忘れられた野原ノベル75話あらすじ・原作小説レビュー

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忘れられた野原
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※未読の方はネタバレにご注意ください

Kakao大人気ノベル「オークの樹の下」のKim Suji先生の新作「忘れられた野原」の連載がピッコマで始まりました!イラストも「オークの樹の下」小説扉絵を担当された千景先生です。2025年12月現在、韓国kakaoサイトにて180話までアップされていて連載中です。ウェブトゥーン化も期待されている作品、ご紹介します。レビューは、韓国でのレビューをまとめております。

ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。

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忘れられた野原75話あらすじ

外観は無骨だが内部は中部のどの城にも引けを取らないと男がなだめるように言ったが、タリアは疑わしげな顔を崩さなかった。この田舎者が皇宮や大貴族の城に足を踏み入れたことがあるのだろうか。馬鹿にされていると感じた男が、ラエドゴ城は列国時代にドワーフが築いた城で皇宮にも劣らないと力を込めると、タリアはカーン民族が北東部のドワーフを奴隷として連行し築かせた要塞だろうと突き放した。タリアは、この軽薄そうな男に二度と気安く話しかけられないよう、聞いてもいないことを喋り倒したならどこかへ行ってほしいと冷ややかに追い打ちをかけた。

男は「社交性」という言葉を知らないのかと呆れたが、タリアは「余計なお世話」と「無礼」の意味を知っているかと棘を返した。勝ち目がないと悟った男は手綱を振るって去っていった。タリアはすぐに窓を閉めて鍵をかけた。わけもなく親切を装う人間は大抵はろくでもない下心がある。あの東部人も、口元は笑っていたがその目はこちらを探っていた。笑顔の裏で次期大公妃を値踏みしていたのだろう。

シアカン一族が自分を快く思っていないのは明白だった。前皇后ベルナデットとシアカン大公は従兄妹同士で仲が睦まじく、血族のアイラの代わりに政治的に対立する現皇后の娘が大公妃になったことへの反感は強いはずだ。タリアはずきずき痛む頭を押さえた。セネビアが控えていた皇宮でさえあらゆる屈辱を味わったのだ。ラエドゴ城はそれ以上こそあれ、以下ではないだろう。何度も噛みすぎて血の塊がこびりついた唇を爪で掻いた。

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熱で乾いた喉がヒリヒリ痛み、水差しで口を潤していると、外から勇壮なラッパの音が聞こえた。馬車はいつの間にか要塞の前に着いていた。身分確認の後、巨大な城門を通過した。タリアは思わず感嘆の声を漏らした。タイロンの言葉は嘘ではなかった。無骨な外観とは裏腹に、城の内部は緻密に計算された美しさに満ちていた。清潔な道路、天を突く尖塔、精巧な建築物。灰色の石材と黒光りする大理石で築かれた城塞はそれぞれ異なる高さにそびえ、建物同士をアーチ型の石橋が動脈のように繋いでいた。

広場中央の噴水は皇宮のものよりはるかに大きく華やかで、澄んだ水を勢いよく吹き上げていた。この要塞には水源が豊富に供給されているに違いない。溢れた水は道沿いの溝を伝って水路へ流れ込む。石と大理石、鋼鉄と水が隙なく組み合わさった光景に圧倒された。

主城と思われる建物の前で騎兵たちが足を止めた。ロエム帝国の繊細な建築と東部の美意識が調和した城塞の前に、華やかな衣装の人々がずらりと並んでいた。馬を降りたバルカスが東部の言葉で叫ぶと、階段上の者たちが駆け下りて彼を囲んだ。バルカスの親族だろうかと観察していると、人々を退けた彼が真っ直ぐ馬車へと歩いてきた。タリアは慌ててカーテンを閉め寝たふりをしようとしたが、予告なく扉が開きバルカスが入ってきた。タリアは緊張した面持ちで彼を見上げた。

彼はいつものように黒鉄の鎧に東部式の外套を羽織っていた。乾いた草の匂いが染みついた大きな体が視界を埋め尽くす。タリアの体調を尋ね、ガントレットを脱いだ手でタリアの額に触れ、まだ熱が下がっていないと眉間に皺を寄せた。タリアは一日二日のことではないと視線を伏せた。彼に触れられるたびに飛び上がることは減ったが、ぎこちない居心地の悪さは消えなかった。

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バルカスは上着を脱いで彼女にかけ、当然のように膝裏に腕を入れ抱き上げようとした。タリアは体をよじって拒絶し、家族の前で恥をかかせるつもりかと叫んだ。バルカスは夫が妻をいたわることがなぜ恥になるのかと首をかしげた。タリアはこの男が義務感の塊だと知っていたが、皇帝の圧力で結ばされた結婚の責務まで果たそうとするとは思わなかった。
アイラにそう教わったのか、 夫は妻を世話しなければならない、って?と棘のある声で問うと、彼の眉間に皺が寄った。祭壇の前で妻を自分自身のように慈しむと誓ったと淡々と返すバルカスに、タリアは自分の体すら大切にしない人間が何を言うのかと切り返した。そして、自分は司祭が説いた「従順な妻」など演じるつもりはないから、献身的な夫のふりもやめなさいと鋭く言い放ち、ふらつく足で外へ出ようとした。

だが、バルカスはひったくるように彼女を抱き上げた。タリアが毒づくより先に、彼は自分が彼女に「従順」さなど期待するほど愚かに見えるかと問うた。何も期待していないから好きにすればいい、自分も自分のしたいようにすると冷ややかに言い放ち、マントのフードをタリアの頭に被せると歩き出した。

