※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
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この結婚はどうせうまくいかない517話(外伝45話)あらすじ
カッセルは自分のために元恋人の名前を口にできずにいるイネスの後頭部に軽く唇を寄せ、その指を絡めるように握りしめた。イネスは、20歳になるまでルシアーノをまともに見つめられなかったと語り始めた。成長した兄の顔があの日の姿に似ていたから、見るだけで息が詰まった。父レオネルも同じで、起きている間は近くに座ることすらできなかったのだと。
前世でルシアーノ・ヴァレスティナがエミリアーノを殺害したことは、カッセルもかすかに残る記憶の片隅で知っていた。その記憶を抱えたまま幼い子供に戻ったイネスが、愛する兄を見なければならなかったことも。イネスは父を見るたび前世で聞いた最後の声が離れなかったと続けた。汚い芽を摘めという言葉、子供はどこかで養子になることはなく、捨てられた狩猟場の下に埋めると。
肩を掴んで、私生児を生かしたければアルメナーラ伯爵との婚姻に同意しろと肩を掴まれた時と同じ、生まれて初めて聞くような父の声、娘を救うためなら何でも殺せるという覚悟の憎しみの声だったと。
あの子の命を絶ったのは父ではなく自分だという認識だけが、レオネルへの恨みに線を引いていた。見知らぬ者の手で冷たい土地へ捨てられるのが嫌で、あの子に最も残酷な殺人者を送り込んだも同然だったとイネスは淡々と語った。あんなに幼い目で、最も信じ、愛したであろう殺人者を。
エミリアーノは嘘つきだ、あの子を連れ添ったのは神様ではなく、愚かな自分の手だと語るイネスをカッセルは抱きしめたい衝動に駆られたが、彼女が顔を見せたくないのだと気づいていた。
父が自分を騙したことへの怒りも吐露した。再婚の陰で、子供がすでに死んでいたかもしれないのに、どこかで育っていると信じて存在しない子の成長を恋しがっていたかもしれないこと。自分だけが何事もなかったように生きていたかもしれないこと。
最後の最後に父には出来なかったかもしれないけれど、時間がなく切迫した中、父が子を殺そうとしていると知った直後から、イネスは「最も早く殺せる方法」ばかり考えていたと告白した。最後の夜、あの子は目が合うだけで笑っていたのに。離れ離れにされてからでは、生きている補償がなくなる。望んだのは生きている未来ではなく、穏やかな死と、長く苦しまないことだけだった。
彼女はかつて、気が狂うほど長い間、その最後の日を反芻していたのだろう。エミリアーノはどこかで存在するが、あの子は世界中のどこにも存在しなかったことになってしまったのだから。命を落とした以前よりも人生をよくする術などなく。自らを突き刺し殺すかのように、悪夢に囚われて。彼女にとって悲しみとは、そうして角が取れて削ぎ落とされた乾いた記憶の塊だった。
イネスはここでようやく、当時の話を彼にまともに打ち明けた。涙も逃げも言い訳もなく打ち明けるイネスが、カッセルにはかえって悲しかった。
父の部下たちは主君の血を引く子を傷つけられず、冷たい土の下に投げ捨てたのだろうとイネスは推測した。ルカはどれほど長く苦しむことになるのか。最後に見る者が唯一の家族である方がましだと考えた。最期の息を引き取るその瞬間まで、彼らのことをもう家族ではないと思っていたから。彼らが私を想ってくれればくれるほど、私は彼らを憎んだ。オスカルが望んだ通りに。
ルシアーノが妹を救うために追い詰められていたこと、エミリアーノが兄にとって迷う対象にすらならなかったことが耐えられなかったと吐露した。すべて自分のせいだと分かっていたから、兄を憎みながらも自分を責め続けた。本当のルシアーノは妹の愛用する物ひとつ壊さない兄だったのに、生きている人間を目の前で殺したのだと。
