※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
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この結婚はどうせうまくいかない313話あらすじ
皇帝は議員たちの前でエスカランテ公爵を立たせ、恥ずかしくなるほどの功績称賛を並べ立てていた。公爵は淡々とした表情のままでそれを聞いた。きまりの悪さを感じるべきは公爵ではなく皇帝の方だったからだ。戦争を目前に控えて沸き立つメンドーサの街で、オルテガがすでに勝利したかのように酔いしれる皇帝は、労いの言葉を惜しまなかった。今しがた息子を戦場へ送り出した父親を前に、まるで祭の前のように。これまで突きつけてきた脅迫や試練を綺麗に忘れたかのように。
フアン・エスカランテは内心で毒づいた。国債を売りさばくのが楽しくて仕方ないらしいな。思えばあいつは、澄ました顔をしながら子供の頃から金に目がなかったなと。現皇帝がただの皇子の一人だった頃、フアンとカイエターナを見つけては、皇室から与えられる私財が少なすぎると嘆いていた。その姿はカイエターナの心を一瞬で掴んだ。彼女は皇子たちの中で最も愚かで、切実で、操りやすい男を探していたから。
オスカルが立派に息子を育て上げた叔父が称賛を受けるのは当然だ、オルテガがかつてないほど英雄を必要としている今、献身と犠牲の精神で喜んで息子を戦地へ送り出した父親である、と語ると万雷の拍手に包まれた。皇帝は満足げに頷いた。
エスカランテ公爵は突然罠にはめられたような選択を迫られたのだ。長男を差し出すか、さもなくば、婚約者を亡くし正気を失ったもう一人の息子に、その婚約者を苦しめていたシニョレッリと結婚させて、皇帝の血を引くエスカランテの跡継ぎを作らせろと。
今まで塵ほどの関心も抱かなかった私生児ドロレスの縁談。世間の注目を浴びたその私生児を引き取って育てた皇后に対し、余計な子をわざわざ皇室に入れたせいで面倒が増えると舌打ちしたような男だったくせに。実の父母から捨てられた娘が、どこかで下働きになろうと、路地裏で餓死しようと構わなかったであろう冷酷な男。たとえカイエターナが政治的目的で引き取ったのだとしても、彼女がいなければドロレスは揺りかごから出る前に死んでいたことだろう。
結局、皇帝は私生児を見るのと全く同じ冷めた目で、自分にとって唯一の嫡子さえも見ていたようだ。オスカルが幼い頃は、皇帝も可愛がっていた。カルデロンの娘を妻に迎え、皇帝一家の肖像画を描かせていた頃、その赤ん坊はどれほど愛くるしかったことか。あの日、彼はフアンに漏らした。ようやく本当の皇帝になれたような気がすると。『父親になった気分』ではなく、あくまで『皇帝になった気分』だと。
正嫡の長男として権利を享受したこともなく、先帝から注目される息子として生きたこともなかった皇帝。彼は自らの不安定な正統性を、オルテガで最も崇拝される英雄カルデロンの名によって埋めようとした。自分と瓜二つの容姿をした息子を、外祖父に似て早くも非凡な才能を見せていると褒めちぎり、名君の資質があると連日のように新聞を賑わせた。あそこまで可愛がるのだから、やはり直系の血筋は格別なのだろうと誰もが思った。
しかるべき身分があり、誇れる母親がおり、合法的な関係の中で誕生した「正嫡の長男」。それがどうして、庶子と同じであるはずがあろうかと。オスカルの後に生まれた庶子たちは、無造作に放り出されていった。カイエターナの幼い侍女が産んだ自身の庶子について、皇帝は言った。殺そうが活かそうが、お前の心のままにするがいい。お前が産んだ子でなければ、余の子ではないのだからと。
だが、そう思えたのは束の間のことだった。皇子時代、ある愛人が密かに産んだ女児を、カルデロンからの結婚承諾を得るのに邪魔だという理由だけで、自らの手で殺めたという話を聞くまでは。皇帝は自分以外の誰のことも案じたりはしない。エスクエル家の庶子が伝染病で6歳で亡くなった知らせを受けた時も、子供など元来、脆いものだと一言こぼしたきりだった。しかも、その場にいた義弟のフアンに、オスカルが丈夫で幸いだったと思わないかと笑いかけた。その姿には鳥肌が立った
カイエターナが二日間の難産の末にオスカルを産み、二度と産まないと宣言した際、皇帝は、お前の我がままのせいで、余が不能だと思われたらどうすると激昂したことがあった。庶子は皇帝の生殖能力を証明する存在でしかなかった。しかし、いつの頃からか、庶子が一人も生まれないという事実に焦りを感じ始めた。皇帝がその焦燥を隠しきれなくなったのは、オスカルが成人に近づいた頃だった。完璧な皇太子だと、自らの手で持ち上げた息子。完璧な出自。皇統と英雄の血筋。ふと気づけば、その完璧すぎる血統に代わる存在が、この世のどこにもいなかった。
エスクエル家の最後の私生児が死んだとき、皇帝はまだ自分が若く、私生児などいくらでも替えが利くと考えていたのだろう。オスカルが子供で、ただ自分の足りない正統性を飾ってくれる存在だった頃は、彼を快く思っていた。しかし成長して、もはや皇帝を飾るだけの息子ではなくなった。皇帝の目には、自分を凌ぐ正統性を持った、一個の皇族として映るようになったのだ。
自分こそが唯一無二の存在になりたがった男。そんな人間が、永遠には生きられないがゆえに、しぶしぶ残したのが子供だった。存在を必要としながらも、同時にその存在を憎んでいた皇帝は、幼い息子をたびたび不安に陥れ、揺さぶった。わずか十二、三歳の息子に対し、実はエスクエル家の子は死んでおらず、どこかで生きているのだと誰かに囁かせたり、どこかに隠してある予備の息子たちが、いつでも現れてお前の代わりを務めるだろうと自ら断言したりもした。お前はいくらでも代わりのいる存在だ。目の届かぬところへ行けば、この世で最も価値のない存在となる。お前は、母親の血筋でなければ何ら価値のない存在なのだからと。
傍から見たらただの虚勢や脅しに過ぎないものでも、皇太子にとって、その言葉は決して軽いものではなかった。叔父様、父上はなぜ私にあんなことを言ったのでしょう。父上は私を嫌っておられます。私の代わりになる存在を探しているのです。私はまた何かを間違えてしまいました・・・と不安に怯えるオスカルをフアンは不憫に思ったものだった。不憫に感じて、彼を自分の息子のように思うようになった。
皇帝の広間を抜け出し、休息をとっていたフアンの部屋に、オスカルが嬉しそうに微笑みながら入ってきた。あれから十数年もの歳月が流れた。あの日の不憫で不安げだった甥がそのまま成長したのだと信じていたが、今こうして目の前にいるオスカルからは、何一つ感じ取ることができなかった。まるで、自分の人生にそんな日々など存在しなかったかのように。
オスカルは言った。叔父様、あまり嬉しそうではありませんね。今日のような喜ばしい日に。せっかく私が評議会の連中の前で直々に叔父様をお連れしたのに、いつの間にか姿を消されるなんてと。
フアンは尋ねた。結局、最初から殿下の思惑通りだったのですかと。オスカルは何のことかと空とぼけた。フアンの表情が強張った。あれほど手間をかけ、愛情を注いだというのに、結局は父親と瓜二つの息子だった。そもそも、エスカランテが陥った罠からしてオスカルが仕組んだものだった。病的なまでに疑い深い皇帝の目に、エスカランテ公爵が自分の甥を帝位へ就けようとしているという疑惑が植え付けられた。捏造された状況証拠、そして身に覚えのない謀議を告発する貴族たちの証言が次々と相次いだ。
潔白を訴える公爵に対し、皇帝は、真実だと言うのなら息子の命を差し出せるはずだと答えた。エスカランテが潔白ならば、命を投げ出したところで死ぬことはあるまいと。それは、泥棒の濡れ衣を着せられた者が無実を証明するために、煮えたぎる湯に手を入れなければならなかった遠い昔の風習のようだった。真に潔白であれば、神の加護によって火傷を負うことはない。そうではないか、と。
この結婚はどうせうまくいかない313話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