馬車を降りると刺すような強い日差しにタリアは眉をひそめた。視界がはっきりしてくると、警戒と好奇が入り混じった見知らぬ人々の顔が目に飛び込んできた。皇女の威厳を示すどころか無力な子供のように抱えられている屈辱に顔が赤くなった。

この女が第1皇女を追い出して兄の妻の座を奪った人かと、清々しい中性的な声が聞こえた。振り返ると、ぼさぼさの黒髪に大きな金茶色の瞳をした15歳ほどの少年が、頭の後ろで手を組んでこちらを見つめていた。産毛の残る幼い顔が鼻先まで近づき、瞳がラピスラズリのようだと言うなり、ためらいもなくタリアのフードを剥ぎ取ろうと手を伸ばした。生まれて初めての無礼にタリアが凍りついた瞬間、バルカスが少年の手首を掴んだ。「ルーカス」。と驚くほど冷ややかな声が、タリアの頭上から響いた。

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忘れられた野原75話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

妻を自分の体のように慈しむというバルカスと、あなたは自分の体すら大事にしないと言うタリア。二人ともすでにお互いをひどく想い合っているのに、本人たちだけが気づいていない

バルカスには弟もいたんだ?タリアにとって大きな役割を果たしてくれると信じてる。それにしても不思議なことに、みんな暗い髪色なのにバルカスだけが金髪なんですね

バルカスが自分のやりたいようにやっている行動リスト:
1. 口移しでタリアに薬を飲ませる
2. タリアをお姫様抱っこして歩き回る
3. タリアにフードを被せる
4. タリアに関心を示す男たちを牽制する

雰囲気は分からないけどとにかくピンチ

バルカスが「夫の義務」を盾にして世話を焼こうとしたのを拒まれて、悩み抜いた末にひねり出した言い訳が「結婚式の時の誓い」だなんて、可愛すぎます

むしろ東部のこの直説的な話し方の方が、タリアが心を開くのにずっと助けになりそうですね!

タリアは一見刺々しく見えても、政務的な判断はしっかりできているようで安心しました。勢力のパワーバランスや流れを把握していますね。バラカンが笑顔で自分を観察していることにも気づいているし。敵味方の区別がついて安心できる環境になれば、立派な君主になる兆しが見えます!

「アイラがそう教えたのか?」→ 少し間を置く → 「教団で誓っただろう」

あの間を置いた時間に何を考えていたのか気になります。バルカス、何を思ってたの?
1. アイラ? なぜ今アイラが出てくるんだ?
2. 何と言えば、この山猫を抱きかかえて運べるだろうか?
3. 夫が妻をケアするのに、そもそも理由が必要だったか?
4. ずっと甘い匂いがするな・・・?

猫に・・・触るな・・・。猫はまず距離を置いて、向こうから近づいてくるのを待たなきゃ

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黒鉄の鎧に東部式の外衣を羽織るというのは、もはや皇族に服従し忠誠を誓うのではなく、東部の支配者として生きるという意味もあるのではないでしょうか?

皆さん、バルカスは自分の上着をいつも脱いではタリアをぐるぐる巻きにしてフードまで被せ、片腕でお尻を支え、首の横に顔がくるように抱っこして歩いていますよ!甘い匂いがして耐えられないと言いながら! 腕の中にすっぽり抱いて歩いているんです!その間、タリアを見ている人と睨み合いもしているんでしょうね。もじもじ動けば全部伝わるはずですよ、皆さん! 自分の腕の中で安らいでいることも!!

要塞に豊富な水源が供給されているという話は、戦争になっても大丈夫だと言っているように聞こえます

バルカスが自分の体は大切にしなくても、タリアのことは自分以上に大切にしていると気づく日はいつ来るのでしょうか?従順なことなんて期待もしてなかったし、望む通りにしていいというあの言葉が、愛の告白よりも甘く聞こえます。自分の気持ちに気づいていないバルカスにとっては、最高に素直な求愛表現だったんじゃないかな。妻を口説くバルカス!

ツンツンしたタリア、可愛いと思うのは私だけ? 自分の身を守ろうとする子猫みたいで、ただただ可愛くて不憫なんだけど、バルカスと結婚してから妙に素直になったのが本当に猫っぽいです

「カス」繋がり(バルカス・ルーカス)の名前なんですね

青金石(ラピスラズリ)が気になって調べてきたんですが、真っ青な色なんですね。へぇ~

バルカス、マジでやばい。自分のことを「夫」と称して、タリアのことを「妻」と呼んでる。最高

それでも義弟が会ってすぐに「瞳が青金石みたいだ」と褒めてくれましたね。ルーカス、ツンツンした義姉さんと仲良くやっていこう!!!

兄の妻を密かに想う思春期の少年になれ!ちょこちょこ付いて回って情報を教えたり、美味しいものを差し入れたりして

タリアが驚くほど冷ややかな声だったなら、帽子一つ脱がせるのにどれだけ怒ったんだ・・・

でも考えてみれば、バルカス側の親族たちもアイラじゃなくタリアと結婚することに反対の声があったはずだけど、バルカスはどうやって解決したんだろう?

アイラのことを「第1皇女」と呼んでいるのを見ると、アイラともそれほど親しくないのかな?

モデルルームに来た人のように、「わあ、内装が豪華だからタリアに似合いそう」「わあ、ここにも噴水が。タリアが好きそう」なんて思いながら読みました

わたしの感想◎バルカスもタリアもあれほど親から辛い目に合わされたというのに、弟たちはなかなかのびのびと育っているようですね。弟たちにはそのまま素直に成長してほしいけれど、バルカスとタリアはもっと幸せになってほしい

まとめ

忘れられた野原 あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました

74話

76話

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