※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの外伝53話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
ギャラハン「行かないで」
ノベル外伝53話あらすじ
ギャラハンの動きが止まった。そんな反応を見て、さらに意気揚々とビエーゼが笑って言った「あそこに寄生していたようだが、そのネズミ穴ももうロンバルディの所有物だ。流民は流民らしくまたどこかへ行かないとな」「ギャラハン。お前は本当に愚かだな」
幼い頃からビエーゼとローレルズが狩りに夢中だったのに対して、ギャラハンは獣が可哀想と泣いていた。「どうせそんな気分で、あの流民の雌犬の世話をしているんだろう」ビエーゼはこれからギャラハンとシャンの間柄を公にする、と言ってきた。「お前も噂になるのは怖いようだな?」「流民だなんて。汚らわしい」
ギャラハンはただ何も言わず俯いていた。その反応が気に入って、ビエーゼは、ギャラハンがもしもひざまずいて懇願してきたら、噂を流すことを考え直しても良いと思うくらいだった。もちろん、ロンバルディ家の封臣家門の間で上がってきているギャラハンの名前を地に落とせる今回の機会を手放す気はなかったけれど。
「兄さん」ギャラハンが顔を上げた。ビエーゼは歪んだ顔を期待した。しかし「私こそ幸いです」というギャラハンの顔は無表情だった。「兄さんがもうちょっと賢ければ、噂だなんて面倒な方法ではなかったでしょうから」何だと?ビエーゼが訝しげな顔になった。
「私が兄さんなら、むしろ弟に大金を渡し、恋人と一緒にロンバルディ領から逃げろ、と言ったことでしょうね。遠く離れ、お父さんに絶対に見つからないように」「私を兄さんの前から片付ける絶好のチャンスだったのに。仕方ないですね。ロンバルディ家の最初の息子はあまりに頭が悪い」
冷たいギャラハンの目にひるまないふりをしてビエーゼは言った「フン、お前があの雌犬と親しくしている事実が父さんの耳に入ったらどうなると思う?それでも、今まで通りにすごすと言うのか」これでギャラハンが動揺するだろうと考えた。
しかし、ギャラハンは「青い波」をロンバルディ不動産で買収したでしょうと話し、「兄さんが知っている事実をお父さんが知らないわけがないでしょう」と言い、もはや会話する価値もないという態度で部屋を出て行こうとした。最後に言った「二度とシャンのことを侮辱しないでください。僕からのお願いです」”お願い”が”命令”に聞こえた。
ひと晩眠ったシャンは疲れた顔でベッドから起きた。「村に帰るのが正しいのかな」夢が見せてくれた未来を生きようとギャラハンに会いにきて、彼を愛するようになったけれど。「ギャラハンは私なしで十分幸せな人だから」「ただ帰ろうかな」
少し散歩しようかな、とシャンがドアを開けると、廊下にギャラハンがいた。シャンが起きるのを待って、ずっと前からそこに座っていたようだ。「うそ」びっくりして、一旦中にはいって話しましょうとギャラハンの腕をつかんで部屋に入れた。
「シャンの眠りを邪魔したくなかったけど、どうしても言いたいことがあってきました」ギャラハンはシャンの瞳を見つめ、手を握りながら言った「行かないで、シャン」行かないで?シャンが訊き返した。「もしかして故郷に帰ってしまうかと思って・・行かないで」ギャラハンの瞳は恐怖心でいっぱいだった。シャンにもう会えないかも、彼女を失ってしまうかもという恐怖。
シャンは尋ねた「ギャラハン」「私は・・・必要ですか?」お互いに似た緑色の瞳で見つめあった。「はい」「私は、シャンなしでは何もできません」ギャラハンが手に力をこめて言った。
それを聞いたシャンは「わかりました。行きません」「ギャラハンがいて欲しいなら、私はここにいます」と微笑みながら答えた。その瞬間、硬い腕がシャンを抱きしめた。「私はシャンに伝えたいことがあります。でも今は準備ができてなくて・・少しだけ、待ってもらえますか?」ギャラハンが言った。「いくらでも、ギャラハン」シャンはもう一度微笑んだ。
「本当に大変でしたね、ギャラハン様!」ロマシー・ディラードが笑いながら言った。ヨバネス皇太子の結婚式と祭の準備で忙しい中、大きな問題が生じたがギャラハンのおかげで無事に問題が解決したのだ。ついに明日は皇太子の結婚式の日だった。「ギャラハン様がいなかったら、どうなっていたことか」というロマシーに「私一人の力ではありません、褒めすぎですよ」とギャラハンは謙虚にそう言った。「過剰な謙遜はむしろ失礼になるぞ、ギャラハン」事務所にルーラック・ロンバルディが入ってきて言った。
ノベル外伝53話レビューまとめ
ギャラハンすごく好きです!ティアのカリスマと決断力がシャンだけでなくギャラハンの血も受け継がれたという感じがパクパク持ち上がります!
過去にこのように頭角を現したにも関わらず、結局は愛を選んで静かに過ごしたのですね。
愛は本当に神秘的です
ギャラハンは本当は後継者だったのかもしれません。
愚かなビエーゼ
ギャラハン、ロンバルディらしいです
自分を攻撃してくる人への態度、出自とか関係なくシャンに対するまともな態度、ティアはすごく父親に似ています
わたしの感想◎ギャラハンがビエーゼに言うセリフは辛辣ですね。それにしてもビエーゼのセリフがひどすぎて、あれだけ言っても足りないけど
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