※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない430話(エピローグ27話)あらすじ
長い間かすかな灯火以外の光に触れていなかった目の前に、日差しが降り注いだ。誰かがカーテンを開けたのだ。失明しそうなほど真っ白に眩んだ視界が一瞬だけ鮮明になり、すぐに不安げに明滅を繰り返す。美しく着飾った顔が一瞬見えるだけ。最初は、頭上で言葉を発しているのが誰かさえ分からなかった。
ただ確実だったのは、その言葉に込められた悪意だった。若い顔に浮かんだ同情の表情。ろくに聞こえない耳と見えない瞳で、イネスはただそれだけを読み取っていた。夫から逃げていたのかと問われた。自分を崇拝していた夫に無様な姿を見られるのが怖かったのか、献身的なカッセル・エスカランテに見捨てられるのが怖かったのかと。
イネスは死が訪れたのだと思った。清らかな死には天使が舞い降りるが、自分の死には魂を地獄へ引きずり落とす魔鬼が来たに違いないと。死にゆく者の枕元で一生を嘲笑い、本心を掻き乱し、答えられぬ問いを投げかける。魔鬼とはメンドーサの貴族によく似ているものだと、おかしくさえ思った。
霞む視界に一瞬映った瞳は生気のない奇怪な青い瞳で、その色だけでカッセルを想起させた。そして、その瞳を通して自分の醜い姿を想像した。無理に生きながらえているということは、魔鬼の目から見ても、これほどまでに醜いことだったのだな。カッセルが最後まで自分の死ぬ日を知らずに済んでよかったと、遠のく意識の中で思った。
視界が霞む中、彼女はかつて自分が宮廷でよく着ていた紫色のドレスによく似た、華やかな裾の動きを辛うじて捉えた。どうせ地獄はメンドーサの貴族たちで溢れかえっているだろうから、邪悪な者が自分になり代わって振る舞っていたとしても驚くには値しない。しかしその時、意識が凍りついた。量の調節を間違えたとその声は告げた。パノテがどんなものか分かっていなかった、ただ子供ができないことだけを願っていたのだと。全身の毛が逆立ったが、今すぐ飛び起きようとする意識とは裏腹に指先一つ動かない体は、唇を震わせることさえできなかった。
傷つけるつもりも殺すつもりもなかった、ただ、あなたが望むものを手に入れられないよう願っていただけだとアリシア・ヴァレンザは告白した。耳を劈くような悲鳴が内側から突き上げたが声にはならなかった。首を絞め刃を突き立てる衝動は想像の中でしかなく、助けてと叫ぶべき瞬間に何も発せない無力感に絶望し、死にゆく人になった気分だった。
イネスの人生はあまりに完璧だから少し欠けてもよかったはずだとアリシアは言った。誓ってここまで追い込むつもりはなかった、だが自分の作品がどうなったか気になっていたのだと。憎しみを抱く者は天国に辿り着けないという言葉を引き合いに、イネスに許しを求めるその声は、すべての罪を赦されたかのように軽やかだった。すでに自分自身を許してしまい、罪悪感を抱かない人間の顔がこれほど美しいとは。
二人の子供が腕の中で枯れていった。踏みにじられた花のように元の色さえ残っていない人生。魂を裂く思いでカッセルを切り捨てた。そのすべての果てに望んだのは、誰の涙も見ることなく目を閉じることだった。それなのにこのすべてが、あの女の取るに足らない悪意によるものだったというのか。
20歳で我が子を二人も棺に納め、23歳であらゆる幽霊の潜む城に隠れ住み、見守ってくれる家族一人いないまま死にゆく人生。他人が、「お前の完璧な人生は少し欠けてもいいだろう」と思った、ただそれだけの理由で。言葉一つ発せず横たわり、素直に従うイネスの姿を見下ろしながら、アリシアは胎ではなく最初から声を奪えばよかったと嘯いた。
アリシアは枯れ木のような病人の髪を優しくかき上げながら、許しを求め、天国の子供たちを思えと囁いた。その笑みは嘲りそのものだった。オスカルの興味を引くべきではなかった、エスカランテの人間になるべきではなかったと。イネスは石の舌で苦痛の声を絞り出し、ありったけの憎しみで彼女を呪った。
本当は夫を愛しているのだろうとアリシアは見透かした。カッセル・エスカランテ——その名が、呪いで黒く死にゆく意識に光のように差し込んだ。手紙一通で彼はすべてを捨てて駆けつけるだろう、そして犬のように追いかけていた幼少期のように傍に居続けるだろう、だが愛ではなく義務感だけで。アリシアはその高潔さを称えつつ、もう彼を楽にしてやれと迫った。
アリシアの指先がイネスの顔を掴み、カッセル・エスカランテに言いつければいいと嘲った。あの男ならエスカランテのすべてを泥沼に沈めてでも自分の首に剣を突き立てようとするだろう、相手が皇太孫を身ごもった女であろうとも——そしてアリシアは、ついにオスカルの子を授かったのだと告げた。だからカッセルを愛するイネスには、彼を反逆者にすることなど決してできないのだと冷笑した。
イネスは気が触れたように笑いながらむせび泣いた。彼の助けなどいらない。この手であの女を殺すことさえできるなら。命が尽き魂が永遠に業火に焼かれようとも構わなかった。神よ。あの化物を、私の手で殺すことさえできるなら——。
この結婚はどうせうまくいかない430話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

