※未読の方はネタバレにご注意ください
Kakao大人気ノベル「オークの樹の下」のKim Suji先生の新作「忘れられた野原」の連載がピッコマで始まりました!イラストも「オークの樹の下」小説扉絵を担当された千景先生です。2025年12月現在、韓国kakaoサイトにて180話までアップされていて連載中です。ウェブトゥーン化も期待されている作品、ご紹介します。レビューは、韓国でのレビューをまとめております。
韓国語からの翻訳なので細かい間違いはご容赦ください。名前は特に固有名詞を日本語にする場合は異なる場合が多いので、あとで修正が入るかもしれません。
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
忘れられた野原272話あらすじ
あまりに荒唐無稽な話に、タリアは呆れたように鼻で笑った。5歳の子供が男3人を相手にするなど信じられなかったが、ティウランは当時の兵士たちが直接目撃した事実だと告げた。
周囲を窺い、ティウランはタリアの耳元に寄った。捜索隊が幼い大公を発見したとき、彼は血の海に横たわっており、その周囲には獣に食い荒らされたかのように引き裂かれた三つの死体が転がっていたという。一方、大公の体にはかすり傷一つなく、両手だけがべっとりと血に染まっていたと語った。
タリアは身を引き、警戒の色を浮かべてなぜそんな話をするのかと問うた。ティウランは、大公妃としてこの地で生きるならシアカン家のすべてを知るべきだと答え、窓の鎧戸を開けた。冷たい風と枯草の匂いが流れ込む。シアカン家にはかつて大陸を恐怖に陥れた大王の血が流れており、東部の人々は帝国の国教に従いつつも古代の土着信仰を捨てきれずにいると説明した。
タリアがその真意を疑っていると、がっしりとした体格の男が慌ただしく飛び込んできた。娘が意識を失ったので診てほしいという。ティウランは落ち着いて応じ、タリアには先に城へ戻るよう勧めたが、タリアはこれまで待った時間が惜しいと同行を選んだ。
玄関を抜けると、入り口を守るように立つカーンが尻尾を振った。タリアは巨大な狼を撫でて敷居をまたいだ。外には馬車と護衛兵、そして壁に背を預けたルーカスがいた。まだ終わっていないと告げ、全部済むまで待機するよう命じると、ルーカスは夜更けに民家を歩き回っていることを兄が知ったらと懸念を示した。タリアは、無理やり連れ出したのはそちらだ、黙っていれば良いと言い放ち、ティウランを連れて隣家へ向かった。
詳しい内容と続きはピッコマでご覧ください!
「忘れられた野原」制作秘話が読める記事はこちらから↓
忘れられた野原272話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

シアカン大公家の残酷さについての噂を聞いてもなお、タリアは独りで見知らぬ土地へ追い出されて辛かったであろう幼いバルカスを理解しようとしているね…。愛する人に対してはあんなに優しい子なのに、あまりに不条理な世の中が悲しい

ああ、本当に物語が本格的に動き出した感じがしてドキドキします……。序盤から出ていた伏線が全部回収されたら、本当に鳥肌が立ちそう。今は1話ずつ追っているのでじれったいですが、一気に読んだら起承転結が完璧すぎて、完結がまた楽しみです

>そうですよね。毎回感じることですが、第4幕からが本当の物語の始まりという感じ…!! ほぼ毎話、過去の話や伏線を明かしてくれるので、読み応えがあります

タリアがああやって視察して回った経験が、ズラム人の侵攻の時にかなり役立ったんだろうなと思います。村の人口構成がどうなっているか、普段の住民の日課や動線などを見ていたからこそ、人々を迅速に避難させることができたんでしょうね

とりあえずティウランが異教徒なのは確定っぽい。夫が信心深い異教徒の男性で、大公家に反発して結局処刑され、ティウランは復讐のためにあえてシアカンに忠誠を誓ったみたい。いつか復讐するために

