※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない350話あらすじ
イネス、イネス・・・。 水の中に沈んでいるかのように、彼女は自分の名を呼ぶ儚い響きを何度も耳にした。閉じたまぶたの裏では光が水面のようにゆらめいている。誰かが、自分を・・・。唇を動かそうとした瞬間、水が肺に押し寄せるような圧迫感に襲われた。ふと目を開けると、カッセルが遥か下へ沈んでいくのが見えた。彼が落ちていく先は海溝のように深い闇の中だった。
カッセル。カッセル。カッセル。麻痺した舌で必死に名を呼ぼうとしたが声にならない。イネスは自分自身も沈んでいくことなど気にも留めず手を伸ばした。何ひとつ、思うようにはいかなかった。結局、彼は閉じた瞳で彼女を見ることも叶わず、闇に食われて消えた。嘘、そんなはずはない・・・。イネスは嗚咽を飲み込み水中を突き進んだ。お願い、カッセル、お願い・・・。最初は彼の頭を、次には真っ赤に染まった肩を、胴体を、そしてつま先を闇が彼を飲み込み、怪物の冷笑のように尾を引いていた。絶望の悲鳴が唇からこぼれたが、何の音も持たぬまま濁流に沈んだ。
溺れゆく中、彼女はしぶとく闇を追った。違う。これは自分たちの運命じゃない。もし彼がどうしても不幸にならなければならないなら、代わりに自分が壊れてもいい。いっそ一緒に底まで沈むことを、彼の代わりになれるなら自分一人が溺れ死ぬことを、けれど、けれど許されるなら、みんなで無事にあの地上で・・・。
イネスは奥歯を噛みしめた。これは「願い」の領域ではない。生存だ。神が彼に約束した当然の慈悲なのだ。彼に対して、あの方は二度と同じ過ちを犯すはずがない。自分に対しても、二度とこんな仕打ちはできないはずだ。自分たちはどこも壊れずに再びあの陸地へ上がれる。彼も、自分も、この子たちも。
・・・イネス。
水面に顔を突き出すように大きく息を吸い、イネスは目を開けた。実際には目を閉じて横たわり、また開けた、それだけだった。水の幻影が消えるとひどく乾いた喉が焼けるように痛んだ。体を翻し何度も嘔吐いた。体が熱い。崩れ落ちる体を必死に支え柱を掴み損ねながら這い上がった。思考の余地もなく、ただ「体がおかしい」という言葉だけが繰り返される。
カッセルを失った不快な夢の記憶は遠ざかり、喪失の感覚さえ失われた。自分の体ではないようだった。ここがどこなのか、あるいはなぜこんなことになったのか。そんな疑問を抱くことさえできないほど、原始的な認知機能だけが残った動物のように、寒い、怖い、体が変だという感情が脳を飲み込む。自分を抱きしめた腕は氷より冷たかった。混濁した意識の隙間を縫い、『最後の記憶』を呼び起こそうとした。ヤルガバ侯爵夫人、あの女性たち・・・。イネスは顔を歪めベッドに崩れた。元凶を思い出したからではない。彼女たちが元凶になど、なり得るはずがなかったからだ。
長い間麻痺したまま動かせなかった左手が、ぎこちなくベッドを探った。しかし、不意に左手の感覚が戻り始めたことなど眼中にないというように、イネスはただ執念深く記憶の断片を掘り返した。ヘルベス公爵夫人、ヤルカバ侯爵夫人とオソルノ小公爵夫人、カスタニャール姉妹たち。イネスは間違いなく、「最も安全な」人々に囲まれていた。少なくとも、彼女が『覚えている限り』の最後までは。自ら選んだ顔ぶれですらなく、ルシアーノが皇帝に呼ばれた際、急いで妹をその中へ押しやったのだ。
服毒と妊娠。妹の体調を兄ほど分かっている者はいない。開戦以来、彼女は皇帝を自分の望む方向へ誘導することに長けていたが、長けているからといって喜ばしいはずがない。イネスは遠くに皇帝の顔を見つけただけでも辟易とした。だから片時も離さないと言い張っていた兄の過保護から遠ざけたことが、兄のもう一つの過保護だった。妹の忍耐力が皇帝の前でどう爆発するか、お腹の子に障るのではという慎重さ。その愛情とわずかな思慮がこの災いを招いたのだとしたら、どうすればいいのだろうか。前世でルシアーノが妹の人生に寄り添い、共に死んでもいいと考えたように。イネスは今頃自分を探し、無駄な自責の念に駆られているであろう兄に思いを馳せた。
せっかく用心したのにと乾いた笑いが漏れた。これは間違いなくタルディラカだ。以前、イネスは口にしたことがあった。ルシアーノが口にするのさえ憚った娼窟の催淫剤。誓って罠にわざとかかったわけではなかった。胎内の命は母の薄っぺらな人生にしがみつき、かろうじて生き延びている。この子たちにとって自分こそが世界のすべてだ。遠い戦地で妻を「自分の命そのもの」と呼ぶあの男にとっても。
だからこそ今の無様な様が滑稽だった。あれほど身を潜めていたのに、結局引きずり出されたことが可笑しくてたまらなかった。あの女性たちにアリシア・ヴァレンザへ通じる者がいたか疑っても今さら仕方がない。知らずに協力者になったのかもしれない。アリシアは用心深さに欠け、金貨数枚で済む下っ端で手早く片づける方を選んだのだろう。以前からの計画を、イネスの長い引きこもりに焦れて実行に移したに過ぎない。
ある意味では幸いだった。昔も今もあの女は毒の加減を知らない。愛した夫さえ廃人にした女だ。当初の期待どおりに発情させるどころか死に体にするだけという滑稽な失敗。アリシアが望んでいるのは、イネス・エスカランテの名誉が地に落ちることだけだろう。イネスは乾いた唇を噛んだ。子供たちのことさえなければこの不幸中の幸いを心から嘲笑ってやれたことだろう。
祝祭の席で皇宮の料理にはほとんど手をつけず、怪しまれない程度にルシアーノが先に食べて勧めたものなどを三、四切れほど口にしただけだ。それだけでこの状態になるはずがない。記憶が途切れた瞬間は思い出せないが、鋭い針に刺されたような痛みがぼんやり残っていた。貴婦人たちの低く短い悲鳴は、それよりもさらに遠くで聞こえた。
誰かがイネスの肩を掴んだ。中毒の体には十分な苦痛だった。これほど無力なら強姦するには好都合だろう。彼女は冷淡に現状を分析しながら出口を探した。死にさえしなければ次がある。子供たちが最後まで自分から離れさえしなければ。この生を失わずに済むのなら。やがて先ほどから夢うつつに聞いていた声の主が正体を現した。常に薬に溺れているかのような、あの声。イネスはオスカルの名を呟いた。翻された体は彼の手で抱き寄せられた。不快なほど覚えのある感触。そのおぞましさを身体が覚えているという自覚が、今こそこの忌まわしい鎖を断ち切る時が来たのだと彼女に悟らせた。
オスカルは彼女に会いたかったと繰り返し、これは決して自分が望んだことではない、信じてくれと訴えた。イネスはそんなことは分かっていると、関係ないと返した。全身を襲う苦痛の中で、彼女は笑った。もしかすると、これこそが、アリシアが初めて自分にくれた、素晴らしい贈り物になるのかもしれない。
この結婚はどうせうまくいかない350話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

