※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない311話あらすじ
オスカルが微笑みながら、おめでとうと差し出した杯を、カッセルはいつものように恭しく受け取った。その背後を通り過ぎるアリシアの姿を一瞬だけ冷ややかな目線で追いながら。カッセルはアリシアが向かった先にイネスがいないかどうか、自然な仕草で視線を走らせた。
オスカルはたった二十四歳でエスカランテ大佐と呼ばれることになるとは、と口にした。カッセルはいざそう呼ばれると気恥ずかしい、陛下が義理の甥を私的にひいきしなかったとは言えないと答えた。カッセルは自分が陥った試練の穴を皇帝の寵愛と称して、事もなげに取り繕った。オスカルが口角をわずかに歪めた。
オスカルはそれだけなら義父であるヴァレスティナ公爵が公議会をひっくり返す必要もなかっただろうと言った。カッセルは義父は一人娘のイネスを殊の外可愛がっておいでだから、婿が少しでも無事な姿で戻ってこれないことを案じられたのだろうと答えた。父親だけでなく兄も変わり者だと言いながらオスカルの視線が、遠くにいるルシアーノを一瞥し、鼻で笑った。お前の過去の行いは周知の事実だ、あの厄介な男が妹の結婚前から監視を緩めていたはずがないと言った。
お前も無頓着なふりを装っているが、決して鈍い男ではないだろう?そう言いながらゆっくりとカッセルに戻されたその視線は、まるで皮を剥ぎ取ったかのように冷酷だった。オスカルは母上が常々おっしゃるように、お前がただ鈍感で善良な忠誠心溢れる従順な従弟であったなら、私が望んだ時にとっくに死んでくれていただろうと言いだした。ネズミ小屋のようなお前の官邸でも、カルデロンの谷であろうと、士官学校でも、エスポーサでも。あるいはイネスの後ばかり追い回していた、愚かな六歳の頃でもな・・・と。
士官学校での襲撃、エスポーサでの十年前の毒殺未遂・・・あくまでも軽い口調で、未遂に終わった殺害計画を明かしていくオスカル。その目は踏み殺そうとしても殺られずに這い出してきた、不快な虫を見るかのようだった。黒幕が分からず、貴族社会にありがちな脅威程度に思っていた一連の事件たちが、オスカルにすべて繋がっていった。つまり、あの六歳の時も。本当に自分を殺そうとしていたのだ・・・。カッセルははっきりと認識した。
オスカルは、あの時『ミス』でお前を殺しておくべきだったと言った。遊んでいる最中にうっかりお前を殺してしまった、この過ちをどう償えばいいのか、私がそう言いながら数滴の涙でも流せば、お前の母親は文句一つ言えず、六歳の息子の亡骸を抱いて私の前から去っただろうに、と。当時のオスカルは、扱いにくい傲慢な従兄ではあったが、親しみもあった。カッセルを見つけると心から嬉しそうに笑っていた顔。カッセルもまた従兄を嫌いではなかった。ただ不公平な関係だっただけだ。オスカルは忠誠の対象だったから。
私がお前の背中を切りつけても、石で打ち据えても、文句一つ言えずに哀れに涙を飲み込んでいた時のように、お前の父親は将来皇位に就く予定の幼い甥の殺人を隠蔽してくれただろうに、とオスカルが言った。すべてが歪んでしまったあの日。オスカルはあえてカッセルの母親をじっと見つめ、ああ可哀想なイザベラと真心を込めて呟いた。カッセルは自嘲気味に鼻で笑った。
文字通り、鈍感にも忘れていた記憶だった。半分くらいは。幼い弟に一度も悪さなどしたことのなかった十歳のオスカルが、ある日突然何かに憑りつかれたように自分に襲いかかってきた日のこと。十歳の少年が、六歳の従弟を押し倒して首を絞めた。窒息しそうな恐怖で暴れた腕は膝で踏みつけられ、ようやく彼の手から脱出すると、ペーパーナイフが背中を切り裂いた。信じがたい苦痛に振り返ると、見たこともない顔が自分を見ていた。それまで彼が親しみを感じ、安全だと思っていたすべての表情が消えた、見知らぬ従兄の顔が。
慌てて二人を引き離した侍従たちは言葉を失ったままオスカルを見つめていた。カッセルは従兄の顔に再び善良で困惑したような微笑みが戻るのを見たが、それは決して以前と同じものではなかった。慌てて問い詰める周囲に、オスカルはただのいたずらだよ、人が他人の首を絞めたらどれくらい生きていられるのか知りたくなっただけだと答えた。
カイエターナは驚愕して宮廷に駆け込んできたイザベラに、オスカルの証言を伝えた。無邪気な子供は時として残酷になれる、あれはただの遊びだったのだと言った。たかだか六歳の時のことよ、あの子が覚えていたとしてもどれほど記憶に残っているというの。納得しないイザベラに強引な主張を繰り返した。カッセルは叔母の寝室に横たわり、母親の顔が時折真っ青に変わっていくのをただじっと見つめていた。
イザベラは叔母様がおっしゃるには殿下が間違いを犯されたのだそうですと言った。熱にうなされる頭でも母親が嘘をついていることが分かった。彼女自身、自分の言葉が嘘だと知りながら口にしていることも分かった。顔がびしょ濡れになるほど泣いているのを見て、カッセルは母親が泣くのが嫌で、ただ分かりましたとだけ答えた。
当時はカッセルの母方の祖父から絶縁された叔父が、エスカランテ公爵にとっての大きな厄介者となっていた時期だった。実家の様々な事情が重なり、その頃から夫を直視できなくなっていたイザベラは、夫の高貴な姉である皇后の前に立つと、まるで亡くなった姑が生き返ったのを見たかのように、息を殺して身を低くするしかなかった。そんな彼女が初めて声を荒らげたのがあの日であり、結局は他の多くの出来事と同じように、目を閉じて耐え忍んだのもあの日だった。
馬車で帰る道中、イザベラはカッセルを抱きしめ、まるで洗脳するように泣きながら忘れて、お願いだから忘れてと呟き続けた。カッセルは忘れられると答えた。それが母親のためになるのであれば。その夜、部屋の外からはフアンとイザベラの争う声が聞こえてきた。あの日を境に二人の仲も冷え切っていった。二人に何も覚えていないと繰り返し答えたカッセルは、夜ごとに呪文を唱えるように、本当に何も覚えていないのだと思い込もうとした。
オスカルは他のどの瞬間よりも、あの時お前を殺さなかったことを後悔していると言った。あれから暫くして、オスカルは心配そうな顔をしてわざわざ看病にやってきた。悲痛な面持ちで謝罪するその顔は、やはり何か別の存在がオスカルと同じ皮を被っているように見えた。今の「これ」と同じように。
その奇怪な恐怖から逃れるように、幼い日のカッセルは次第にあの日の恐怖を忘れていった。それ以来、オスカルが彼を殺そうとすることはなかった。ただ生涯自分に仕えるべき身の程を分からせようとするかのように、時折豹変した目で彼を虐待した。オスカルは君が忠誠心からどこまで痛みに耐えられるか興味があるんだ、声を上げたら私が困り、ひいてはイザベラたちが困るだろうと言った。エスカランテの長男としては納得のいく話だった。助けを求めて叫ばないことは容易で、彼はすぐに痛みに無頓著になった。母親が泣く姿を見たくなくて、あえて傷を隠して過ごした。
そのまま過ぎ去った年月だった。オスカルはあの頃の自分を完璧に隠し通していた。少なくともあの日から今この瞬間までは。オスカルはお前がしぶとく生き延びるたびに後悔した、殺しても死なないたびに後悔した、そして今は・・・と告白した。イネスとの婚約後数ヶ月くらいまでは幼い日のオスカルだったはずだが、どこからかは幼子の皮を被ったこの獣野郎だったのだろう。しかし、それ以前の『本当の』子供だった彼も怪しい。結局のところ、どの人生においても彼は悪の種に過ぎなかった。
カッセルが一歩踏み出した。二人の視線の高さの差がより急峻になり、威圧感となって襲いかかる。オスカルは顔を歪めたが、カッセルは淡々と、不遜にも主君を見据えて言い放った。今は・・・耐えきれずつい、うっかり私を殺してしまうのではないかと恐れているのですか。突然私が死んでしまえば、誰よりも困るのは閣下でしょうからと。イネス・エスカランテの唯一無二の弱点。彼女の口から語られた時は呆れるほど一瞬甘く喜ばしく感じられたその言葉が、今はとてつもなく不快だった。そんな言葉をわずかでも喜んでしまった自分を許せなかった。彼は他の誰でもない自分をダシにして、彼女を思い通りに操ろうとしたのだ。イネスの弱点だと。よくも私をそんなものに貶めてくれたな。
オスカルは、一人残されるイネスが心配ではないのか、お前も覚えている通り彼女が結局は元の主人の寝室に戻ることになるとしたらと言った。出征中に反芻して苦しめと言わんばかりの虚勢が、滑稽でならなかった。元の主人だと?!
柵の外で人の関心を引こうと必死に尻尾を振っているような負け犬を、誰が狼だと思って震え上がるでしょうか。それが気に障る時は、銃で撃ち殺せば済む話ですーーカッセルは手に持っていたグラスの中身を植木鉢に逆さまにぶちまけると、通りがかった給仕に優雅な仕草で空のグラスを渡した。そして端正な笑みを浮かべて言い放ったーー私の妻は射撃に長けていますから、心配は無用ですよ。
この結婚はどうせうまくいかない311話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

