悪女ですが追放先で幸せに暮らします　30話あらすじ＆韓国kakao漫画レビュー、感想

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください

kakaoで人気の小説原作の漫画「マロン侯爵」日本ではピッコマで、「悪女ですが追放先で幸せに暮らします」という題名で連載されています。大変面白く、注目している漫画ですので紹介します。

文　hound
他の作品「優しいあなたを守る方法」　優しいあなたを守る方法は、コミック3巻まで発行されている人気漫画です。）

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絵　enuhasu（天の川）　　　　　

原作　JAYA
他の作品「悪しき侍女たち」、「エボニー」

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悪女ですが追放先で幸せに暮らします30話あらすじ
悪女ですが追放先で幸せに暮らします30話レビューまとめ
まとめ

悪女ですが追放先で幸せに暮らします30話あらすじ

8歳の秋。収穫祭最後の日。一度だけでいいから祭を近くで見物したいとマリスは王妃である母に訴えていた。8歳にもなって我儘言って・・・アスタが真似したくなるでしょう、と母はマリスを諌めた。マリスはこれは良いことを聞いた、とばかりに幼いアスタに自分の代わりに祭に行きたいと母に言ってくれと頼んだ。
アスタはせーのとばかりに、祭に行く！マリスお兄ちゃんと行く！と大声で泣き叫んだ。王妃は仕方なく、二人が祭へ行くことを許した。その後で起こる悲劇を知っていたら、そんな意地を張らなかったのに、とマリスは後から後悔した。収穫祭最後の日。人混みでアスタを見失った。
侍女たちの噂では、いつのまにかアスタが一人で勝手に抜け出して行ったことになっていた。アスタを失って一年も経たずに母である王妃が亡くなった。王妃を失ってカスナトゥラ王城から笑顔が消えた。自分がわがままを言ったせいで・・・マリスは自分が許せなかった。
マリスはずっと友情や愛、悲しみ、喜びという感情を制して、贖罪の気持ちだけで生きた。ただ義務と責任感で作られた人形となって。笑ってはいけない、自分には幸せになる資格はない、と。
そうして自分で自分を閉じ込めていたマリスの監獄の扉は、美しく成長して眼の前に現れた妹によって開かれた。生きて戻ってきてくれた妹に、マリスは、なんでもしてあげたい、望むものはすべてあげたいと考えた。そうすることによって、自分の罪の重さが軽くなる気がした。
しかし、アスタは何も望まなかった。いないと思っていた家族がいるということ、その家族がまだ自分のことを愛してくれていて、その愛を返せるということがただ幸せだというアスタだった。

現在のエニフ。アスタとくつろいで話すマリス。マリスがヘイリーについて誤解しているようなので、アスタは全力で否定して、ヘイリーを擁護した。マリスはとにかくアスタの幸せをサポートすることを使命としていた。アスタが関わっている状況について、関係者に会うことを決めた。正式にプロポーズを送ってきたホルトの王ミケラン、アスタのそばにいるシリル。その二人は、一人の女性を利用して捨てた過去があるとマリスは聞いていたが、その女性というのが天才魔法使いヘイリーだったなら、アスタもそうならない保証はないと考えていた。
マリスはまずシリルに会いに行った。マリスがどういう理由で自分を訪ねてきたのかシリルはわからなかったが、どうだろうとミケランを出し抜いて気に入ってもらえるなら、家族想いのアスタと結ばれる可能性が高まると、シリルは上機嫌で出迎えた。
マリスは真っ先に、ヘイリーとの関係について尋ねた。シリルとミケランがヘイリーを利用したことは分かっている。ヘイリーがなぜシリルのためにそんな危険を犯したのかを訊きたいのだと言った。シリルは自分にもわからないと答えた。何を考えているかわからない女だった。仕事を手伝ってくれると言っていたらあんなふうに戦争を起こすなんて・・・と。世の中の人は、シリルが戦争のおかげで後継者になれて喜んでいると言っているが、シリルはそんなのは嘘で、いまだに罪悪感を振り払えないでいる、と良い人ぶった。
マリスはそれを聞いて、なぜシリルの家門の当主がシリルを後継者として認めたのかよくわからないな、と考えを述べた。何もわからなかった者が偶然にその悲劇の恩恵を受けて後継者になるなど、マリスの常識ではあり得ないことだ。いっそその全てのことを裏で計画した者なら後継者に値するのに、と言ってから、自ら真実を明かす機会くらいは持つことを願う、とアスタを呼んだ。マリスが席を外し、シリルとアスタが二人きりになると、シリルはヘイリーについて話し始めた。
大切な友達だったヘイリー。シリルは初めて会った時からずっとヘイリーを恐れていた。