俺だけレベルアップな件　スピンオフ　ラグナロク　ノベル第199話

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

ピッコマで連載中「俺だけレベルアップな件」「俺だけレベルアップな件　外伝」のスピンオフ「俺だけレベルアップな件　ラグナロク」韓国kakaoでノベルが連載中。コミックも2024年7月31日からwebtoonで連載開始されます。

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韓国語からの翻訳なので細かい間違いはご容赦ください。名前ですが、日本語名がわかる登場人物はなるべく日本語にしていますが、わからない場合は韓国語読みのままにしています。あとで修正が入るかもしれません。

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俺だけレベルアップな件ラグナロク第199話あらすじ
レビュー
まとめ

俺だけレベルアップな件ラグナロク第199話あらすじ

護がラグナを孵化させて、竜帝と話している頃。アメリカ。

トーマス・アンドレがクリストファー・リードを殺したことがニュースになっていた。S級ハンターがS級ハンターを殺めたのだ。トーマスが逮捕されたというのも、その処遇も人々の論争に上がっていた。もっぱら、トーマスはエリア52に収監されていると言われていた。そこは、米国防総省管理下の秘密基地であった。現在はハンター管理局下に置かれている。実際には、トーマスはハンター管理局が用意した屋敷にいた。この屋敷が、”刑務所”であった。ハンター管理局長のアダム・ホワイトが屋敷を訪れると、トーマスは、バーテンダーの入れたグラスを傾けて、くつろいでいた。アダムも一杯どうだ？

アダムはため息をつき、トーマスの前に資料を並べる。国内の外神教の信者を調べたものだ。トーマスがクリストファーを殺した本当の理由を聞き、即座に調査したのだ。彼らの活動は大人しく、布教と星の粉の販売くらいしかしていなかった。大人しくしているのが目的だからな、とトーマス。ハンター管理局は、星の粉と星の欠片は見つけ次第回収していた。おう、さすがの仕事ぶりだな、と感心したトーマスは、日本が開発した魔力拘束具をつけているが、それは彼の魔力を抑えられていなかった。アダムがそのことを言うと、トーマスは、肩をすくめた。トーマスは外宇宙の魔力を吸収でき、拘束具は外宇宙の魔力を妨げないようだ。さらに、この拘束具は、星の粉を使っているやつや、外神教のやつにも効かないのだ。それをトーマスに教えたのは護だ。ベストフレンドの息子だよ、とトーマスは微笑む。アダムは、今何が起きているのでしょう、とトーマスに不安を訴えた。宇宙戦争だ、と途方も無いことを言いながらもトーマスには余裕が感じられる。日本のハンター協会には協力を要請したのか？と聞かれ、アダムが、現会長がいるノーザン共和国に人を送ったと答えると、それでいい、会長本人じゃないとダメだって護が言ってたからなとトーマス。また水篠か、とアダムが若干腹立たしく思っていると、さらに、護に上級魔法石を送れと言う。ほぼ恐喝だ、とアダムは思った。ハンター水篠護には一度会っておかないと、とアダムは決意した。

一方、行方不明だった潤一郎が帰宅して、水篠聡子と葵はやっと落ち着いていた。二人は、旬と雫が行方不明なことは心配であったが、護はすぐに二人に影のダンジョンの鍵を使った。二人は最初驚いたが、護は両親について本当のことをやっと話すことができた。ベルが心配する。あまりたくさんの人の記憶を戻すと世界が混乱してしまうからだ。しかし、護は言い返した。俺は本当は父さんのことを世界中の人が忘れてしまっているのが気に入らないんだ、本当なら父さんのことを世界中に知らしめたいくらいだ。一人でも多くの人に記憶を戻してもらいたい、それが父さんのためにできるプレゼントなんだ、と。

ベルは、その護の言葉を聞いて、旬と歩んだ道を思い出し、涙がとめどなく流れた。