俺だけレベルアップな件 スピンオフ ラグナロク ノベル第206話

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俺だけレベルアップな件ラグナロク
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※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

ピッコマで連載中「俺だけレベルアップな件」「俺だけレベルアップな件 外伝」のスピンオフ「俺だけレベルアップな件 ラグナロク」韓国kakaoでノベルが連載中。コミックも2024年7月31日からwebtoonで連載開始されます。

ここでは、ノベル第話のレビューを紹介します。他の話が見たい方は下をクリック。
漫画(SMARTOON)のあらすじはノベル別記事です。そちらを見たい方も下をクリック

俺だけレベルアップな件ラグナロク
俺だけレベルアップな件ラグナロク

韓国語からの翻訳なので細かい間違いはご容赦ください。名前ですが、日本語名がわかる登場人物はなるべく日本語にしていますが、わからない場合は韓国語読みのままにしています。あとで修正が入るかもしれません。

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俺だけレベルアップな件ラグナロク第206話あらすじ

吹雪が止み、雪が溶け出した地面。巨大なクレーターの中心で、リウ・ヂーガンは四肢を投げ出して座り込んでいた。体は完全に疲弊していたが、口元の笑みは晴れやかだった。ついに心魔が消えたのだ。二年間自分を苦しめ続けてた不吉なマナを、底をつくまで出し切った結果だった。久々に頭痛が引いただけで、空も飛べそうなほど気分が良かった。
最初からS級と戦うべきだったのだ。これまで政治的な理由から、S級ハンターとの命がけの戦闘機会がなかった。自国のS級と戦えば国家的損失になり、他国のS級に喧嘩を売れば戦争に発展しかねなかったからだ。だが今日は運が良かった。まさかS級ヴィランに出くわすとは。結局、負けはしたが。

ゴホッ、とリウ・ヂーガンの口から鮮血が吐き出された。

心残りはありすぎて困るほどだった。万全のコンディションなら結果は違っていたかもしれない。だが、そうしていたら今のように心の迷いをすべて断ち切ることはできなかっただろう。数多の雑念が一呼吸の間に走馬灯のように駆け巡った。

しかし一つだけ確かなことがあった。これほど贅沢な感傷に浸る余裕があるくらいには、まだ命が首の皮一枚でつながっているという事実だ。

疲れ切ったリウ・ヂーガンの瞳が、自分を見下ろす護を睨みつけた。なぜ殺さなかったのか。まさか貴様はヴィランではなかったのか、と問うた。護はその視線を真正面から受け止め、後ろから近づくリオ・シンに通訳を頼んだ。リオ・シンは命を助けてくれてありがとう、だと簡潔に訳した。

リオ・シンの表情には、どこか晴れ晴れとしたものがあった。今日この場で初めて、護が着実に成長を続けるハンターであるという確信を得たのだ。真剣に自分の将来を悩み始めたリオ・シンを放置して、護は木霊の森の泉を持ってリウ・ヂーガンに歩み寄った。

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完全に体力を消耗していたリウ・ヂーガンは、正体不明のポーションを大人しく飲み干すしかなかった。効果は即座に現れた。
バサッ!
リウ・ヂーガンは、自分の背中から突如広がった一対の青い翼を見て困惑した。これまで自分を苦しめ続けてきた心魔の正体が、ついに姿を現したのだ。
キアァァァァ!
やがて青い翼を広げた灰色の天使が苦悶の叫びを上げながら、彼の背中から引き剥がされた。しかしそこから感じられる気配は、トーマス・アンドレの時とは明らかに違っていた。すべての力を使い果たした灰色の天使は、この場から逃れようと必死に翼を羽ばたかせた。
ベルが逃してはならないと叫ぶ。
バキッ!
ベルの言葉が終わるより早く、この瞬間を待ちわびていたかのように、護の手が奴の首を一息にへし折った。

ピコン!
イタリムの使徒を倒しましたの通知とともに、レベルが立て続けに上がった。ひどく消耗していた護のコンディションが完璧に回復した。
ところが状況はリウ・ヂーガンも同じだった。灰色の天使の体が粉々に砕け散り、そこから生じた光の粉が再び彼の体に染み込んでいった。その瞬間、彼の両目に驚愕の色が浮かんだ。

