※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの165話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
ベイト「どなたですか?フィレンティア様をここまで怒らせた人。誰か分からないけど、先に哀悼の意を捧げようと思います」
ノベル165話あらすじ
フィレンティアはひとまずララネを自分の部屋の中に入れた。婚約者が決まった、と言って涙を流すララネは、今にも倒れそうに見えた。ビエーゼとセラルが偶然話しているのを聞いてしまったそうだ。当事者の知らない婚約だなんて。残念ながら、帝国ではよくあることだった。
「ララネは、どうしたいの?」ティアが慎重に尋ねる。ララネの目から再び涙が溢れ出る。「・・いつかはこんな日が来ると思ってたわ。小さい頃から、そう教えられて育ったから」「でもアビノックス様に出会って、こんなに幸せな気持ちになれるんだって気付かされたの。お父様とお母様に、打ち明けようとしたんだけど・・」
両親への申し訳なさ、アビノックスへの申し訳なさ、諦めきれないでいる自分の気持ちへの葛藤でララネは涙が止まらなかった。家族か自分の愛する人のどちらかを捨てなければならないということは、ララネにとって、とても辛いことなのだ。
ティアはまずは、ララネの気持ちを正直に、アビノックスに伝えてはどうか?と提案した。明日、アビノックスも参加する読書会があるという。しかし、ララネは明日、セラルと相手側に挨拶に行かなければならないそうだ。ララネがアビノックス宛てに手紙を書き、それをティアが預かって届けることにした。
ティアはララネに結婚相手は誰なのか尋ねた。前世でのララネの結婚相手はアイバン家に使える家門の方で、ミゲンテ・アイバンの従兄弟だった。北部の票確保の為の皇后の提案だったのだろう。まさか今回も同じクズでは?とティアは警戒した。以前アイバン領に行った時に山に埋めてくるべきだったわと心の中で毒づいた。
ララネがぼそっと答える「・・第1皇子殿下よ」それを聞いたティアは目眩に襲われ、深いため息が出た。あんなやつにララネを嫁がせようなんて。目の前の美しく清楚な佇まいのララネを見ながら、ティアは心の内で誓った。この結婚、絶対に止めて見せる。
同じ時刻。ヨバネス皇帝とラビニ皇后が久しぶりに面と向かって座っていた。ラビニはアスタナとララネの結婚について順調に進んでいる、とヨバネスに話した。家門同士の結びつきである結婚は、最終的に当主の許可が必要である。ヨバネスが言った「ロンバルディ当主が、この結婚に賛成するはずがないと思うのだが」
ラビニは、いくらロンバルディ家でも、皇室からの縁談を断るのは無礼すぎるのでは?皇室と陛下を見下している・・と言ったあとに皇室の鉄鉱山開発にロンバルディ当主が反対してきたことも付け加えた。ヨバネスは鉄鉱山で収益を得ようと考えたのだが、ただでさえ鉄は飽和状態なのに鉄の値下げが懸念されるからというのが反対理由だったが。
ヨバネスはビエーゼの娘なら、いずれビエーゼがロンバルディ当主になったら、役に立ちそうだな、と考え始めた。
次の日、読書会の会場は皇都のカラメル・アベニュー。ベイトが営業スマイルでティアを出迎える。「いらっしゃいませ、お客様。お一人様ですか?」読書会に来ました、と小さな詩集も一緒に見せて返事をするティア。ベイトの目に、一瞬動揺の色が浮かぶ。
読書会場である2階に案内しながら、「どなたですか?」ベイトが尋ねる。「フィレンティア様をここまで怒らせた人。誰か分からないけど、先に哀悼の意を捧げようと思います」・・私、怒ってないですよと答えるティアに、「鏡、持ってないんですか?私はその笑顔を見ただけで鳥肌立っちゃいましたよ」とベイトが少し袖をまくり、鳥肌の立っている腕を見せてきた。
「・・アビノックス・ルーマンはどこですか?」ベイトは、やはりララネ様の結婚の件ですね、と言いながら「ルーマン公子は1人で3階のテラスです。飛び降りしそうな顔で心配でしたが、待っている人がいるようで・・」と教えてくれた。「今から3階のテラスには、誰も入らないようにしてください」とティアが言うと、ベイトは承知した。
小さな声で”おいたわしや”と呟くベイトをキッと睨みつけて、ティアは3階へと向かった。テラスに出て、ドアを閉める。アビノックスが驚いた顔でティアを見る。ティアは手にしていた詩集を振り下ろした。バン!本で叩かれたアビノックスの肩が大きく揺れた。「フィ、フィレンティア様・・」動揺するアビノックスに「だからもっと早くプロポーズしなきゃダメって言ったでしょ?あんなに、ちゃんと言葉にしろって言ったのに!」「責任とってください!」「うちのララネのこと、しっかり責任取ってもらいますからね!」ティアは一気に言った。
ノベル165話レビューまとめ
ティアが決意したなら、この結婚はないでしょう。ララネ、幸せにならなきゃ
ふふふ。詩集の読書会だから持っていったの?すごく固いハードカバー本を期待します。
本当にアスタナと!?わー最低の両親だね
ビエーゼ、セラル、皇后、アスタナ、皇帝・・・ 5人デスノートに書かなきゃ
アビノックスが叩かれるのは予想外でした。
幼い頃からティアの武器は本です。
アスタナにララネなんて!ララネが千万倍はもったいない!!
皇帝の頭の中はお金を転がすしかないのですか?
わたしの感想◎前世を知らなかったら、アスタナが間違いなく皇太子になると思うのが普通だろうなあ
ノベルと漫画の違い
・ルーラック・ロンバルディが皇室の鉄鉱山開発に反対している件、なぜ反対しているのかの理由は漫画ではカットですが、ノベルを読むとわかります
・ベイトがティアの笑顔を見て、すぐに怒っていると気づいて、鳥肌が立っちゃっているシーンと”おいたわしや”とつぶやくシーンは残念ながら漫画ではカットです
まとめ
以上「今世は当主になります」 165 話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。
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