カッセルは、すべてイネスのせいではないと言ってから、ルシアーノの天性ならどんなにエミリアーノを憎んでいようと妹のためにその男を見逃しただろうと同意した。カッセルがセビリアでエミリアーノを生かしてくれたのと同じようにか、あの時も自分を愛していたのかと小さく問うイネスに、彼は静かに頷いた。彼女の肩に唇を埋めた。
イネスはそれも含めて何も知らなかった自分を笑った。ルシアーノが自分を救うためにどれほど追い詰められていたか。ヴァレスティナの私兵に見えた兵の半数近くが皇太子の手下であり、ルシアーノが彼らに見せるためにわざと振る舞ったことも気づけなかった。両親以上に自分を愛してくれた兄だったのに、なぜ気づけなかったのかと悔やんだ。カッセルは、今それは「怒らなかった」ことだからと静かになだめた。
罪悪感が肺に満ちて溺れそうだったとイネスは続けた。ルシアーノがイネスの発作を初めて目にしたときの顔を今ようやく思い出した。それは気づかぬうちに殺人者になった者の顔だった。
皇太子妃になったあの日、ルシアーノは朝一番に手を取り、正気を失った母からも母しか見えない父からも期待を学べなかった自分に、期待を教えてくれたのはむしろ自分が世話をすべき妹だと語った。生涯で唯一愛し愛されたのはイネスだけだと。だから一生幸せに生きてくれと。その言葉に10年後、頭のない死体で報いたのだとイネスは言った。ルシアーノの銃弾と、カッセルが愛ゆえにくれた銃で。
カッセルは頬と耳元に長く唇を寄せ、すべて過ぎ去ったのだと伝えるように抱きしめた。
あの時点ですでにルシアーノには取り返しのつかない罪を犯してしまった。イネスは幼少期の記憶へ遡りながら、父には言い訳の余地があったがルシアーノにはなかったと語った。愛した分だけ期待し、期待した分だけ憎む。だから不公平に当たってしまった。自分の頭には兄と過ごしたすべての月日がある。世界に自分たち二人きりだった、あの長くて退屈だった日々が。だが、今の彼の頭には何もない。自分が「今回」何もあげなかったからだと声を落とした。
カッセルは、だから夫が嫉妬するほどデルフィーナに良くしているのだろうと穏やかに返した。イネスは苦笑し、ルシアーノにうんと幸せになってほしいからで、これでは不十分だと笑った。カッセルは十分だと言った。あの日ルシアーノが妹の生涯を願ったように、今は彼女もルシアーノの生涯を願っている。こうして彼に、彼の妹を返してあげたのだと。
全部変わってしまったけれど?と問うイネスに、カッセルはあの日のルシアーノがイネスに返す答えを知っていると応えた。
彼女が生きて存在している今が、一番十分なのだと。
この結婚はどうせうまくいかない外伝45話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

ルシアーノとイネスの思い出

私がちょっと思い出せないのですが、もし覚えている方がいたら教えてください!!!
イネスが皇太子妃だった時、提督の銃で自殺したあと、ルシアーノとカッセルが皇太子を捕まえて、切断しては治療しながら残酷に殺していくじゃないですか。そのことをイネスは知っているのでしょうか?
>はい〜知ってます。354話でオ〇カルが薬に酔ってイネスを襲おうとしている最中に全部話して…カッセルが遊び人として生きるようになった理由もその時に知ることになって…

辛かった過去は打ち明けることで……これからはみんな幸せになってね。みんなみんな!
わたしの感想◎今回、イネスが心に溜めていたことが一気に出されて、すごく苦しかった。なぜルカを殺してしまったのか、少しでも苦しませないために、生死がわからないなか自分だけがのうのうと生きないためだと。そして、ルシアーノの生涯で唯一愛し愛されたと本人が言っていた妹イネスを奪ってしまったことへの後悔。たとえ皆で幸せになっても、違う人生なのだと改めて突きつけられた気がした
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
518話(外伝46話)

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