この二年間イタリムの力を拒絶し続けてきたリウ・ヂーガンの体に溶け込んだ使徒の残滓が、それまで忘れていた前世の記憶を呼び覚ましたのである。二つの人生、二つの記憶が脳内で激しく衝突した。しかし彼はすぐにそれを受け入れた。衝撃は大きかったが、それ以上に安堵感の方が勝っていた。やがて彼の口から晴れやかな笑いが漏れた。そうか、私はやはり今よりもずっと強かったのだ。無謀な野心などではなかったのだ、と。
中国唯一の七ツ星ハンター。海を渡って攻め込んできた巨人型魔獣の手足を素手で引き裂いて屠った国家権力級ハンター。それこそが私、リウ・ヂーガンだったというわけか。
リウ・ヂーガンは虚脱した表情で呟いた。なぜ心魔に襲われたのか、ようやく理解できた。あれほどの力を持っていながら、それが消えてしまったのだから。原因が分かると心は軽くなった。そして自分が成すべきことも見えた気がした。あとは精進あるのみか、と。

鍛錬を積んでもハンターの力が成長するわけではないことは分かっている。しかし体に染み込んできた心魔の残滓を感じると、あるいはあの頃に近い水準まで到達できるのではないかという漠然とした予感がしていた。
リウ・ヂーガンが護に向かって手を伸ばした。言葉は通じなかったが、その意図を察した護は素直に彼の手を掴んで引き起こしてやった。
リウ・ヂーガンがリオ・シンに通訳を頼むと、リオ・シンは決死の覚悟で頷いた。アシュラギルドの中核を担う自分が通訳扱いされたことに傷つくことはなかった。むしろこれほどの光栄が他にあるだろうか。中国のリウ・ヂーガンと、彼を単身で打ち負かした男の初めての対話だ。この歴史的瞬間が自分の仲介で成り立っているのだ。

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リオ・シンは唾を飲み込み、一言一句たりとも聞き逃すまいと五感を研ぎ澄ませた。
その間リウ・ヂーガンは護の顔をじっと見つめていたが、やがてふっと笑った。改めて見て分かった、この若者がなぜこれほど強いのか、と。今にして思えば、彼はある人物にとてもよく似ていた。前世の記憶まで思い出したリウ・ヂーガンは、聞きたいことが山ほどあったが、最も気にかかる重要なことから尋ねることにした。お前の親父は今、どこで何をしているのか、と。
リオ・シンはかつてないほど真剣で必死な面持ちで通訳した。リウ・ヂーガンが突然お父さんの安否を尋ねてきたが、これは文法的に日本では非常にひどい悪口だが、中国では純粋に安否を気遣う表現である可能性も、と説明した。最近日本語の実力が飛躍的に向上しているリオ・シン、さすがは阿修羅ギルドの核心を担う人材と言うべき能力だった。

***

リウ・ヂーガンは護と長い対話を終えた後、深刻な様子で頷いた。途中で時間が巻き戻ったという話を聞いた通訳が驚愕するという些細なハプニングはあったが、それも一種の特別なスキルだと考えれば理解できない話ではなかった。
それよりも重要なのは現状だった。いずれにせよシッダルタ・ハッチャンも自分と同じように心魔に陥っている確率が高いということか、とリウ・ヂーガンは言った。
正確には心魔とは異なるものだったが、表現はどうでもよかった。重要なのは、シッダルタ・ハッチャンがどう見ても自分のように心魔を振り払うために足掻いたとは思えないという事実だった。

そもそも国家権力級ハンターは、カーミッシュという強大な敵を相手に共に戦った仲間だ。性格が合わず最後まで打ち解けられなかった奴もいるが、それでも基本的にはどんな性格かは熟知しているつもりだ、とリウ・ヂーガンは苦笑いを浮かべながら続けた。特にその中でも、私とトーマス・アンドレは世界が認める喧嘩っ早い連中だった。まあ、血気盛んな時期だったからな、と。リウ・ヂーガンとトーマス・アンドレは、かつて人類最強の戦力と称えられた者たちであり、それゆえに性格もまた攻撃的な傾向が強かった。