私の妻は射撃が得意なので、心配しません。きゃ〜カッセル〜

罪のない子犬は何の罪なのでしょうか

口が速いです。イネス限定のワンちゃんです

あ・・・そうだね、オスカー。銃が怖いんだっけ?

オスカルって臆病でないふりしていたけど、イネスとの狩りにも一緒について行けなかったよね

オスカル、お前なんて柵の外だ!!!〇〇しかできない・・・

優しいカッセル。いつでも大丈夫だって言って、一人で処理して、一人で無頓着にして、一人で耐えて・・・

6歳の甥を本当に心から殺そうとした良心も常識もちっぽけで、何でもなく、何もありません。最初からただ狂っていたんだね

自らの権力と生まれが優れた地位をもってしても欲しいものを手に入れられなくて、狂って。イネスが何度も逃げて、ますます狂ってしまったのか

あいつが狂っているのを隠さないから、クソ犬になっちゃうね。撃つんだイネス!

オスカルはずっとカッセルを殺そうとしている。この世で二度と生まれないように審判を受けますように〜!!!
わたしの感想◎もうオスカルも自分の企みを隠そうともしないし、カッセルも正面からの会話に容赦がない。結婚前の話ひどい、カッセルもイザベルもすごくかわいそうだった
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
312話
コメント