※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない326話あらすじ
イネスは極めて真心のこもった口調でカイエターナに甘い言葉を囁いた。心地よいお世辞を口にする者は多々いるが、恥ずべき家の内情を共有する「家族」が語る言葉は、聞き手にとって心休まる真実となった。人生を何度繰り返しても、イネスにとってカイエターナは家族だった。今回異なるのは、彼女が非常に有用であるということだ。
カイエターナは疲れ切った様子で、自分をわかってくれる者はイネスしかいないと嘆いた。ヤルガバ侯爵夫人は皇后から疑いをかけられ、皇后自身も心の余裕を失い友人たちへ毒を吐いていた。イネスは形跡を残さず各々の足元へ火種を撒き、自分が動かしやすい女性たちを徐々に皇后の側近へと送り込んだ。それと同時に、皇后への敬意を失った女性たちを一人ずつ拾い上げていった。
『何が起きたのか』状況の理由を、イネスは最初から最後まで把握していた。数日に一度、カイエターナは夜に愛人が囚えられている監獄へ出入りし、昼には子供たちに魂を抜かれ、ドロレスの想像を超える悪行に腰を抜かし、死をさまよった弟を案じ、皇帝と衝突した。その間ずっと、カイエターナが自分にしか頼れないよう仕向けたのはイネスだった。
ドロレスはあれほど恥辱に感じていたミゲルとの婚談を逃すと、乱心ぶりを見せた。分不相応な立場への自覚まで一気に突きつけられたことは多少不憫ではあるが、それが本来のドロレスの立場だった。それでもまだ、足りないくらいだが。たとえ世界中の誰もがカイエターナを憎んだとしても、ドロレスだけは決して憎んではならないことを、彼女はまだ理解できていないのだ。
カイエターナが報われない施しと行き場を失った愛に彷徨う姿は、イネスにとって実に愉快な光景だった。前前世において、自分が死ぬことでつけた火で彼女がどう焼け死ぬか見届けられなかった未練が、ようやく晴らされた気持ちだった。常に鼻持ちならないあの一生の中で、これほどまでに彼女を追い詰めた者がいただろうか。海を支配したカルデロン・エスカランテでさえ手を焼いた娘だった。皇帝ですら成し得なかったことを自分が成し遂げられたと知れば、ドロレスもあんなに絶望する必要はなかっただろうに。
イネスは泣きながら縋りつくカイエターナを優しく抱きしめ、ドロレスもいずれ真心を分かってくれるはずだと囁いた。実際は、あの愚かな小娘が死ぬまで知るはずもない、かつての良好な関係に戻ることなど、決してあり得ないと思いながら。彼女を慰めるように、イネスが皇太子の話題を出すと、カイエターナはオスカルは自分の息子だが結局は皇帝になる身だと突き放した。カイエターナは、常に念頭に置き大切に育ててきたが、十歳の子供が時には父親よりも気難しく感じられたと語った。
ドロレスはオスカルとは違ったそうだ。幼い頃のドロレスを抱いていると、時々自分がごく普通の女性になったような気がした。もし皇族に生まれていなければ、これほど平穏な気持ちで生きられたのかと。時として実の子以上に我が子のように思えた。だからこそ、あんな恩知らずな子に対して今も申し訳なさを感じているのだと。
自分勝手で利己的なこの女の口から、夫の隠し子を正式な嫡子として迎え入れなかったことを悔やむ言葉が出てくるとは。わが子だから。人間には実に滑稽な側面がある。他人の子供なら、その母親の目の前で虫けらのように踏みにじることができるというのに。イネスは、前前世で自身の母親を前にわざと自分に屈辱を与えていた瞬間のカイエターナの顔が、どれほど純粋な喜びで輝いていたかを思い出した。
自分の娘に対し、子供も産めない不良品なのだから皇室から何を言われようとさっさと膝を屈するのが身のためだと言い放った母オルガ。あのオルガ・ヴァレスティナでさえ、そんな瞬間だけは苦しかったに違いない。カイエターナがオルガを頻繁に側に置いたのは、それを見守ることがオルガにとって苦痛だと分かっていたからだ。そしてその苦痛こそが、彼女にとっては至上の悦びだった。
