※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説（ノベル）の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの外伝4話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
ペレス「そしてクロイリーさんから完成したそれを受け取った日から、エメラルドの指輪はペレスの４番目の指を離れた日がなかった」
ノベル外伝4話あらすじ
大会議室での威厳のある皇帝陛下はどこへ行ったのか、くすくす笑っているペレス。そこで、会議場に入って来た時にどうして表情がくもっていたのか訊いてみるフィレンティア。ペレスはティアの４番目の指をこすりながら答えた。「指が空いていて」「婚約指輪、どこにあるの？」
ティアは言われて今気づいた。左手の４番目の指に当然あるべきレッドダイヤの指輪がなかった。どこに置いたか記憶がない。すごく慌てた。
「失くしても同じものまたあげるよ。大丈夫」というけれど、ペレスの顔は不機嫌だった。「私はこうしてティアがくれたものをいつもはめているけれど・・」
婚約期間が２年になるとなった時、約束の証がほしいというペレスにティアがプレゼントした指輪。なんでも良いのかと思ったら、ティアの目が浮かぶから、とペレス自らエメラルドをつまんで要求してきた。そしてクロイリーさんから完成したそれを受け取った日から、エメラルドの指輪はペレスの４番目の指を離れた日がなかった。
依然寂しそうな顔のペレスに、ティアは申し訳なくて「・・ごめんね」と謝った。「コホン」・・何かおかしい。顔を上げると、ペレスは丸めた拳で自分の口元を押さえていた。え！騙された。「ごめん、ティアがすごく可愛くてつい・・」先ほどまでの顔はわざとだった。文句を言うティアにペレスが大声で笑う。
突然ティアを抱き上げたペレスはソファーに降ろした。「大会議室の椅子、座り心地が悪くて疲れてない？」ペレスが言う。しかしおかしい。ペレスの座る椅子はふかふかだ。皇子の時も皇帝の今はなおさら。ティアはある考えを口にした。「どうして分かるの？まさか、私の席に座ってみたりしたの？」ペレスが目を逸らす。「どうして？」ペレスは、会いたくなる度に飛んでいくわけにいかないから、ティアを思い出したらティアから見える世界を見てるんだ、というのだ。
そしてペレスは続ける「いつだってティアのことが知りたいんだ。朝食で大好きないちごを食べたか、誰と会ったのか、俺のことを思い出してくれたか、ティアも俺に会いたいと思ってくれているか・・」ペレスが唇を重ねてきた。ペレスは上体を起こして、さらに体を近づけてきた。唇を重ねては離す、その瞬間の間に「ティア」とペレスが名前を囁く。
少しは慣れても良い頃なのに、いまだペレスが男の顔になる度にティアは別人を見ているような気持ちになった。口づけの時間がながく続き、このままではいけないと思ったティアはペレスの名前を呼んだ。ペレスの動きから理性と本能のせめぎ合いを感じる。
ペレスは結婚を早められないかな？と言い出した。「まだクレニーが旅行中だから無理でしょう」とティア。
そう、クレニーは文系首席として早期卒業に成功した。それを聞いてペレスがどれだけ喜んだことか。しかしクレニーは早く卒業できた時間を友人と旅行したいと言い出し、ペレスは全国手配令を出そうとしたが我慢した。
そのかわり東部クルーズではずっと一緒にいようね、と約束するティア。「皇帝の座をそんなに空席にしても大丈夫？」とペレスに確認する。ペレスはティアの体に密着してすわり、ティアの指に自分の指を絡ませながら「少しくらい席を空けたからって問題が起きるほど間抜けじゃないから安心して」と答えた。「そうよね。あなたって本当にすごいわ」とティアはペレスの頭をなでた。すると、ペレスはティアの肩によりかかりながら、はにかんだ顔で言った。「ティアが私をこのように作ってくれたからね」
ノベル外伝4話レビューまとめ
うわー、本当に捨てられた宮で草ちぎって食べていた子が大きく立派な皇帝になったねー。
「君がこうやって作ってくれたじゃん、ティア」ふぅおおおお!
あ、指輪のせいですか、良かったチャントーン関係なくて。
出勤途中に甘すぎます!!
クレニー、大変だあ。
これこそロマンス小説です。全年齢用だから大丈夫です。
2人とも本当に大きくなったね。
わたしの感想◎事情があったとしても、ペレスとチャントーンが組んでいるのなら悲しいなあ、と思っていたけど、全く違くて本当に良かった。この小説はペレスのフィレンティアへの態度がブレなくてすごく良い！
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