まるで獣に噛み砕かれたかのように、バラバラに引き裂かれた…。
>> 5歳の子供がやったとは信じがたいけど、カーンなら可能だったのかも…

バルカスが魔物に変身するか、周囲の魔物を操る能力を初めて発揮したのが5歳の時だったようで。タリアが死んで「血の川」に沈み、異能を発揮したバルカスが狼として復活して今タリアのそばにいるように、5歳のバルカスも血だまりに沈んで異能を発揮したみたいですね

彼の荒廃して殺伐とした人生の中で、唯一君だけが鮮明な光だったんだね

5歳の子供がどうやって大人3人をバラバラに引き裂けるっていうの。何度目かは分からないけど、カーン(バルカス)がタリアを救い出せないたびに、少しずつ、さらに過去へと回帰しているんじゃないかな?引き裂くのは、やっぱり狼が得意なことだし

タリアは大公妃としての役割を果たそうと努力もしていたみたいだけど…。一体あの毒殺事件の裏にどんな策略があって、これらの努力がすべて水の泡になったのか、すごく気になる

バルカスの人生最初の記憶は、カーンの姿で野原を走った記憶で、今回の話を見ると5歳の時もカーンに変身して異能を使えたみたい。それと164話だったかな?司祭たちが感情を去勢する時、バルカスがある獣を殺したのを最後に感覚が永遠に死んでしまったという描写がある。おそらくその獣は「カーン」であり「東部の異能」なんだと思う。推測するに、5歳以前にもカーンに変わることができていて……

人間姿のバルカスが恋しい。カーンもいいけど、私は人間バージョンが早く見たいよ

タリアはバルカスの立場になって考えようとするのがデフォルト設定だから…。ある意味、なぜこの愛を断ち切りたいと思い、嫌気がさしているのか分かる気がする。本人の社会性や自己防衛から、つい飛び出してしまう気性や言い草は、決してバルカスを配慮したり優先したりしていないのに、想念や思考は限りなくバルカス中心に回っているから…。そのギャップに、タリア本人が一番狂いそうなんだろうな

ティウラン、マリセン、ルーカス、乳母、セネビア。とにかくタリアのそばにいる全員がおかしい…。もちろんバルカスもね

アイラがバルカスと結ばれない理由がこれだね…。アイラは愛情を注げばバルカスが変わるかもしれないと思っているし、自分の母親がバルカスを道具として利用したことも知らないけれど、タリアは正確に理解した上で、バルカスがたとえ変わらなくても、彼そのものを愛しているから

タリアの心が優しすぎて泣ける……バルカスの子供時代のことを気遣ったり、怪我をした子は大丈夫かって真っ先に聞いたり……

《大柄な男が近づいてきて、突如ティウランの手を掴んだ。彼女は動じる様子もなく、もう片方の手で男の手の甲を静かに包み込んだ。》これ、なんだか……秘密結社のメンバー同士で交わす暗号みたいに見えませんか?手を掴むのは「重要な伝達事項があるからついてこい」という意味で、相手の手の甲を包むのは「要求に応じる」という意味なんじゃないかと思って

タリアが「子は大丈夫か」って聞いたのに、返事をはぐらかしてるね

タリアはずっと、内心「自分は足手まといだ」と思っているのに、バルカスに「貸しがどうこう」なんて言われた時、どんな気持ちだったんだろう……

バルカスが司祭たちに虐待されていたという話だけど、もしかして加害者の司祭の中に、ティウランの夫がいたんじゃないかな。それでティウランは夫の復讐のためにタリアをガスライティングしようとしたけれど、タリアが自分を信じて守ろうとしてくれるから、罪悪感を抱いた……とか

タリアがティウランをあんなに頼り、慕うように仕向けたことさえ計画の一部だとしたら……分かって見ていても本当にゾッとする

ワンコカス(バルカス)は小屋の入り口の方にいたから、ティウランとタリアの会話は聞こえなかったんでしょうね。自分の5歳より前のことは覚えていない様子だったけど、もしあの話を聞いていたらどんな反応をしたのか気になります

二人ともあんなに辛い過去を抱えているのに、仲睦まじくお互いの傷を癒やしながら生きていくことってできるのかな?

