韓国kakaoで人気のノベル 今度のパパは大悪党(原題아기는 악당을 키운다)が大変面白いので、紹介します。
各話のあらすじと韓国kakao読者のレビューをお楽しみください。kakaoでは、2025年12月30日ウェブトゥーン開始を発表され、漫画化もされています。2026年2月からピッコマでも漫画の連載が始まりました。
※未読の方はネタバレにご注意ください
作者紹介
ノベル Lyshaさん (「お嬢様はロイヤル・シェフ」など)
漫画版絵 ヨンドゥさん
今度のパパは大悪党43話あらすじ
彼の手の甲に手を重ね、首を横に振った。生き返らせることはできないと告げると、作り直す方法を求められたが、それはアミとは別の存在になってしまうと教えると、アドリアンの視線が力なく床へ落ちた。
聖魔戦争の勝戦パレードで誰よりも先に馬を走らせていた彼の姿を、今でもはっきり覚えている。美しい容姿以上にその威厳に圧倒された。「騎士の中の騎士」と称えられるアミティエ公爵の娘として育った私ですら、冷徹さにうぶ毛が逆立ったのだ。この人を傷つけられる者などいないと思っていた。けれど目の前のこの子は傷だらけだった。危うくて、見ているだけで胸が締めつけられた。
お墓を作ってあげることはできるよとぽつりと呟くと、ブネがイチゴは!?と慌てていたが聞こえないふりをした。アドリアンが顔を上げ、私はその視線から逃げずに見返した。
***
もっと深く掘らなければと声をかけ、彼の手の汚れを払い、アミを上手にアドリアンの手に乗せ直すと、少女はしゃがみ込んで驚くほど手際よく土を掘り、数分でアドリアンの掘った倍の深さの穴を完成させた。不思議な子だった。土を掘る姿は農夫のようだが、皇子をこき使う様子はどの皇族より堂に入っている。これほど遠慮のない相手は初めてだった。
だがきっとこの子も正体を知れば変わる。皇族も貴族も宮廷の者も彼を腫れ物のように扱った。皇帝の嫡男でありながら第1皇妃イヴォンヌに疎まれ、生きてはいるがいないも同然の存在。この子のキラキラとした瞳も恐怖に曇るだろう。名残惜しさを感じつつ、だからこそ早く打ち明けねばと思った。皇室の長子なんだ。アドリアンが告げても少女はそれがどうしたのかと首をかしげ、今それが大事なことでないなら早くアミを埋めてあげようと手を引いた。しゃがみ込んで、すっかり水になったアミを穴にさらさらと流し入れると、子供が土をかぶせてぽんぽんと叩いた。
両手を合わせた少女は、来世ではずっと一緒にいられますように、喧嘩しても次の朝にはおはようと言えますように、病気にならず毎日幸せで今日の苦しみが笑い話になりますようにと祈り、アドリアンの目を見つめてこの子が幸せになれますようにと願った。
その言葉はまるで自分自身に言い聞かせているようだった。アドリアンは何も言えず、ただ夢中でその子を見つめた。喉の奥と目頭が熱くなる理由を彼はまだ知らず、ただ、誰かの名前を「絶対に忘れまい」と刻んだのは人生で初めてだった。
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祈りを終えて立ち上がると、アドリアンが手を握り行ってしまうのかと尋ねた。また来てほしいと切実な瞳で頼まれ、もし来なかったらと翳る瞳——長い睫毛が透き通った赤い瞳を覆い隠す。デュブレッド公爵の美貌に慣れた私でも心臓が跳ねた。さすが、帝国どころか他国の令嬢たちの心まで奪ったという世紀の美男子だけのことはある。
もう「ともだち」だから約束は守る、いつか会おうと伝えると、アドリアンは「ともだち」と何度も呟いた。その姿が可愛くて心の中で笑い、手を振って走り出した。
かくれんぼの口実で来たのに30分も経っていた。庭へ急ぐと真っ青な兵士や使用人が探し回っている。泥だらけの私にレアは仰天し、庭から遠くないのに見つからなかったのはアドリアンの結界のせいだろう。ごめんなさいと口ごもると、レアはため息をつきスカートの土を払い、次に姿を消したら心臓が止まると言った。デュブレッドへ戻ることになり、ブネにせっつかれいちごを10個もらえるか尋ねたが、約束を破ったので5個と言われショックで両頬を覆うと、周囲からどっと笑いが沸いた。
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ブネを使いウルソの着服金は返したものの、高利貸したちの賄賂の品は手元に残し、セリアの懸賞金と合わせて3万6000フランになった。亡命先の家を買うため資産運用を始めたいが、幼すぎて投資先と接触できない。助けてくれる大人が必要だった。セリアは今、監獄の中、ブネを維持する神聖力もあと5日で尽きそうだ。まずは、ブネの異能をどこで使うべきか決めなければならなかった。もしかしたら、金儲けに繋がるかもしれない。
デュブレッド城に着くとアンリとイシャークが駆け寄ってきた。イシャークが帰りが遅い理由を問い詰め、アンリが私を抱き上げ、イシャークは肉を用意したと奪おうとし、アンリは夜遅い食事は体に悪いと逃げる。2人に奪い合われ目が回りそうになったとき、ふわりと公爵の腕に収まった。妹を取り合うなと叱られ、二人はしおらしく引き下がった。公爵の胸に顔をうずめて安堵し、ただいまと挨拶すると3人の口元が和らいだ。おかえりと迎えられ、数ヶ月過ごしただけなのに、本当に家に帰ってきたような気分だった。
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翌日、レアが約束のいちごを出してくれた。5つまで数えたところで期待に輝く私を見てクスッと笑い、こっそり2つおまけしてくれた。感謝にレアの頬へキスすると侍女たちが羨ましそうに騒ぎ、ダリア、リンダ、ユニが次々と頬を差し出した。一人ずつキスしてフォークを握り直すと、なんとブネまで張り合い始めた。
今度のパパは大悪党43話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

