※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない348話あらすじ
カッセルの祖父に会った頃はまだ一介の領主にすぎなかった、オルランドは良き時代だったと懐かしげに語った。カッセルは無表情のまま、その時はまだ両腕が揃っていたのだろうと返し、カトラスを握る手首を回した。オルランドが片腕を失ったという噂は一度も耳にしなかったと告げると、老人はこうして惨めに身を潜めているのだから秘密は守れとオルランドは大げさに応じた。カッセルは肩をすくめ、配下の領主や船長に言いふらしてやると嘲った。すでに誰かに船上反乱でも起こされ、腕を切り落とされたのではないかとほのめかしながら。
実際それ以外に納得のいく理由はなかった。密告者のハイメですら片腕喪失を知らず、他の領主にも不審な動きはない。だが、もし大領主が腕を一本失った身だと知れれば、領主たちはオルテガより先に大領主を叩くだろう。混乱こそが好機であり、地位と領土を奪う絶好の機会なのだ。ドブネズミのように身を潜めていた理由がよく分かったと言うカッセルに、オルランドの顔が歪んだ。それが正解だという意味だった。ラ・マンチャの船長が一介の船員に不覚を取ることは最大の羞恥だった。それは、部下に尊敬も恐怖も抱かせられなかったという証拠になるからだ。
忠実な飼い犬たちに頼り存在を隠してきたが、切り落とされた腕は戻らない。姿を見せない頭領に船員たちはやがて背を向け、領主たちはハイエナのように群がる。オルランドはその腕を失った瞬間、すべてを失う運命にあったのだ。だからこそ沈みゆく船の底で王のように座り、失うものなどないという顔をしているのだろう。だが、カッセルが知ったことではなかった。大領主が死んでもまた別の者がその座に就くだけだ。そんなことになる前に、オルテガ海軍の真の狙いは、オルランドの「名」が統治者として君臨しているうちに息の根を止め、ラス・サンディアゴ諸島もろとも差し出させることだ。今、この手で。
人望がないなら道理だと毒づくカッセルに、カルデロンが生き返ったようだとオルランドが笑った。祖父にそんなに会いたいのかと返すと、墓から掘り起こしてもう一度ぶち殺したいと老人は言い放ち、代わりに貴様を殺すと応じた。椅子から巨体を起こすオルランドを見据え、カッセルはカトラスを握る手に力を込めた。192センチあるカッセルさえ圧倒する2メートル超の巨漢が、壁から掴んだのは細身のレイピアだった。エスカランテの孫が船乗りのようにカトラスで攻めてくるとは想像しなかったと呟く老人に、貴族ごっこを楽しみたいのはそちらだろうと返すと、お前の皮膚を切り裂けるものなら何でもいいとオルランドの顔つきが豹変した。
左手でレイピアを握り直し地面を蹴る。元々両利きであることを差し引いても、老人とは信じがたい力と速さだった。カッセルは左手の負傷を見抜かれ、左右から飛ぶ刃を防いでいると上からの一撃が放たれる。カトラスの腹で受け流し身を翻した。オルランドのレイピアは突きに特化した通常と異なり、あらゆるものを斬り裂ける鋭利な刃がつけられていた。重い一撃で壁際に蹴り飛ばされたが、カッセルはその隙を突いてカトラスを振り抜いた。優位に立てば油断が生じる。今度はオルランドが間一髪で剣筋を逸らした。本物のマヌケよりはマシだろうと不敵に笑うカッセルを睨み、オルランドは船室の扉を蹴破って外へ出た。カッセルは舌打ちをすると、その後を追った。
回廊で狭い隙間を縫って突き刺してくるレイピアの攻撃をかわし、カッセルが下から斬り上げると、オルランドの袖が血に染まった。カッセルは皮膚を掠めた程度かと舌打ちし、死を待つ老人から最後の腕まで奪うのかとうそぶくオルランドに、足ならまだ二本あるじゃないかと返した。上甲板へ続く階段で一気に距離を詰め、カトラスをオルランドの肩へ振り下ろす。あえてカッセルが晒した脇腹をオルランドのレイピアがかすめたが、すでにカトラスは喉元を連続して掠めた。オルランドは九死に一生を得た幸運を逃さず、上甲板へ飛び上がった。その様子を見て、本当に足一本になっても図太く生き残りそうだな、とカッセルは考えた。
オルランドは、オルテガ海軍と海賊たちが入り乱れる乱戦の渦中へと飛び込んだ。大領主の姿に海賊たちが歓声を上げる。狙撃兵に合図を送り、彼を追うカッセルに海賊が襲いかかったが、弾丸とマウリシオらの剣で瞬く間に排除された。オルランドは死体から斧を引き抜き、カッセルの祖父が晩年に足を失ったように勲章をくれてやると宣告した。カッセルは淡々とカトラスを構えた。もはや銃を装填する暇もない距離だった。
