの気持ちも軽んじるんだよね
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
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