今世は当主になります ノベル11話(漫画9話〜10話) あらすじ&韓国原作小説レビュー

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今世は当主になります

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。

ここでは、ノベルの第11話のレビューからまとめました。

個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。

今世は当主になります 地図注意
今世は当主になります 年表1注意
今世は当主になります 年表2注意
今世は当主になります相関図2
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今日のひとこと

ギャラハン・ロンバルディ「母さんは、すごく優しい方だった」

「今世は当主になります」ノベル11話あらすじ

教室には一瞬沈黙が流れた。子供たち全員が沈黙するなか、ベレサックが顔をしかめながら尋ねた「それを・・・売れってこと?」クレリバンは笑みを崩さず返事をした「はい、そうです。この丸太を売って対価を得てくるのが、今回の課題です。どんな方法を使ってもかまいません。切っても割っても、必要なら燃やしても」

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ティアはこれといった妙案は浮かばなかった。なんの変哲もないただの丸太。一人で持ち運ぶのも無理だし、せいぜい薪を必要とする人が買ってくれるだろうか。あれこれ考えていると、クレリバンが条件を告げた。

「ただし、皆さんの地位を利用した押し売りは禁止です。必ずこの木を必要とする人だけに売ってください」クレリバンの言葉に隣のメイロンとギリウが小さなため息を漏らした。何を企んでいたのだろう、とティアが二人を訝しそうに見ると、ララネが恥ずかしそうにそっと手を上げた「あの・・・その木は、自分で運ばないと・・・いけませんか?」

クレリバンは心配無用だと言った。目の前の丸太は見本で、宿題用の丸太はすでに皆の部屋に運んであると。ほっとした様子のララネがにっこり笑っていると、ベレサックが不満の声をあげた。「嫌です。どうして僕がそんなことをやらなきゃいけないんだ?」失礼な口の利き方だった。

「『そんなこと』とは、何を指すのでしょうか?ベレサック様」「自分で物を売ることですよ。そんな下のやつらがやるようなことを、どうして僕が?」「どうしてそれを、下の人たちがやることだとお考えですか?」「母さんがそう言ったんです。金を自分で触るのは下品なことだと」聞いていて、あまりにもセラルらしい言葉に笑いそうになった。

確かに過去には、貴族が金にこだわるのは品位に欠けるとみなされていた時代もあったが、商業で財力を蓄え力をつけていくロンバルディ一族の姿は多くの貴族の意識を変えた。そんな風潮に最後まで抵抗していたアンゲナス家門も、とうとうデュラック商団を作り、紡織市場に手を出したのだった。なのに、そのアンゲナス家の子孫のベレサックがまだそんな戯言を抜かしているとは。

クレリバンは残念そうに、それなら仕方なくベレサックに今回は落第点をつけると告げた。ベレサックは文句を言ったが、クレリバンはベレサックの考えを聞くだけで、納得させようとはせず、ベレサックを除いたメンバーに最後の言葉を告げた。「木を売った売り上げは皆さんのものです。最も大きな利益を出した方にはご褒美を差し上げます」

ベレサックは出ていってしまった。私は丸太を観察し、このまま売ってもたかが知れていると考えた。そこで、ある人物が頭に浮かんだ。この無骨な丸太を、芸術品として蘇らせることができる人。

ティアとギャラハンの部屋は”部屋”というより立派な家のようなものだった。ギャラハンの他の兄弟に比べると小さい規模だが、ティアたちにとって十分な広さがあった。ティアが自室から出てリビングに入ると、床には大量の本が散乱していた。ギャラハンは何かを懸命に描いていた。

集中しているところに”お願いがあります”とティアは話しかけた。ギャラハンは描いていたものを押しやり、ティアを抱きしめ、話を聞いてくれた。「パパ、あの・・・・絵を描いてください」「おばあ様の顔の絵を」ティアが生まれる数ヶ月前に祖母は亡くなってしまい、肖像画でしか知らなかった。

