忘れられた野原ノベル58話あらすじ・原作小説レビュー

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忘れられた野原
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※未読の方はネタバレにご注意ください

Kakao大人気ノベル「オークの樹の下」のKim Suji先生の新作「忘れられた野原」の連載がピッコマで始まりました!イラストも「オークの樹の下」小説扉絵を担当された千景先生です。2025年12月現在、韓国kakaoサイトにて180話までアップされていて連載中です。ウェブトゥーン化も期待されている作品、ご紹介します。レビューは、韓国でのレビューをまとめております。

ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。

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忘れられた野原58話あらすじ

タリアは雷に打たれたかのように、ピンと背筋を伸ばした。女は優雅に身を翻し、皇后陛下の命により殿下を完璧に着飾らせよとの指示を伝えた。侍女たちが着替えを手にベッドの側へ歩み寄ると、タリアは勢いよく身を引き、あんな男に会うつもりはないと拒んだ。

先ほどまでのしとやかな声が霜のように鋭くなり、女は皇女殿下であろうとも皇帝陛下への侮辱は許されないと警告した。タリアが見逃さないならどうするのかと挑発すると、女は冷淡に、陛下に告げると答えた。タリアは乾いた笑い声を漏らし、今すぐ走って行って礼儀知らずの第二皇女が喚いていたと伝えろと言い放った。
その瞬間、手の甲に焼けるような痛みが走った。女が細い鞭でタリアを打ち据えたのだ。皇女の権威は皇帝から授けられたものであり、そのような放言は黙過できないと、氷のような視線で告げた。タリアは体を震わせ、言葉が続かなかった。

女は扉へ向かい、皇后から手段を選ばず連れてくるよう言い含められていると脅すように呟いた。扉が開け放たれると、廊下に皇后宮の兵士たちがずらりと並んでいた。タリアは息を呑んだ。女は真っ青になったタリアの顔を静かに見つめ、協力すればすぐ終わると穏やかに告げた。それは力ずくでも従わせるという脅しにほかならなかった。タリアは拳を白くなるほど握りしめた。屈辱感で目頭が熱くなる。セネビアが目の前にいれば短剣を突き立ててやりたかった。これほどまでに、自分の最期の尊厳まで踏みにじるのか。あの人を一生許すことはできないだろう。

侍女たちがベッドへ身を乗り出すと、タリアは体に触れるなと鋭く叫んだ。侍女たちが怯んで躊躇するのを見て、入浴の世話は乳母に任せるから全員出て行けと命じた。女は溜息をつき、身繕いだけは譲れないと言い残して下女たちと去った。入れ替わりに乳母が飛び込んできた。いつも無神経な言葉で傷つけてきた相手なのに、その顔を見た瞬間、安堵のあまり涙がこぼれそうになった。タリアは乳母の肩に顔を埋めた。乳母は陛下がお嬢様を心配して呼び出されたに違いないと嬉しそうにはしゃいでいた。

タリアはそのお喋りを聞き流し、やっとの思いで立ち上がった。不自由になった足は自分の体重さえまともに支えられなかった。何が「問題なく歩けるようにしてやる」だ。奥歯を噛み締め、疼く足を引きずって衝立の向こうへ向かった。大理石の浴槽に身を沈めると、乳母が温かい湯をかけ始めた。タリアは自分の脚を見つめた。赤黒い傷跡はふやけたミミズのようだった。その傷を指先でいじっていると、乳母が背中をピシャリと叩いた。一瞬、悲しさがこみ上げたが、乳母を怒らせて出て行かれるのが怖く、文句も言わず手をどけた。

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入浴を終えると、数十本もの指があわただしく動き始めた。タリアはお仕置きを受けるような気分で、自分を人形のように扱う手を黙って受け入れた。侍女たちが服を着せては脱がせ、腰までの髪を幾重にも編み込み結い上げた。その全過程を厳しい表情で見守っていた侍女長がようやく頷き、パールホワイトのシルクケープを肩に羽織らせた。