狙撃兵の銃撃を避けながらオルランドが突っ込む。カッセルがその斧の柄を切り落とすと同時に、柄を握っていたオルランドの拳が頭部を襲い、カッセルは首を捻ってかわしオルランドの脇腹を切り裂いた。斬られてなお自覚のない狂気の瞳。カトラスがオルランドによって弾かれたが、カッセルは間髪入れずに腰の指揮棒を抜くと、オルランドの胸を突き刺した。と同時に、オルランドの重い蹴りがカッセルの腹部を捉えた。
胸の出血を押さえながら船べりへと飛び上がるオルランドをカッセルは追った。装填時間を計算するように狙撃兵の合間を縫い、危なくなるとカッセルを盾にする老練さは健在だった。カッセルの銃から身を守るために部下を弾除けにするという無様な醜態をさらしていた男は、ついに狙撃兵の死角へ飛び込み、カトラスを拾い上げ突進してきた。どうせ死ぬのになぜ足掻くと問うカッセルに、海の上では『どう死ぬか』が重要だと答えた。
重い刃を危なげなく回避し、カッセルは指揮棒でオルランドの手首を貫いた。カトラスを奪い取り、そのまま彼の腹部を突き刺す。おそらくオルランドの両腕がまともなら自分も似た末路だっただろうとカッセルは思った。イネスに射殺されても文句は言えないような、無様な姿を晒していたに違いない。
オルランドは血を吐き戻しながら嘲笑した。価値がある、結局はまたエスカランテかと。カッセルが慈悲もなく再びカトラスを突きつけたその瞬間、オルランドが串刺しの手で刃を掴み、死に際の力で自らの腹へ深く突き刺した。執念深く自重をかけカッセルを船べりへ押し込み、オルランドの手首を貫通していた指揮棒の刃がカッセルの肩をも貫いた。腕のない方の肩で柄を押し込みながら、自らの手首がさらに裂けることも厭わず高笑いした。
お前がカルデロンの孫で本当に良かったと、血まみれの口を釣り上げて老人は笑った。このままお前の命を握りしめて死ねるなら・・・と途切れがちに告げる老人の目を、カッセルは冷静に見つめ返した。死を前に名誉に酔いしれる老人に関心を示すことなく、この状況を打破するため、腹を貫いたカトラスの柄を掴んで押し戻すと、カッセルが老人の首を絞め上げ甲板へ投げ捨てようとしたその時――銃声が響いた。誰かが切羽詰まった末に放った一撃がオルランドの頭部を貫いた。死体の重みがカッセルへ一気にのしかかり、保っていた均衡が崩れ、二人は海へ叩きつけられた。
激しい潮流に引きずり込まれ水底へ沈むカッセルは、しがみつく死体を振りほどき肩の指揮棒を抜いた。指揮棒を介してぶら下がる巨漢は海底まで道連れにする死の重荷でしかなかった。視界が暗くなっていく。海面を目指して動かしていた腕が鉛のように重くなっていった。肺に残ったわずかな空気にイネスの名をのせた。遠くに人魚の姿を認めた気がした。カッセルは奥歯を噛み締めたが、やがてその瞼は静かに閉じられた。
この結婚はどうせうまくいかない348話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

祖父と同年代の腕のないおじいさんに対して、こんなにも苦戦するとは・・・。腕が二つともあったら、男主人公が死んでいたんだろうね

海賊王は誰でもできるわけではないんだね

敵ですが、オルランドもとてもかっこいいです。少なくとも、オルテガ皇帝や皇太子よりも首領らしいカリスマ性にあふれています

このシーンのために、ビルドアップを・・・。しかし、現実味が薄れてしまいました

だめだ!だめだ!!!

カッセル、君が生きていてもあんなに怪我をしたから、イネスの手で死ぬんだよ。でも、生きなきゃ

ああ、だから戦闘シーンが伸びるのが嫌だった

カッセル!頑張れ!しっかりしろ!!!

あ、カッセル。銃でも撃て。言葉を発する前に銃でも撃ってみろ

あの人魚・・・誰?イネス?

死んでも死なないって言ったでしょ

こんなことになるなんて、不安だ。海賊王がきれいに死んでくれるなんて

結局、肩を怪我しちゃった。イネスに叱られそうだ

はぁ、息が出来ないな・・・

どいつが撃ったんだ!!!
わたしの感想◎あああ、心配していたことが・・・でも、このことがマイナスではなく、プラスに働く何かに繋がることを祈っている!
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
349話
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