※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない281話あらすじ
イネスはまるで自分の手にガラス片が刺さったように青ざめた。カッセルはミゲルが自傷するのを止め、暴れるミゲルは何度もカッセルを攻撃した。カッセルは反撃せず冷静に、落ち着いた顔つきでミゲルを抑え込もうとし続けた。成人男性二人の体がぶつかり、巨大な円卓は揺れ、銀食器がぶつかり、落下し、もはや全てがめちゃくちゃだった。
怯えたイザベラが公爵の腕に顔を埋めてすすり泣いた。公爵はイザベラを部屋の隅に退避させると、棒立ちしているイネスを引っ張って、自分の後ろにガードした。公爵が大声でミゲルの名を呼んだ瞬間、ミゲルがカッセルに押し込められたままイザベラのワイングラスを高く掲げた。イネスが止めようとする。それよりも早く、公爵が止めにいく。同時にカッセルがミゲルの手からグラスを取り上げて後ろに投げた。その手にはまださきほどの大きなガラス片が突き刺さったままでイネスを驚愕させた。
公爵がミゲルを叱り、カッセルはミゲルを抑え続け、ミゲルが悪態をついて自らを傷つけようとしていた。公爵は、後悔が残るのはわかるし、まもなく未来の伴侶で自分を愛してくれていた子に、死ぬ前に一度も会えなかったことがツライのもわかるとミゲルに言った。しかしそもそも、ビビアナはミゲル自身が選んだわけではない。新しい縁談となにが違うのか?まだ20歳にもならないし、可愛い妻と長い人生を過ぎたら、今回は一時の出来事でしかなかったとわかるだろうと。
なにが違うかって?とミゲルは聞き返した。ビビは世の中の誰とも違う。何一つ違わないなら、一つも差がないなら、生きているビビを自分に返してくれと言った。それが出来ないなら、二度とクソみたいな結婚話をしてくるなと。泣いているような声なのに、顔は失笑していた。
父である公爵を問い詰めるミゲル。いくらで自分を売ることにしたのか?ビビの墓から出てやっと数十日で、新しい婚約話?ドロレス、あのクソ女を抱く条件でエスカランテに何をもらう気か?と。
お前の兄のためだとしても嫌か?公爵がミゲルに尋ねる。イネスには、公爵が疲労感に耐えかねるかのように肩を落とすのが見えた。そして言葉を忘れた様子で怒るミゲルの顔も。そして次に・・・そんな必要はない、と否定するカッセルの落ち着いた顔を見た。とうとう公爵は、皇帝がエスカランテが長男を戦場に差し出すか見守っている最中だと言葉を吐いた。命を差し出すかどうかが皇帝のテストであり、それを免れるためには別のテストで証明が必要なのだと。
イネスには初めて聞く話ではなかったし、カッセルがラス・サンディアゴ征伐とともにその次の戦争にいたるまで参戦してから引退することになる事実も知っていたのだが、イネスは今この瞬間、身を削られるような現実感に襲われた。イネスがまったく知らないうちにすでに決定を下した夫の顔と、彼が行く場所が「死ぬ場所」以外のなにものでもないという義父の声。この戦争は以前とは明らかに同じで、違った。戦争の因果も、参戦のきっかけも全部違っていることだろう。イネスは以前とは違う形で物事が流れたこと、知識は負担を少しも軽減してくれなかったことを実感した。カッセルが、もうすぐ、そこに旅立つ。
公爵がビビアナの死は残念ではあるが、このように良い面もあると言い出し、ミゲルの琴線に触れた。そうだろう、ビビアナが死んで良かったなどと言う父親を持つ息子のもとに彼女が嫁がずに済んでよかったと自分も思うとミゲルは言ったかと思うと、奇跡とも思える力を発揮して、相変わらず抑え込まれていたにも関わらず、ミゲルはナイフで自らの腕を刺した。続けて、そのナイフで首の横を切ろうとした。そのナイフは止めに入ったカッセルの腕を切ってから床に音をたてて落ちた。
イザベルが悲鳴のような声をあげて、ふらふらと走り寄った。カッセルは手と腕の怪我でミゲルの制圧が困難になると、ミゲルの体を思いきり蹴り倒した。すぐに騎士たちが飛び込んできて、抑え込んだ。死のうとしたのかと怒鳴る公爵に、ミゲルは目立つ傷を体につけて婚事を延期しようとしただけだとカッセルが言った。
カッセルは、ミゲルは自分の代わりに参戦して戦場で死のうとまで考えたようだと言い出し、ミゲルには自分の代わりなんて務まらないこと、ドロレスと結婚してもすぐに捨てられるか初夜に純潔を守りナイフを振り回さなければ幸いな状態だから、ミゲルはこのままにしてくれと公爵にきっぱりと言った。カッセルの視線がイネスまで届いた。
イネスは耐えきれず、イザベラのことを侍女に頼むと、振り返らずにダイニングルームを出ていった。背後でドアが閉まる瞬間まで、カッセルの視線を感じながら。
この結婚はどうせうまくいかない281話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

あの皇家をなんとかしなければなりません

とても悲しい・・・エスカランテはどうしてこうなったのか

トップが腐っているからね

お互いを愛する心がお互いに傷を与えてしまうこの全ての始まりの皇帝と皇后。そして汚いあいつ

はあ。お互いのための心を守ろうと戦う・・・カッセルもミゲルも、父の気持ちも全部理解できる

義務と責任感

血が噴出する兄弟愛。その中で胸が張り裂けるイネスと父、母。

ドロレスと結婚しても、オスカルによって、カッセルは出征するだろう

ミゲルが結婚したら、皇太子が父を殺したりしないかな???

ミゲルの悲しみの深さがわからない。青少年期の義理と反抗がまざっている?

息苦しくて見てられないよ!
わたしの感想◎カッセル、イネスに話していなかったよ〜。すごく悲しい。イネスはイネスで頑張っていたのに。これがエスカランテ家のV字谷の最下部で、これから上がる一方だといいな
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
282話
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