だがシッダルタ・ハッチャンは我々と違って善人なのだ、とリウ・ヂーガンが言った。護が善人ですか、と問い返すと、リウ・ヂーガンが頷いた。ああ、偽善もまた善だからな、と。

偽善だなんて、うちのギルド長はそんな方では、と通訳をしていたリオ・シンは一瞬ムッとしたものの、急に自信がなくなった。有能で忠実な部下であった自分を突然左遷した時の彼の笑顔が脳裏をよぎったのだ。まあ実際のところ大半の人間は似たようなものだろう。人間はあまりに大きな富や名誉を手にすると、それに酔いしれて自分を見失う。それは武力についても同じことだ、とリウ・ヂーガンは苦笑した。そしてその中でもシッダルタ・ハッチャンは、何というか救世主病にかかった男だった、と。

救世主病とは何か、と護が問うと、リウ・ヂーガンは答えた。強い力には強い責任が伴うと言って、やたらと人を助けたがるのだ。口では善の影響力などと言っているが、根底にあるのは名誉欲だ、と。

辛辣な評価が続くにつれ、通訳を務めるリオ・シンの表情が複雑になった。アスラ・ギルドの長であり、インドを代表する偉人シッダルタ・ハッチャン。実際、彼は誰よりも庶民の救済に尽力する善良な人物として知られていたが、一時期でも彼の側近を務めたことのあるリオ・シンは、他の者より少しだけ彼の本質を知る人物でもあった。

あいつは自分がより高い存在になりたいがために、他人の人生を勝手に救済したがるのだ。当人の意思などお構いなしにな、とリウ・ヂーガンは言った。

その言葉が終わるやいなや、護のそばへ歩み寄ったハルマカンが、捕らえた変異体たちを指差しながら報告した。どう見てもこいつら、全員もとは人間だったようです、と。護は目を見開き、変異体たちを凝視した。あいつらが人間だって、本当か、と問うた。ハルマカンは間違いないと答えた。星の欠片を媒介にし、生身の人間に竜の血を注入して作り出された混血種です、と。

護は悟った。偽善者シッダルタ・ハッチャンが、この地で今、何を仕でかしているのかを。

どうやら彼は、覚醒できなかった人間たちを強制的に覚醒させようとしているようです、とハルマカンが告げた。

キイィィェェェ……!

理性を失い、一匹の魔獣へと成り果てた人間たちが、凄惨な悲鳴を上げていた。殺してくれ、と。

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206話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

リオ・シン、日本語の勉強がうまくいったね。 父の安否を聞いたのか罵倒なのか混乱した

イタリムの使徒の残骸が染み込んで前世の記憶を思い出したって?!

本物の安否確認と悪口を混同するリオ・シン

現在、護の影の中には、ピラミッド訓練所の入居が完了し、二重ダンジョン研究所の入居が完了し、蜂で構成された情報機関の入居が完了しました。すぐにゲート生成プログラム開発機関(?)の入居予定のようです。ほぼ企業のように分業化されそうですね。

アメリカはカーミッシュとの戦闘で生き残った5人を尊重するという意味で、国家と同等の権限を与え、すぐに国家権力級と呼ばれました。しかし、リウ・ヂーガンがカミッシュ戦闘に参加したという情報は見当たらなかったです。

ハッチャンはクリストファーより重要視されているのはなぜ? クリストファーはただトーマスに殺されただけなのに?

体調が悪いとおっしゃるので、早くご回復されますようお祈り申し上げます。

とても楽しく拝見しております。審美眼が異なるため、私の言葉がすべての人を代表するわけではありませんが、何千もの作品を読んだ読者として、十分に楽しく読んでおります。ファイトです!

お父さん、何してんだよ

私の感想◎前作では巨人を倒したことしか活躍のなかったリウ。ここで護の仲間になって、いくのかな。

まとめ

俺だけレベルアップな件のアニメはhuluで見ることができます。

俺だけレベルアップな件 ラグナロク レビューをまとめました。

各話一覧表

俺だけレベルアップな件ラグナロク第205話レビュー

俺だけレベルアップな件ラグナロク第207話レビュー(作成中)

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