ルブ様、ルブ様。悪魔さんの能力をお父様のために使ってみるのはどうでしょうか。お母様に会わせてあげようよ・・・

なぜ悪魔がイチゴにより執着してるんだ

皇子様が忘れまいとしているその名前・・・イシャーク・・・。いつか皇宮に呼ばれたイシャークと皇子が、お互いに首を傾げることになるんだろうな〜

悪魔だっていうのに、なんでこんなに小物感があるの!?

ああ、こうして男主の初恋の名前はイシャークになったのでした。しばらくの間、思い出すたびに「イシャーク、イシャーク」って呟くんだろうな、うちの男主・・・。私が申し訳なくなるよ

「喧嘩してへそを曲げても、翌朝の挨拶が当たり前であるように」ーなんて温かい言葉。心に沁みますね

いや、ユニが一番の勝者じゃない?「私はただチュッしてください!」って

ルブの祈りの言葉、すごく切ないですね「来世では、ずっとずっと一緒にいさせてください。喧嘩してへそを曲げても、翌朝の挨拶が当たり前であるように。病気にならないように。毎日が幸せで、今日の苦しみがただの他愛ない話の種になるように。この子が幸せになれますように」

侍女のお姉様たちが相変わらずルブにメロメロなのも最高だし、「ただいま」の一言でふにゃふにゃになるパパとお兄様たちも素敵

あーもう本当に面白い。後で「イシャークという令嬢と結婚したい」とか言い出して、周りが「えっ?」ってなるんじゃないの

(ルブに会う前)「私は高貴な悪魔だ」(会った後)「悪魔なんてどうでもいい。身を粉にしてイチゴを栽培してやろう」

ブネに会ってルブの神聖力が増えたとはいえ、ブネが具現化するのに9割使っちゃったから、もうあまり残ってないのかな。でも変質者が「枢機卿級だ」って言ってたよね。残り1割で枢機卿級・・・。でも公爵邸に来た時に「あと数日しかブネを維持できない」って独り言を言ってたし、どっちが本当なんだろう。

ルブの祈りは皇子への言葉のようでもあるけど、自分が送りたかった人生を無意識に表しているようで・・・胸が痛みました
わたしの感想◎アドリアンのためにルブが祈った言葉、とても素敵だった。ずっと覚えていようと思った
まとめ
あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
44話
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