今世は当主になります ノベル 外伝37話  あらすじ&韓国原作小説レビュー

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説（ノベル）の韓国でのレビューをまとめました。

ここでは、ノベルの外伝37話のレビューからまとめました。

個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。

今日のひとこと

フィレンティア「このまま子供が生まれてくれても、私が全部台無しにしたらどうしよう。私がいいお母さんじゃないせいで、子供に嫌な思いをさせたらどうしよう」

ノベル外伝37話あらすじ

フィレンティアは足をやさしく揉んでくれる手で目が覚めた。重い瞼を開けると、皇居に出勤する準備を終え、頭からつま先まで皇帝の姿であるペレスが集中した様子でティアの足を揉んでいた。

妊娠4ヶ月に入る現時点で、ペレスはつわりのためにとてもやせてしまっていた。続くつわりのせいだった。「毎日マッサージしてくれなくて良いから、この時間少し休んだら」とティアが言っても、ペレスはゆずらなかった。「来月からは夕方もやるよ」と。

代理つわりに見舞われたペレスはフルーツやビスケットでなんとか生きながらえ、少し前からパンと軽いスープを食べられるようになったがまだまだだった。「ペレスのつわりが早く終わってほしい」と話すと、「ティアが辛い思いをせずに済んで良かった」と言ってくれるペレス。フィレンティアは「私、本当に結婚してよかったと思う」とつぶやいた。ペレスって、本当にできすぎ。

ペレスは出勤し、休日であるフィレンティアは、ペレスの「もう少し寝たら？」という言葉に甘えて、もう一度眠った。正午近くに起きたティアが食堂へ行くと、シャナネットがいた。

チェサユとサーシャウの境界地域で発見された鉱脈の開発を任されて、シャナネットはとても忙しくしていた。話を聞いてみると、業務自体は問題ないのだが、一人面倒くさい人がいるらしい。「その人らしくなく、しきりに話しかけてきて笑い、花やお茶を持ってくるの。何か魂胆があるに違いない」

フィレンティアは、シャナネットが間違った方向に考えていると思い「その人、おばさまに好意を寄せているのでは?」と言ってみた。シャナネットは、断固として首を横に振り「そんな人じゃないの」と言い張った。

「それよりも、ティアの調子はどう?もうすぐ胎動を感じるでしょうね。「胎教はどうしているの?」と、「スケジュールが忙しいでしょう。お母さんが幸せを感じる状態が子供も幸せだから、胎教は負担に感じないようにね」とアドバイスをくれた。

しかし、フィレンティアの気持ちは一気に沈んでしまった。「何故今まで自分は胎教について考えなかったのだろう」落ちつく為に少し仕事をしてみた。「うーん。私がチェサユまで直接行った方が良いかな。ああ、でも旅行はよくないな。こういう時は妊娠は不便だな・・」思わず言った独り言だった。けれども、言ってはいけない言葉だった。

言ってからぎょっとした。すぐにお腹の子に謝った。しかし、もう聞かれてしまったかもしれない。「これじゃ・・・私はお母さん失格だ」涙が１粒こぼれ落ちた。「今までの仕事だって、お腹に何の問題もなかったのは子供が一人で頑張ってくれていただけかも」深いため息が出て、涙がこぼれ続けた。けれども、皇后の仕事も当主の仕事も自分の手から離すことは考えられない。「どれが正しいんだろう?」そして次の不安が頭をかすめた。「産まれた後はどうしよう?」涙がさらに流れた。

その時だった。「・・・ティア？」「なんで…なんで泣いてるの?」ペレスが帰ってきて、まるでティアが涙ではなく血でも流しているかのように青ざめて、すぐに近づき膝をついてティアを慰め始めた。「ティア、泣かないで。何のことか分からないけど、何があったか教えて。俺が何とかしてあげるから。泣かないで」ペレスがきゅうっと抱きしめてくれた。

ティアはペレスにすべて話した。「このまま子供が生まれてくれても、私が全部台無しにしたらどうしよう。私がいいお母さんじゃないせいで、子供に嫌な思いをさせたらどうしよう」

きっとわかりづらい話であったろうに、ペレスはティアの背中をさすりながら粘り強く聞きとり、ティアの髪を解いてから「ティアの役に立つものがある」と言って、寝室からシャンの日記を持ってきた。

ノベル外伝37話レビュー

まとめ

以上「今世は当主になります」 外伝37 話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。

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