※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
また、ノベルと漫画の違いについて調べました。ノベル144話が、漫画 151~ 152 話に当たります。ここでは、ノベルの144話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
ルーラック「気に入らないヤツめ」
ノベル144話あらすじ
ドサッ。皇帝とルーラックだけが話し合っている静かな会場に、誰かが物を落とす音がした。貴族たちが音のするほうを見ると、第2皇子が床に落ちた会議録を黙々と拾い上げていた。
ヨバネスはルーラックに訊いた。「フィレンティア?第2皇子の従者であった子だな。ギャラハンならまだしも、あの娘を責任者にして大丈夫なのか?」ルーラックはフェレット商会のクレリバン・フェレットはフィレンティアの先生なので、フィレンティアがフェレット商会とロンバルディ家のつなぎ役をするのだと説明した。ルーラックが私財を出すと言っているのに、責任者に不服そうなヨバネスの態度にルーラックは救援するのを撤回したくなったが、ティアのことを考えて我慢した。「私の孫娘が若すぎるのは確かですが、賢い子です。例の宅配事業も、あの子の作品です」とルーラックが言うと、貴族たちから次々と賞賛の声が上がった。「おお、宅配!」「あの事業を考えたとは!」「さすが、ロンバルディ家!2世だけじゃなく、3世まで優秀だとは!」
ヨバネスは、子供や孫たちのことで意気揚々としているルーラックに嫉妬心が湧いてきた。「ロンバルディ家がそこまでするなら、皇室からも5千ゴールドと救援物資を送ろう。そして、物資を送る際に皇室の責任者も一緒に差し向け、現地で必要なものを調べさせよう」ヨバネスが言うと、誰の名前が呼ばれるかと皆は耳を立てた。
「私が北部に行きます、陛下」ペレスが言った。自分は東部だけでなく、北部も旅したことがあるので役に立てると。それを聞いてヨバネスは満面の笑顔になり、ペレスを責任者に任命した。「尽力いたします」と丁重に頭を下げる第2皇子に向けられる貴族たちの眼差しに、ヨバネスは大満足であった。
次の案件は「山崩れの原因究明と処罰」に関してであった。ルーラックはフェレット商会が山崩れが起きる前に入手していた資料を提示し、今回の山崩れは自然災害だけでなく人災にもよるものだと発言した。ヨバネスは皇室のプライドのため、皇后の実家アンゲナス家の処罰を免れたいと思い、アイバン当主代理に自然災害と言ってくれることを期待して意見を訊いてみた。ヨバネスの意に反し、アイバン当主代理は自らの過ちを認め、すすんで処罰を受けると申し出た。アンゲナス家も処分しないわけにはいかなくなった。ペレスの提案で1万ゴールドの罰金刑、そのうち半分は北部の再建費用となることが決まった。
ルーラックは静かに第2皇子を睨んだ。”気に入らないヤツめ”ティアと一緒に北部に行くのも、最も軽い罰金刑を主張したことも気に入らなかった。とにかく離宮で初めて会った日から、気に入らなかったのだ。しかし、ペレスはルーラックに微笑みまで浮かべてきた。実は内心ペレスはとても満足していた。皇后に罰金を科せて、ティアと北部へ行くことになったのだ。
罰金刑と聞いて、皇后は唇を強く噛んだ。結局、領地を処分せずに済むようにサーシャウ家に手紙を送ることにした。
数日後、フェレット商会について話すリグニテとペレス。2人は利益を重視する商人が損する覚悟で、救援物資に回すことが不思議でならなかった。アンゲナス家に売れば、莫大な利益をもたらすに違いないのに。さらに詳しく調べるようにペレスは指示した。そして、侍従に北部への先発隊の状況と後発隊の準備について確認し、特にロンバルディ令嬢が不便を感じないよう用意したかと訊き、馬車へ急いだ。ペレスが用意した特製大型馬車ではフィレンティアが待っていた。「これじゃ、日が暮れてからの出発になっちゃいますよ」にっこりしているけれど、目が笑っていない。ペレスに怒っているのだ。だけどその姿すらペレスには愛おしかった。フィレンティアと同じ馬車にペレスが乗り込み、北部へ向かって出発した。
読んでる途中で、フィレンティアは大丈夫なのか心配になりましたら、漫画の1話を読み返していただけるとよいと思います。
ノベル144話レビューまとめ
5000 出して5000もらったから、皇室はお金使ってないですね。
ペレス・・・ルーラックおじいさんがアンゲナスを調理しようとしていたのに、馬車の中でティアにおこられなさい!
ペレスの魅力ポイントがわからない。もうロマンス始まるのかなあ?
ペレスだけ幸せな結末。
探っている欲張りなりスの正体はティアです!
ペレスが議事録落とすの漫画で見たい。
ペレスの気持ちはもう北部です!ペレスはただティアに会うつもりなだけなのです。
漫画でおじいさんの表情、かわいい
第1皇子、ひと言も話さず・・
きゃああああ、私が最も好きな北部パートに、皆さん下り坂です。ブレーキはありません
わたしの感想◎ペレスとフィレンティアが同じ馬車で行くなんて、周りの人達もびっくりじゃない!?アスタナも北部に自分が行くって言えばよかったのに
ノベルと漫画の違い
ペレスがフィレンティアの名前に驚くノベル出だしの部分。ノベルでは「静かな会議場にペレスが会議録を落として、貴族たちがペレスを見る」といった描写でしたが、漫画では「ピタッと動きを止め、その後会議録をパラパラといじる」描写になっています。ちなみに、この瞬間の漫画のペレスの顔が少し柔らかくなっていて、頭の中はフィレンティアのことを考えているんだなーと思わせます。
漫画151話の最後のシーンでも、ノベルでは「ペレスは内心満足していた」といった描写だったけれど、漫画ではルーラックに微笑みながら心の声が「すぐに会いに行くよ、ティア」と追加されています。
・北部行きの馬車が用意されている部分が、漫画ではベレスの部屋の窓から見える描写に変更されていて、「ペレスが侍従にフィレンティアに不便がないように指示したり、ペレスが馬車に来るのが遅くてフィレンティアが小言を言って、そんなティアも愛おしいなとペレスが思って、2人で同じ馬車に乗り込む」というシーンは全カットされています。この時の2人のやりとりに興味がある人は、ぜひノベルを読んでみてくださいね
まとめ
以上「今世は当主になります」 144 話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。
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