韓国kakaoで人気のノベル 赤ちゃんは悪役を育てる(原題아기는 악당을 키운다)が大変面白いので、紹介します。
各話のあらすじと韓国kakao読者のレビューをお楽しみください。kakaoでは、2025年12月30日ウェブトゥーン開始を発表され、漫画化もされています。
※未読の方はネタバレにご注意ください
作者紹介
ノベル Lyshaさん (「お嬢様はロイヤル・シェフ」など)
漫画版絵 ヨンドゥさん
赤ちゃんは悪役を育てる17話あらすじ
彼は公爵のすぐ近くに陣取っていた。見覚えがある気がして首をかしげていると、ふいに前世の記憶が蘇った。夜更けにアミティエ公爵邸を訪ね、国外へ出してくれと切羽詰まった声で叫んでいた老人——テラモア公だった。あの夜、半開きのドア越しに見えた老人の表情と、執事の公爵に伝える不満げな声が脳裏をよぎった。執事は、命を狙われるのは自業自得だと言っていた。保護者の目を盗んで幼い子を虐待していたのだから、その子が成長して彼を狙うようになっても無理はないと。
ノースはテラモア公には子供がいないと言っていた。彼の手が届く子供といえば、アイザックとアンリだけのはず。デュブレッドの古参の家臣を他国へ亡命させる権力を持つ子供となれば、それはデュブレッド家の公子以外にない。ありえないと思いつつも、奇妙な胸騒ぎが消えなかった。親の留守中に子供へ手を上げる家庭教師の話は時折耳にする。ミナも、同じようなことが自分のいた場所でもあったと語っていた。
標的はどちらなのか。アンリは聡明すぎて手出しがしにくく、アイザックは衝動的な性格すぎて耐え続けるとは考えにくい。あるいは二人ともという可能性もある。食事の手が止まっている私にノースに食事の味を心配されながら、まずは確かめなければと思い直した。
***
その日の午後。私は廊下の角に身を潜め、扉から出てきたノースに駆け寄った。アンリとアイザックの二人は昼食後、修練場に行ってしまったのだ。修練場の場所がわからず案内を頼もうとしたが、この忌々しい滑舌のせいで「しゅゆんじょ(修練場)」が「プール」と聞き違えられ、腕を振り回してようやくノースに伝わった。侍女たちから連れていくなと言われているというノースに、潤んだ瞳で両手を合わせてねだると、ノースは胸を押さえながらも上機嫌に連れていってくれた。
修練場ではアンリとアイザックが木剣を手にしていた。私に気づいた二人は、驚いたように目を丸くしている。アイザックはそんなに俺に会いたいなんて手のかかる奴だと言いながらも、歩きやすいように道を開けてくれた。二人の袖口やうなじをそれとなく観察したが、細かい傷は訓練によるものか虐待によるものか区別がつかなかった。
足元の石につまずきかけたとき、アンリがとっさに受け止めてくれた。赤ちゃん様という呼び方に礼儀という壁は感じるが、悪い子ではなさそうだった。アイザックはつまずいた石を土に埋めてしまった。一体、テラモア公はこの子たちの何が気に入らなくて虐待なんてしたのだろう。この子たちがどれほど怖い思いをしてきたのかと思うと、喉の奥がツンと痛んだ。
そこへテラモア公が近づいてきた。腰をかがめて私と視線を合わせ、握手を求めながら手のひらをトントンと撫でた。これくらいおとなしくしていれば鞭を振るう必要もないと囁いた後、学問を手伝うことになったと言いながらアンリたちを書庫へ連れていこうとした。私は声を限りにノースを呼んだ。ノースを修練場に同行させたのは、テラモア公がいる以上、公爵の側近が必要だったからだ。
ノースはテラモア公の姿を見るなり表情を強張らせ、公務のはずだと問い質した。テラモア公は教え子への挨拶と答え、次の機会にと軽く頭を下げて立ち去った。虐待されている子を探すまでもなかった。テラモア公と対面してうなじが真っ白になるほど怯えていたのは、アンリだった。
***
アンリとアイザックの修練が再開され、私は隅の椅子に座って考え込んだ。公爵に報告するには証拠がなく、体の傷も修練中のものだと言い張られれば反論できない。聡明なアンリが自分からテラモア公を追い払わないのは、虐待の事実を意図的に隠しているからのはずだが、なぜそうするのかが分からなかった。
そのとき修練場にどよめきが沸き起こった。アイザックが拳を握ると石や土埃がふわりと浮き上がり、跳躍した瞬間に剣が赤く燃え上がった。オーラだった。あの年齢で、教団の聖騎士の中でも精鋭しか扱えないとされる力を使いこなしている。くたばれとつぶやき、相手が降参を叫んでも構わず踏み込み、甲冑を雑巾のように引き裂いてなお剣を振り上げた。
思わず「こわっ……」と漏らすと、アイザックの動きがぴたりと止まった。振り返った彼はわざとらしく咳払いをして「つまらん」と言い放ち、剣を放り出して相手から身を引いた。(あいつ、命拾いしたな……)アイザックが興味を失ってくれて本当に良かった。
赤ちゃんは悪役を育てる17話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

虐待犯、最悪……

すぐに地獄に送ってあげます

自分より優秀な兄と剣の才能がある弟の間に挟まれているから、あのおじいさんが兄弟と比べてアンリを見くびるのも無理はないかも

普通、児童虐待を受けた子どもが声を上げられないのは、言っても誰も助けてくれないとすでに確信していたり、相手がたまに優しくしてくれる瞬間だけを頼りに我慢していたりする場合が多い。アンリの場合は後者ではなく、父親からの愛情を兄弟によって受けられず、天才たちの間で自分は頑張らなければ生き残れないと思い込んでいたから、余計に言えなかったんだろう。あの老人はそこを利用しているんだ

虐待の話は苦手なんだけど……ルブがさっさと処理してくれたら……

子どもへの虐待、動物への虐待をする人間が一番最悪

アンリを守って、アンリの心も手に入れてほしい!

わざわざアンリを虐待してるの?どうかしてる

ルブが怖いと言うと、すぐに止まるのが見えるよ。完全にひよこを追いかけている子犬だ

トラのような子供に、ライオンのような妻?

アミティエ公爵は虐待者を逃がしたの?偽善的な人!
わたしの感想◎敢えてなぜ公爵の子供に!?そのままで済むわけがないのに。アンリが言わないのは、プライドが邪魔をしているのかな?
まとめ
あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
18話
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