俺だけレベルアップな件　スピンオフ　ラグナロク　第31話

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

ピッコマで連載中「俺だけレベルアップな件」「俺だけレベルアップな件　外伝」のスピンオフ「俺だけレベルアップな件　ラグナロク」韓国kakaoでノベルが連載中。コミックも2024年7月31日からwebtoonで連載開始されます。

ここでは、ノベル第31話のレビューを紹介します。ほかの話が見たい方は下をクリック。

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韓国語からの翻訳なので細かい間違いはご容赦ください。名前ですが、日本語名がわかる登場人物はなるべく日本語にしていますが、わからない場合は韓国語読みのままにしています。あとで修正が入るかもしれません。

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俺だけレベルアップな件ラグナロク第31話あらすじ
レビュー
まとめ

俺だけレベルアップな件ラグナロク第31話あらすじ

外宇宙の敵は、今はまだ護の存在を知らない。だが、もしも影の君主に息子がいることを奴らが知れば、戦争の流れを変えうる唯一の弱点となるだろう。護は早く強くなる必要がある。「結局レベルアップするしかないな」以前、隠しクエストを得られたのも、指定された量以上に狩りをしたから達成できたのだ。護はグレイとエシルに笑いかけながら言った「食べ終わったら、メシ代分は働いてもらうぞ」豚の丸焼きを食べられなかったグレイは弱々しく返事をした。

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[レベルがアップしました！]

食後、護たちはゴブリンたちを狩って回った。グレイは嗅覚に優れ、潜んでいるモンスターを見つけては狩った。エシルは槍術に長けている上、時折ゴブリンの体内に手を突っ込み、魔力を吸い取っていた。おやつ代りにしてもおいしくないと言いながら・・・。

しばらくして・・ベルが周囲を確認すると、このあたりのゴブリンはすべて倒されたようだと報告した。護は、再び狩るゴブリンが出現するまで、ここをベースキャンプにし、グレイとエシル、影ゴブリンたちに偵察を続けさせることにした。護の目的は、奴らが再びダンジョンに現れるところをその目で確かめることだった。デイリークエストがあるのだから、また現れるはずだ。

影のダンジョンをエシルたちに任せ、護は外に出てきた。ゴブリンを大量に倒してもレベルは１しか上がらなかった。もっと強いダンジョンに入らなければ。選択肢はいくつかある。１つ目、ラカンの牙を脅し、別の聖域を聞き出す。２つ目、どこかにある星の粉のファクトリーを見つけ出し、悪魔を狩る。３つ目、江西区麻谷。１年前に史上最悪のダンジョンブレイクが発生、魔境となった場所。時期的におそらく”岩槌山フィールド”や”東都駅フィールド”と何か同様なものを感じるそこへ行く。
護は３つ目を選択した。

麻谷へは、いまだに電車とバスがつながっていた。奇妙な感じだった。バスでそこへ降り立つと、青い霧と鬱蒼とした森のジャングルが見えた。ベルが真面目な口調で言った「たしかに危険な力が漂っています。私にとっては全く脅威になり得ませんが・・・」

麻谷は他の２箇所のダンジョンフィールドと違って、有刺鉄線が張られていない。フィールドが広いのもあるが、ここのモンスターがほとんど植物タイプで、青い霧の外には出られないからだ。地球人にとってありがたい特性であった。そしてここは誰でも自由に出入り可能な狩り場だった。

護は事前に調べてきたことをベルに伝えた「ここは幽霊も出るらしいぞ」幽霊、つまりゴーストタイプのモンスター。どんなに倒しても死体が出ないそうだ。通常モンスターの死体にはいい値がつくので、ハンターは死体を入手したがるが、ここには死体のでない植物タイプとゴーストタイプしかいないので、ハンターの関心が薄い地域といえた。護は経験値が稼ぎたいので問題なかった。

護が麻谷フィールドに足を踏み入れた瞬間、ラカンの牙が「聖域だ！」と叫んだ。このあたりには聖域の力が満ちているらしい。ベルは言った「どこかに、ラカンの牙に似た遺物があるということですね。もしくはボスモブがいるか・・・。いいですね」

実は、麻谷フィールドには白虎ギルドも探索に来ていた。副社長、白川美狐の指揮ですでに２日もさまよっている。皆、不満だったが、社長の白川大虎が不在のため逆らえないでいた。美狐には少し前から幻聴が聞こえていた。

ー資格を証明しろ。

どうしてもここへ来なければいけない気がして、やってきた。ジャングルに入ると幻聴が止んだ。そして、美狐の瞳が縦に裂け、黄色く光り、”野獣の瞳”となった。野獣化スキル。そして、また声が聞こえてきた。

ー王たる者の資格を証明しろ。

美狐は、声が聞こえる方向を鋭く睨みつけると命じた「全員、戦闘準備」