シスコン夫と離婚します！漫画54話あらすじ＆韓国原作漫画レビュー、感想

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

「公爵家のメイドに憑依しました」のAlohaが画く、ピッコマで連載中の「シスコン夫と離婚します！」（原作Oaen）韓国カカオウェブでは、小説版も掲載されていて、小説は外伝まで完結しています。

漫画のあらすじと韓国原作漫画のレビューをまとめました。

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シスコン夫と離婚します第54話あらすじ
シスコン夫と離婚します第54話レビューまとめ
まとめ

シスコン夫と離婚します第54話あらすじ

「わ、私なんかがどうして皇子殿下に・・・」とイーデルは恐縮した。しかしテレンスはイーデルの目を見て言った「なぜそんなに自分を過小評価するのですか？私にはあなたがエリオットなんかより、よっぽど天才に見えますよ」「カシウス公爵の最側近である執事の事情を把握して味方につけ、誰も解けなかったタイムカプセルの謎を解いたのは誰ですか？」

そう言われても、それは小説に全部載っていることを利用しただけなので、イーデルは心苦しかった。「今回の脱税の情報にしてもたまたまリエナとエリオットの会話を盗み聞きしたおかげだし、どれも運が良かっただけで・・・」とイーデルは言いつくろったが、テレンスはその情報を活用して適切に判断し、果敢に行動したのはイーデルの力だと褒めてくれた。

確かに、小説には退屈な記述になるから脱税方法が詳しくでていなかった。そこでイーデルは原作で簡略記述されている部分を探し、税に関する本と比較して一晩中分析を試みたのが、今回の結果だった。テレンスはイーデルの頰に手を当て、励ますように言った。「イーデルはすごい人です。目の下にクマができるほど眠らず書類を作成したのは、イーデルあなたですよ」

イーデルは自分のことを振り返った。どうやら気づかないうちに自分を情けなく思っていたらしい。２年間もリアンドロとの結婚生活を手放さなかったことも後悔したし、大使親子の再会などさまざまなことを他の人より先にできるのは原作を知っているのだから当然だと思っていた。でも、テレンスの言うように、その全てが原作のおかげだけだったか・・・。

「ありがとう・・・テレンス。そうですね！私、ちょっとすごいですね！」イーデルは自信が湧いて、満面の笑みで答えた。そのイーデルの笑顔がまぶしくてテレンスは照れてしまうほどだった。「ますます、正式にイーデルを雇用したくなりますね」と話すテレンスに「参謀なら、お給料がたくさん必要ですよ〜」とイーデルが言った。

イベール商団本部。イーデルの行動報告を受けるエリオット。ターラを捕まえたことにより、なんらかの動きをみせるかと考えられていたイーデルは連日ショッピングに勤しんでいるだけだ、と部下は報告した。監視に気づいて騙そうとしているのか・・エリオットはイライラした。

ターラをリエナのところへ連れていったが、ターラの供述は変わらなかったし、エリオットは自分の判断に自信を失ってきた。「監視人を増やそう。さらに１０人、イーデル・ウォリスにつけてくれ」エリオットが部下に命じたその時。

「大変です！皇居から調査団がきました！不正取引を疑った税務調査だそうです！」部下が部屋にとびこんできた。エリオットは動じなかった。予想の範囲内だったから。皇室はどうにかしてリエナとカシウスに傷をつけたがっているから。

エリオットが対応しようと立ち上がると、部下が調査団の総責任者は第二皇子だと伝えた。エリオットにはテレンスの訪問は予想外であったが、パーティの件やリアンドロの話から、テレンスとイーデルはつながっていると考えていた。”処理を完璧にしておいたから、税務調査自体は大して問題ないだろう。第二皇子とあの女がどういう関係なのか探ってやる”エリオットはテレンスのもとへ向かった。

事務所ではテレンスの指揮で調査が始まっていた。エリオットは事務所を見終えたら執務室へどうぞとテレンスを誘った。執務室への移動中、とある場所でテレンスは足を止めると、何かおかしいと壁を叩き始めた。

エリオットはやや焦った”まさか・・絶対にバレるわけがない。誰かが『そこ』の存在を知らせたのに違いない。裏切り者がいるのか？誰だ？なんだその視線は・・・？”