※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない330話あらすじ
フアンは新聞を見ながら、息子が祖父にそっくりだと独り言を漏らすと、イネスが、案外カルデロン様も美男子だったのですねと即座に返答した。彼は回復途中でいまだに散歩すら体に障り、イザベラは社交で多忙を極め、ミゲルは正気に戻るやいなや訓練に明け暮れていた。イネスは義父の退屈を不憫に思い、しばしば差し向かいの時間を作ろうとした。
彼女はカッセルの容姿を自慢げに語り、フアンの若い頃の肖像画と比較したが、カッセルには到底敵わないと断言した。フアンは苦笑しながら、十数年もお互いを見て見ぬふりをしてきた二人の変化を思った。
目の前のイネスは優雅に義父のリンゴを盗み食いしていた。先日、書架から最高級品シガーを盗み出し、カッセルに横流しした際には、十数日経った頃に、まるで購入した商品の支払いを失念していたかのように大粒のダイヤモンドのイヤリングを代金として差し出してきた。まるで、最初から何も盗んでなどいないように。フアンが何のことか理解しないままうっかり代金を受け取り、箱を開けた途端、イネスがイザベラに似合いそうと言い出し、そのままそれをイザベラに渡してしまった。だが、そのイヤリングは妻に実によく似合っていた。
公爵から見たイネスは、わがままでありながら気品があり、落ち着いているようでいて激しさも秘めている。情け容赦ないかと思えば、意外なほど細やかな気遣いを見せたりもする義娘だった。
イネスは数日に一度、カッセルの活躍を報じる新聞記事を切り抜いて貼り合わせ、誇らしげに差し出してくれるのだった。フアンは最初こそ彼女の豹変に戸惑いつつ感激していたが、息子への深い愛情があることを理解するようになった。フアンは知っていた。幼い頃、カッセルは知らんぷりをしながら密かにイネスの黒髪を探していたのを。一方、イネスは無関心を貫きながらも、天性の才能でカッセルを思うがままに操っていた。そんな彼女が、今や夫のために盗みや扇動さえ厭わず、社交界で完璧な『エスカランテ像』を作り上げようと奔走していた。
カルステラでたった一年ともに暮らした経験が二人をこれほど変えたのかとフアンは思った。考えてみれば、ただ一生を語り合う時間なんて、肌を寄せ合って過ごす数日間には及ばないものだ。フアンもイザベラとの新婚時代がそうであったからこそ理解できた。親が決めた相手、親が決めた婚約者、穏やかな婚約者ーそのすべてが『イザベラ』に集約される瞬間を。
イネスは図々しく、盗み食いの自覚を認めながらも恥じる様子はなかった。やっと最後の一切れを差し出すイネスに全て食べるように促し、フアンは新聞を見ながら、カッセルが祖父カルデロンに似ていると述懐した。フアンは、自分が出来のいい父を持つ平凡な息子だったこと、父の口癖は「息子がもう一人いれば、無意味な期待と失望を繰り返さなかったのに」であったことを語った。軍人になる適性がなかった彼は、カルデロンの影から逃れるためメンドーサで権力を築こうとした。そして姉カイエターナの意地を通させ、彼女を本来あるべき場所に戻し、自分なりのやり方でエスカランテの主になろうとしたと。
フアンは続けた。カイエターナはもともと皇子たちからの求愛を一身に受けていたが、清廉なエスカランテを望む父が縁談を断り続けた。しかもカイエターナは欲深い子だから、人の上に立ってはならないと口にしてもいた。彼女が唯一愛した先皇の皇太子、幼馴染で長年の恋人だった彼との縁談も、七年待った末に完全に引き裂かれた。三日三晩父の前で跪き縋り付いたカイエターナは、正気を失いかけた。
フアンは今なら父が正しかったとわかるが、父自身は死ぬまでその決断を後悔していた。恋人だった皇太子が目の前で別の女と結婚する姿を見て以来、カイエターナは父を憎み、父はひ弱な息子よりも愛していた娘を失った。ある日、彼女はわざと愚かな皇子を選んでその寝所で朝を迎えた。カルデロンの娘婿となった皇子を巡り、エスカランテに政治的野心があると周囲から疑われる隙を与えてしまった。皇太子の義父になることよりもよほど厄介なことだった。皇太子との婚儀を七年も拒み続けたのもそれが理由だったのか、と疑われて。父自身も墓穴を掘ったも同然だと言っていた。
当時の皇太子は狂ったように荒れたよ。カイエターナは結局他の女と結婚した皇太子を憎み、望み通りに今の皇帝と結婚した。だが、フアンはその手助けを後悔していないと言い、どの皇子も皆愚かだったからと吐き捨てた。カルデロンはカッセルを格別に可愛がり、彼がエスカランテを継いだ姿の想像を死ぬ瞬間まで抱いていたという。その言葉を聞いたイネスは、フアンの存在が黙殺されたこと、カルデロンは決して良い父親ではなかったことを思った。おそらく父が想像していたすべてのことが今起こっている、と口にするフアンにイネスは、新聞記事は閣下の心を煩わせているのではないか、と確認した。フアンは、まさか、と答えた。イネスの誠意も嬉しいが、なによりあの子の無事が証明されることが喜ばしいと。
フアンは父に生涯理解されなかったが、カッセルが生まれると、軍人ではなくてメンドーサで揺るぎない後ろ盾となる父親が必要だと父も認めてくれたのだと語った。ただ、今病床に伏していることが申し訳ないがと。イネスはカッセルが父の葉巻を楽しみ、父が生きているだけで十分だと思っていると慰めた。そして冗談めかして、若い頃の肖像画を比較してみたが世代を追うごとに容姿が進化していると言い、カルデロンよりフアンが勝っているし、おそらく自分の息子はカッセルよりさらに美男子になるだろうと言って、フアンを笑わせた。
フアンは咳き込みながら笑い、イネスが心配そうに侍女を呼んだ。彼は微笑みながら、もう時間が残されていないことを告げた。カッセルの帰還まで持ち堪える自信がなく、すべてを譲ってイザベラとエスポーサへ行きたいと語った。イザベラにとってエスポーサが忌まわしい場所でないと教えるための時間が必要なのだと。
イネスは、フアンが発作で倒れる直前にオスカルがそばにいたこと、本当はすべてを覚えているのではないかと問い詰めた。フアンは厳しい表情で言葉を遮った。彼は真実を墓まで持っていくつもりだった。エスカランテを傷つけないために、ただ平穏を保つために、姉をどうすることもできず、すべてを闇に葬ろうとしていた。オスカルがもはや帝位に就ける器でないことも知っていた。
イネスは断言した。フアンはもっと長く生きるはずだと。真実を葬る墓などどこにもないのだから。彼女は死を覚悟した者の無力感を知り尽くしていた。ただ自分に残された人々を思い、その人たちのためにと思えば、自分のためには何もしないことさえ厭わない、そんな感情も。しかし同時に、オスカルの手の届かない場所にある彼の運命も知っていた。フアン・エスカランテはまだその時ではなかった。
たとえ戦場のカッセルは助けられずとも、私を助けてくれることはできます、イネスは言った。
この結婚はどうせうまくいかない330話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