何いってんの?

アリシアは焦りに勝てず、ルシアーノが席を立った間に結局、薬を使いました

オスカルにイネスを差し出したということですか?

この間、カッセルが見た人魚はイネスだった!!!あ、でも、すごく残念で、届かなくて・・・カッセル、イネスを見たんだから、頑張って上がってきてね!!!

どうしてその場所にイネスが・・・神の領域では?

賢く振る舞いながらも、受けるべきものはすべて受けているイネス・・・

私は夢の中で水に落ちた息子を救えず、号泣しながら目覚めましたが、30分間泣きながら、再び同じ夢の中へ戻れるようにと祈りました。奇跡のように同じ夢を見て、息子を救いました。どれほど泣き、どれほど感謝したことでしょうか。今考えても涙が出ます

オスカルよりアリシアの方が悪魔のようです。前前世ではオスカルは本当に悪魔でしたが、今世では特に何もありませんでしたが・・・アリシア

アリシアがどうか苦しみながら死ぬことができず、生きてくださいますように

アリシア、正気じゃないね

なんてこれ、何だ・・・結局、その出来事がこのように起こるのでしょうか???

アリシア、君はこの世でもいつも罪を犯しているんだね、ちっイネス、どうすればいいの?中毒になった体なのに、子どもたちが無事でありますように〜!!!

いや、皇室をひっくり返そう!!!

なぜこんなにも試練が多いのですか?
わたしの感想◎イネスが直接針か何かで刺されて倒れたということ?それでイネスが倒れている部屋にオスカルも薬を飲まされて押し込まれたの?皮肉なことに、オスカルのイネスへの愛のおかげで、なんとかぎりぎりイネスが無事な状態なのかな?
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
351話

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