※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの152話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
ペレス「自分が何をしでかしたのか、やっと気づいたか?アイバン当主」
ノベル152話あらすじ
不吉な予感がペレスの身を包んだ。アイバン当主を執務室に残し、フィレンティアの名前を呼びながら、屋敷中を探し回った。「ティア!どこにいる?ティア!」ペレスの様子から周囲も皆ざわつき始めた。
ペレスがティアの寝室のドアを開けると、そこにいた使用人はロンバルディ令嬢は橋の建設現場を見にいったと伝えた。悲鳴を耐えるために奥歯を食いしばり、強く拳を握りしめる。急いで馬に乗り、城門前まで行くと警備隊長に山崩れの場所を訊く。そこへアイバン当主も慌てて到着した。
警備隊長が口を開く、「山崩れが起きる直前、馬車1台が地滑りに飲み込まれるのを見ました。ロンバルディ家の紋様を掲げている馬車でした」それを聞いた全員が驚愕した。山の下に埋もれてしまったのは、間違いなく、フィレンティア・ロンバルディだ。
アイバン当主の顔から血の気が引く。そしてそれはペレスの残りわずかだった理性が底を突く瞬間でもあった。ペレスはアイバン当主の胸ぐらを掴んだ。警備隊員たちも止められない。アイバン当主のせいで北部の再建事業が遅延していることは誰もが知っていたから。ペレスの気配が言っていた。首を飛ばされたいやつだけが止めにこいと。「自分が何をしでかしたのか、やっと気づいたか?アイバン当主」ペレスが言った。アイバン当主は無言だった。
ペレスは急いで事故現場に向かった。土砂の上には巨大な岩が重くのしかかっていた。この岩をどかすだけで、数日を要するかもしれない。しかし、一刻を争う事態だ。アイバン当主も首に青筋を立てて指示を出した。
皆が動きだす中、「離れろ」一言だけ言うとペレスは鞘から剣を抜き、青いオーラ・ソードを放った。カキーン。バカッ!もう一度剣を振り下ろすと、巨大な岩が半分に割れて転がり落ちた。その後もペレスは止まらず、巨大な岩を次々と割っていった。1回でダメな時は、5回でも10回でも剣を振り回した。
ペレスのオーラは強力ではあったが、オーラには限界がある。青いオーラ・ソードは点滅し始めた。それでもペレスは黙々と剣を振り続けた。オーラを纏っていない時もやめなかった。振り回す刃を伝って流れ出した血が、真っ赤な塊となって岩の上にまき散らされた。
その頃、馬車の中。なんとか目を覚ましたティアとミゲンテ・アイバン。頭が割れそうに痛いティアが額を触ると手が真っ赤な血に染まった。どうやら馬車の天井を突き破って入ってきた小さな岩のお陰で、空気が入ってきているらしい。濡れた土と岩が絡み合う形で馬車を覆い、少し体を動かすだけでぽろぽろと土が落ちてくると共に風も入った。
ミゲンテ・アイバンは体を起こすのが辛いようであった。それでも1人ではない、という不思議な安堵感があった。無理をしないように、というティアにミゲンテ・アイバンは謝罪した。「父が強情を張ったせいで・・元々この山道も、山崩れの再発防止のために工事が予定されていた所なんです。私がもっと強く説得すべきでした」嘘でも”大丈夫”だとは言えず、ティアは黙っていた。
なんとか椅子に座ったミゲンテ・アイバンが天井を見上げ、「もう一度、光を見る日は来るんでしょうか。」とつぶやく。ティアは「数日だけ耐えれば大丈夫です」「知ってます。普通は山崩れに巻き込まれれば、閉じ込められたまま息絶えると。でも、今回は違います」と言った。
読んでる途中で、フィレンティアは大丈夫なのか心配になりましたら、漫画の1話を読み返していただけるとよいと思います。
ノベル152 話レビューまとめ
おちついてみなさん。 馬車がかなり丈夫でした。
未来を経験していても、やっぱり自然災害は、はずれないですね。
音を聞いただけでティアを探すペレス、その後、手のひらが破れてもがんばるペレス、二度と会えないかもしれないと思ってるんじゃ・・・。
危機的状況におかれた馬車の2人にはよく恋が芽ばえますが。なさそうですね。
ティアがんばって。
わたしの感想◎1話めを見ていなかったら、とてもハラハラして耐えられなかったシーンですね。ペレス、がんばって!
漫画とノベルの違い
・山崩れの音を聞いただけで不吉な予感がして、ペレスが屋敷中、フィテンティアを探して回るシーン。漫画では全カットです
・アイバン当主が岩をどかす機械を持ってくるように指示を出します。ノベルでは、ペレスはそれを待っていられず、「離れろ」と言ってオーラソードで岩を破り始めます。漫画では、機械の画が1カット入ってから「離れろ」と言うシーンに入るので、ノベルよりもペレスの怒りやあせりが、ちょっと弱く感じられるかも
・馬車の中に閉じ込められたフィレンティア。どれだけ辛いだろうとノベルを読んだ時に気が気でありませんでした。漫画でミゲンテに話しかけるティアの瞳が生き生きとしていて、すごく良い表情だなと思いました
まとめ
以上「今世は当主になります」 152 話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。
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