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ギャラハンは最後に会ったのはずいぶん前で記憶が曖昧だと言いながら、手を動かし続けた。応接室には、黒鉛を動かす音だけが響いていた。「・・・こういう、方だったんだ。母さんは、すごく優しい方だった」完成した絵を見て、ティアは心から驚いた。穏やかで優しい微笑みを湛えた祖母がそこにいた。祖母の瞳からは息子への愛情がちゃんと伝わってきた。

ティアはギャラハンから紙を受け取ると、ぐるぐる巻きにして片手に持ち、外出すると告げて部屋を飛び出した。背後から転ばないように気をつけてと心配するギャラハンの声を聞きながら。

ギャラハンの心配は当たった。ティアは本館を出て目的地に向かう途中で、思いきりつまずき、なんとかバランスをとったが、おやつ袋を落として、飴が転がり落ちてしまった。飴は地面に触れたが、それほど土はついていない。拾って息を吹きかけ、土がついていないことを確認すると、口の中に放り込んだ。

ギリウとメイロンがそれを物陰から見ていて、悲鳴を上げた。「地面に落ちたものを食べた」「地面に落ちたものは捨てるものだよ」落ちた飴を食べるところを見られて恥ずかしかったが、ティアは堂々とすることにした。「え?それがどうしたの?」食べたら死ぬからオマリー博士に診てもらおうと話す双子に、なんでついてきたのかと話題を変えて質問した。

二人は最初は言いづらそうだったが、ティアは面白いから付いて行きたくてと白状すると、邪魔しないで静かにしているなら良いとティアは許可をだした。大喜びでうなずく双子はとても可愛かった。

ティアは目的地に向かって再び歩き出した。雄大なロンバルディ家の建造物群の中で一番外郭にありながら、もっとも活気が溢れる場所。とても小さな村。双子はその場所を見るなり、知らない場所に歓声を上げた「ここにはロンバルディ邸で住み込みで働く人たちとその家族が暮らす家が集まってるのよ」ティアは得意げに双子に説明した。

あとは目的の人物がどこにいるのか、訊いてまわるだけだった。30歳で開花した遅咲きの天才彫刻家。のちに皇帝の胸像まで掘ることになるロンバルディ出身の芸術家。現在は16歳のアルペオ・ジャンその人を。

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「今世は当主になります」ノベル11話レビューまとめ

うーん、もしかしておばあちゃんを彫刻してもらって、おじいちゃんにすごく高値で売るのかな?それはどうかな?

ほう、女主人公を追いかける2人がいますね

かわいい。落ちたものを食べたからお医者さん、なんて。ティアを心配してくれているんだね

ええ、地面に落ちたものは5秒以内なら食べて良いです

おじいちゃんのポケットねらいですか!?

こちらの双子はシスコンですね

アンゲナスの子孫とベレサックのことをいうティア。ロンバルディだと思っていないのかな

16歳?ふむ、10年の実力の違いは大きいけど、どうだろう?天才だから大丈夫ですか・・・?

回帰を利用します

わたしの感想◎感想ではなくなってしまうのですが、途中の部分で祖母はティアの生まれる数ヶ月前に亡くなったと書かれていますが、外伝まで読むと数年以上前に亡くなっていることがわかります

ノベルと漫画との違い

・ティアが祖母の顔が知りたいから絵を描いてくれと頼むとギャラハンは最初に肖像画を見に行こうと漫画では提案します。そしてティアはパパの頭の中の姿が見たいから絵を描いて欲しいのだと説得します

・アルペオ・ジャンを捜しに行くシーン。飴を落として拾って食べたり、双子に会う部分が漫画ではまるっとカット、ティアは一人でアルペオ・ジャンを捜しに行きます

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まとめ

今世は当主になります ノベル11話のレビューをまとめました

ノベル各話一覧表

ノベル10話レビュー

ノベル12話レビュー

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