皇后の寝室の前で待っていたアリシアが、カイエターナに肩を貸して歩いてくるイネスを見つけ、わずかに眉根を寄せた。イネスは好意のこもった眼差しで見つめ返し、イネスがオスカルの妻でいてくれたらと口にするカイエターナに、自分はカイエターナやアリシアのように一生重責を担う自信がないと語った。カイエターナは、イネスですら器ではないと言うならバルカの小娘がどうやってあの場所に居座るつもりだと皮肉った。イネスはアリシアほどオスカルにお似合いな方はいないと持ち上げた。
イネスは立場が人を作ると述べたが、カイエターナは人も多少は立場を作るものだと応じた。挨拶の終わりと同時に、アリシアはごく自然に割り込み、イネスに代わってカイエターナを支えた。驚くべき度量で自分を夫の愛人に据えるつもりだなどと言いながら、自分に一抹の関心もない姑と一緒にいる姿を見つけるたび、アリシアはまるで夫のベッドで見知らぬ裸の女を発見したかのような顔をするのだ。
あんな調子では、たとえあの呆れた夢が叶ったとしても、まともに目を開けて見ていられるか怪しい。イネスは軽く舌打ちをし、ある侍女の姿を思い浮かべた。自らの手で夫にあてがいながら、結局は怒りに耐えかねてアリシアが苛烈な暴行を繰り返したという女。ルシアーノが救い出したその黒髪の女は、宮中から追い出される際、顔半分が痣だらけだった。さらに胸や尻には、夫の手が触れたことが許せないと言わんばかりに小さな鞭で『罰』した痕が刻まれていた。
その偽りの侍女がイネスの身代わりに立てた存在であることは容易に想像がついた。結局それは自分をあんな風にしたいという欲望の現れなのだろうとイネスは思った。ついには供給元を捕まえられ、慎重さも欠いたまま汚らわしい薬にまで手を出し始めたアリシア。
アリシア・ヴァレンザの口にその薬を放り込んでも何の意味もないことは、彼女に捨てられた侍女が断言していた。少なくともその侍女がいた間、侍女との情事の後に意識を失った皇太子が事故のように妻を抱いたのはたった二回だけであり、その二回とも酒を飲んでいないアリシアの凄まじい熱意によって成されたことだったと。
あの汚らわしい薬を流し込むべき相手は、恐れ多くも自分の愛するオスカルを愛さない女。イネス・エスカランテ、ただ一人。だとしたら一体いつになるのだろう? イネスはまるで他人事のように口元に笑みさえ浮かべて考えた。いつだって同じだ。悪意に満ちていながら、それを隠す余裕すらないほど反吐が出る。純真な狂信者アリシアのすることなすこと、すべてが中途半端だった。いくら望んだところで一時ですら手に入れることはできない。何から何まで前だけを見て突き進むのに精一杯で、自分の尻尾がどれほど長く伸びているか振り返って確かめる余裕すらないのだから。
イネスは、ふらつく皇后を不器用に支えながら、扉の内側へと押しやられたアリシアを見守った。カイエターナの顔色を必死に伺っていたその瞳が、ふいに毒を含んだような光を宿してイネスを凝視したかと思うと、何か勝ち誇れることでも思い出したかのように歪んだ。あの忌まわしい薬のことか、あるいはそれ以外にもよほど頼りになる何かがもう一つあるのか? カイエターナの言葉は時として正しかった。地位が人を作ることもあるが、稀に人が地位を作ることもある。
あれは間違いなく、誰にも取って代わることのできない、狂ったアリシア・バルカだけの居場所だわ。イネスは閉まりゆく扉に向かって優雅に一礼すると、冷ややかな表情で素早く背を向けた。同じ理屈で、ある地位が人を破滅させることもあれば、人がその地位を台無しにすることもある。放っておいても、いずれ自分からその座を汚すような手だ。この手で共に壊してやったとしても、何ら悪いことはないではないか。
この結婚はどうせうまくいかない326話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

すでに長い尻尾が踏まれました

厚かましさには際限がありません

イネス、あなたも口に入るすべてのものに気をつけてください

いや、危ないよ。火の景色が面白くても、あまり近づきすぎると燃えて死んでしまうよ・・・

不妊薬、早く気付いて

ドキドキするよう

すべての破滅が迫っていますね

しかし、アリシアは度を超しすぎるよ
わたしの感想◎アリシアが仕掛けてることは、普通なら手を出さない領域だけに、心配でたまらないです
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
327話
コメント