えっ、マリセンも獣に食いちぎられたようになっていたって言ってたけど……。[大公閣下の周囲には、まるで獣に噛み裂かれたようにバラバラになった遺体が3体転がっていたそうです]

つまり……。人を平気で引き裂くような獰猛で凄まじく乱暴な野獣が、タリアの前でだけはキラキラした青い瞳で尻尾をブンブン振るワンコになるってことでしょ、今

気になるのが、昔の東部の人たちはティラメールの力を強化し手に入れるために、他民族を虐殺して人身供供えをしていたし、カーン民族の異能はティラメールの力だと伝えられてきましたよね。でも今ずっと見ていると、バルカスが持つ野蛮さと異能の源はティラメールではなくガルカシュのような気がするんですが、それだと辻褄が合わないのでは?私はずっと、帝国教と東部の説話がどこか微妙に噛み合っていないと感じていて……

幼いバルカスのことを心配したり、子供は無事かと尋ねたりするところを見ると、タリアは子供に対しては一段と優しくなるみたい……。自分の不遇な子供時代や、流産した子がもし無事に生まれていたら、なんて想像してしまうからなのかな……

視察をしたり戦場へ向かう道中で色々な村を見ざるを得ないバルカスとは違い、大公城の中にばかり留まっていたタリアが、初めて東部の民が暮らす場所を見て経験したわけですね。注意深く観察する癖のあるタリアの目には何が見えたのか、それが何の糧になるのか……。タリアが少しでも自分の範囲を抜け出して外へ踏み出す時は、ハラハラしながらも応援したくなります

タリアなりにコツコツと領地を巡回したことを、領民たちは後できっと分かってくれる気がします

本当にタリアがバルカスを愛しすぎてる…

これを守るために命を捧げたんだね、タリア…。胸が熱くなると同時に、切ないです

ちょっと…悲しい推測なのですが、思っていたよりこの2年間で、タリアが多くのことを知る機会はたくさんあったじゃないですか。そうなると、バルカスと泉で会う前に、死産関連の真犯人を(マリセンを通じて)知る機会もあったはずなのに、あえてバルカスに話さなかった理由。それは、真犯人を伝えたとしても、自分を疑ったり何の行動も起こさなかったりする姿を見て心が折れてしまうのを恐れて、また子供を授かることに積極的になったのではないか…という気がします…

ティウラン、何かバルカスとタリアの間を仲違いさせようとしてるんじゃなければいいけど…。あぁ、何かモヤモヤする

タリアはバルカスを恐れるのではなく、彼の苦しみを一番に考えてあげているんですね。こういうのが愛なんじゃないかな…。タリアがそれでも大公妃の仕事を一つずつこなそうとしているのが見えて良かったです。家臣たちに良く思われることよりも、まずは住民たちに慕われる方がいいかもしれませんね
わたしの感想◎前回はバルカスがいないところで聞いた話だったのか。でもタリアがすぐに5歳のバルカスを思いやってあげていて、すごく良かったし、どうにかその気持ちがバルカスに伝わってほしい
まとめ
忘れられた野原 あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
273話

コメント
忘れられた野原の最後にある「わたしの感想」がとてもすきです
どんな殺伐とした内容のあとでも沢山のコメントを読んで色々考えることがあっても「わたしの感想」を最後によむことでとても心が整います
あらすじがいつも書きすぎもなく物足りなさもなく、ここを読んだ後に原作の更新を読んでさらに深く楽しむことができています。いつもほんとうにありがとうございます。
これからもがんばってください
野忘に夢中さん、コメントありがとうございます!「わたしの感想」を読んでいただけて、読んだ所感までいただけるなんて、思いもよらないことでとても嬉しかったです。原作をより楽しんでいただけるというのも本当に何よりです。暑さが厳しくなる中、はげみになる言葉をくださり、ありがとうございます!