部屋を出たタリアはできるだけ自然に歩こうとしたが、感覚の鈍い足は思うように動かなかった。兵士たちの視線が突き刺さり、その目玉をすべて握りつぶしてやりたい衝動に駆られた。屈辱感を必死に抑えながら別宮を出ると、庭園の前に馬車が待機し、甲冑の見知らぬ男が立っていた。旅の間中煩わせた騎士の顔がよぎったが、どうでもいいと思い直した。どのみち近衛騎士など季節ごとにすげ替えられる存在だ。タリアは冷めた表情で馬車に乗り込んだ。

続いて侍女長が乗り込み、本日皇帝陛下が重大なお話をなさるので失礼のないようにと告げた。タリアが重大かくだらないかなぜ分かるのかと返すと、女は口を真一文字に結んだ。そろそろ忍耐が限界に達したようだ。タリアはこめかみを押さえる彼女から視線を逸らし、窓の外を眺めた。馬車は皇室の広大な敷地を突き進んでいた。厚手のクッションが敷いてあるのに微かな振動が骨の節々に響き、滲む汗を拭いながら必死に苦痛をこらえた。

馬車がようやく止まり、外へ出たタリアは太陽の光が降り注ぐ広場を眩しそうに見つめた。本宮の前には異様なほど多くの人々が群がっていた。侍女長が陛下がお待ちだと急かした。唇を噛み締めて歩き出すと、気づいた者たちがひそひそと囁き合った。入り口を通り抜けようとすると兵士に制止されたが、彼女の顔を確認した兵士は慌てて脇へ退いた。タリアはぎこちなく頭を下げる者たちの間を通り抜け、建物の中へ入った。不自然な歩き方を悟られまいと気を張り、全身が汗ばんでいた。

その時、ホールの一角に置かれた巨大な鳥籠が目に飛び込んできた。その中にあるものを見た瞬間、タリアは目を見開いた。

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忘れられた野原58話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

あんなに無神経にタリアを傷つけていた乳母に対してさえ安堵感を感じてしまうなんて・・・。タリアのことを心から思い、愛してくれる存在が一人もいないんだということを改めて痛感させられて、胸が締め付けられます

本来なら美しく成長できたはずの女の子が、壊れたままヒステリックに育ってしまったのが本当に不憫で・・・一刻も早く、タリアのことだけを考えてくれる「人たち」に囲まれて、幸せになってほしいです

そんな・・・まともに歩けないなんて。本当に、ただ歩く「だけ」にさせてるの? 嘘でしょ。私たちのタリアが可哀想で見ていられない

一体、タリアの足がどれほどの状態なのか想像もつきません。かなりひどいことになっているのは分かりますが。それにしても、ヒロインの美貌に傷がついているのが本当に心苦しいです

鳥!! 以前タリアが助けた鳥をバルカスが飼っているのかな

バルカスとタリアが会うところが見たいです・・・!

近衛騎士じゃないの?

巨大な鳥かごなら、入っているのは人間か魔物っぽいけど・・・。エドリックじゃないかな?近衛騎士が守りきれなかったみたいだし

皇帝、自分から来ればいいのに、なんで体調の悪い子をわざわざ歩かせるわけ?配慮が微塵も感じられない

みんなそこをどいて!タリアを連れて帰って、マイクロファイバーの毛布でぐるぐる巻きにして、カットしたスイカを口に運んであげたい。本当にかわいそう

うわぁ。体調の悪い子にあんな態度をとるなんて。見てるこっちが殴りたくなってくる

あぁ、乳母は本当に空気が読めないな。皇帝に呼ばれたからってニコニコしちゃって・・・。やれやれ

私の希望は、タリアが結婚して、そこで周りの人たちに大切にされることです。今のところ、それだけが救い

乳母みたいな人、いますよね。悪気はないけど空気が読めなくて、自分の信じたいことだけ信じるタイプ。赤の他人なら距離を置けばいいけど、子供の頃から育ててくれた乳母となると家族同然だから、それも難しい・・・

「最も深い闇の後に夜明けが来る」と言いますが、タリアは苦痛と障害を通じて何を学んだのでしょうか。健気なタリアを想うあまり、読んでいるこちらの心もボロボロになりそうです

わたしの感想◎最後の鳥籠が気になる。なんだろう

まとめ

忘れられた野原 あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました

57話

59話

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