※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの外伝24話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
フィレンティア「アケディア」
ノベル外伝24話あらすじ
時は戻り、夏。フィレンティアは執務室でチャントーン・サーシャウを迎えた。ティアの挨拶にチャントーンが顔をしかめ、言った。「余計な言葉は無しにしましょう。こちらは死活がかかっているのです」余計だなんてひどいことを言いますね、とティアが傷ついた風に返したが返事はなかった。
ティアが送った手紙を見ましたか、と尋ねると「・・自分で確認をしに来ました。本当に病害の治療薬を見つけたのですか?」とチャントーンが口を開いた。南部での病害の被害はかなり深刻で、サーシャウ産の穀物の輸出が止まったということは報告を受けてティアは把握していた。「だから意地悪をすると罰せられると言ったのに・・」とティアが言うと、チャントーンは今回の病害をフィレンティアが広めたのではないか、と訊いてきた。
「これ以上話す価値もないですね。出て行ってください」ティアはドアを指差し冷ややかに一喝した。態度の変化にチャントーンはやっと正気になったのかすぐに謝罪した。実はティアは怒っていなかったけど。もしロンバルディ領に似たようなことがおきたら、絶対にチャントーン・サーシャウを自分は疑うから。
ティアは治療薬に関する報告書を出しながら、チャントーン・サーシャウとの交渉を始めた。ロンバルディにお金が必要に見えますか?対価に何を欲しているか考えてみてください、と。
チャントーンは提案した「・・タマル地域の工事を止めます」ティアは黙っていた。「タマル地域に港も作らないと約束します」ティアはそれから?と促した。まださらに望むのですか?という問いにティアは「アケディア」と言葉にした。
「タマル地域の工事を止め、アケディアをチェサユ領主である私の父ギャラハン・ロンバルディに引き渡すのが私の条件です」と続けた。アケディアがあればチェサユは孤立しない。もはやチェサユの東部貿易はサーシャウ領から完全に離れることができる。最初チャントーンは抵抗しようとしたが、結局受け入れた。フィレンティアの圧勝だった。
契約書を2部取り出し、お互い署名した。出て行こうとしたチャントーンは書類に「港を作らない」という項目が抜けていることに気づき、指摘してきた。「その項目はわざとはずしました。ロンバルディは競争を恐れません」「港を造るのは難しい場所です。次回は港建設に経験のあるロンバルディ建設に発注することをおすすめします」とティアは言った。実は、その項目の抜けにチャントーンが気づかないふりをするか様子をうかがっていたのだ。
チャントーンはティアを理解した。きっとティアは自分が条件を拒んだ場合、ロンバルディの名前できちんとサーシャウの民に治療薬を配ってくれたであろう、と。ロンバルディ当主は当主間の争いに罪のない国民を巻き込む人ではないことを。うすら怖くなった。
お互いに貸し借り無しとなり、また会議で会いましょう、と丁寧に頭を下げてチャントーン・サーシャウは帰って行った。
ティアにとっても、チャントーンは卑怯では無いところが好ましかった。港の項目に触れずに出て行ったら、放っておかないつもりだったのに。見た目と同じくらい生真面目なクマだな、とティアは思った。牽制してくる良い競争相手がいれば、権力は腐らない。ティアの顔に自然と笑みが浮かんだ。
ノベル外伝24話レビューまとめ
チャントーンはまだまだです! ララネの結婚式への道を邪魔してきたこと、まだゆるさないぞ!
ティア姉さん!ティア姉さんには皇帝の職が似合います! ペレスがサポートに回るのだ!ティアがもったいない!
牽制されない権力は腐るものだ
ティアかっこいい!ペレスはティアと結婚できて良いなあ.
ティアだから、これ位で済んだけど、ペレスだったらねえ…。
えーとそれで、外伝1話の双子の態度は何故かはどこでわかるの?
もっと叱ろうよ! おじいさんとシャナネットおばさんとクレリパン呼んできて~
わたしの感想◎チャントーン、もしかしてフィレンティアが病害を広めたのでは?なんて、すごく失礼だし、わかっていないにもほどがあるよ。
まとめ
以上「今世は当主になります」 外伝24 話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。
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