シガーも盗み、リンゴも盗み、義父の心も盗んだ大泥棒イネス!!!

フアン、長くお生きください

今や義父とも友達になったイネス

この組み合わせは、とっても可愛いらしいですね♡

そんな弱いことを言う時ではありません!!!

カッセルの頼もしい父親になるには、その場を守っていただく必要があります

カッセルがあんなにうまく大きくなったのは、こうした両親がいるからのようですね

フアンとイザベラはかっこよくて、そこに可愛い嫁がいます

息子を奴隷のように扱っていた冷美女はどこへ行ったんだ!?おかげでカッセルは幸せです。イザベラは予期せぬイヤリングを貰い、幸せです

結局、シガーの代金は受け取っていないってことじゃ・・・

こんなイネスをどうして愛らしいと言わずにいられようか

いやあ、フアン公爵はあんな冷酷で無情な父親の下で、歪まずに成長したんですね

では、カイエターナは元カレの皇太子ではなく、愚かな夫を皇帝にしたのですね?

フアンよりカッセルの方がかっこいいです!!!カッセルよりイネスの息子が!!!ますます進化するエスカランテの外見!会いたい!!!!!優しいお父さんカッセルにも会いたい!!!

カイエターナも、かなり可哀想ですね…愛する人とは父親のせいでつながることができません…皇后の座だけでも奪えて、死ねずに生きているんだね….それで、夫が外で産んだ娘…愛情で育てましたが結婚問題で意地悪なことをするって。どれほど息苦しかったのでしょうか…..
わたしの感想◎イザベラにあげた大粒のダイヤモンドのイヤリングって、まさかカルステラでカッセルがくれたイヤリングではないよね!?と気になってしまいました。義父とイネスの会話はかなりほっこりです
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
331話
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