ゴミはゴミを生み出すものです。子供に嫉妬する皇帝と、彼にそっくりな皇太子

哀れみの心で見ていた皇太子が実は自分の息子を殺そうとしている者だったと知った時、フアン公爵の心はどれほど裏切られた念に震えただろうか

オスカルよりもより汚物な父親ですね

皇后が子供を産むのが大変で、もう産まないと言ったら、自分の能力が疑われたらどうするって???これ、なんだよ

カルデロン祖父は皇帝夫妻のようにひどい人間にならないように、オスカルをもう少ししっかり育てるようにと言われましたが・・・

皇帝がその形だから、オスカルもその形だという物語は不要です!!!ただ一緒に片付けるのみです!どうかオスカルを早く片付けてください!!!

どうして皇室には人間らしい人間が一人もいないのでしょう?

獣のように未開な人々が権力を握っています。逃げて〜〜〜

公爵も衝撃のほうが大きいですよね。皇太子は感謝の心も知らず、息子を殺し、嫁を奪おうとしているんだから・・・

公爵とオスカルの二人シーン。不安だね
わたしの感想◎イネスがバーンっと駆けつけるシーンかと思ったけど、なるほど公爵のここまでの背景がわかるのですね。皇帝に可愛がられたり、脅されてたりする皇太子。精神不安定になるね
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
314話
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