たとえ地獄に落ちることになっても、あいつをバラバラに引き裂いて噛み砕いてやりたい。あの卑しくて、どうしようもない***。人間じゃないことは本編ですでに分かってたけど、最後の最後まで悲惨な目に遭わせなきゃ。何度も生かしては死ぬ直前まで引き裂いて、苦しめ抜いてやるべきだ

あいつにチャンスを与えなかったのは幸いだけど、お似合いのゴミクズ男さえ与えるべきじゃなかった

口が汚れるから言わないように我慢してるのに!!最後の人生できちんと復讐してくれなかったら、マジで血圧が上がって私が死んでたところです……

性悪説を思い出させるアリシア。一度も善人だったことがない。善人のふりをした仮面の下に、これ以上ないほどの悪魔の属性を隠し持っている。人間じゃなくて悪魔の化身なんじゃないの?

今まで見てきた数多くのクソ女の中で……アリシア、あんたがトップ・オブ・トップだよ。優勝おめでとう

最高に悪辣で悪魔のようなアリシア

「小さな悪にすぎない」なんてぬかした女の口を裂いてやりたい

皇太子妃が明かした秘密に怒り心頭

あーもう、本当に……
わたしの感想◎アリシアっていつも変わらない。そう思うと、この人生でもこんな勝ち誇っているけれど、結局は、今この瞬間にも悲惨な最期を自分で呼び寄せているに違いない。どうかその時に少しでもイネスの気持ちが軽くなりますように
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
431話(エピローグ28話)

コメント
エピローグはあと何話あるんでしょう。辛すぎで🙇
コメントありがとうございます!そうですよね・・・もう30話を超えてなお毎回辛すぎますよね。エピローグは69話まであります。そのあとに外伝1話となります!
じっと耐えて読み続けています。アリシアのあまりのやりようによるべ無くコメントします。まだ30話程続くのですね。カッセルの哀しみの最期が来るのですね…。くやしい!2人が完全なカップルになった結末を知っていながら、腹が立ちます。こうなったら、仕上げはお兄様に暴れていただきましょう!アホカップルを正義の鉄拳で地獄に送ってやりましょう!
エテさん、コメントありがとうございます!耐えに耐えていらっしゃるかと思います。あと、30話もあるからには、きっと復讐モードが語られたりして、カッセルとイネスでほんの少しでも心が通い合うシーンがあるに違いないのでは!?と、毎日読んでいます。本当に、ルシアーノの大暴れ、切に願います!