※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない499話(外伝27話)あらすじ
イヴァナを見つめていたルシアーノの視線が、静かにイネスへと向けられた。祖父の手を離れて伯父のもとへ戻ろうと暴れる姪に人差し指を1本だけ預けたまま。レオネルが非の打ちどころのない令嬢だと素っ気なく答えた。
メンドーサの誰もその令嬢の人となりを把握できておらず、知らないからこそ非難も称賛もできないのだと。そもそもがおとなしく小心者だという言葉に、ルシアーノは興味なさげに視線を姪へ戻した。イヴァナは助けを求めるように伯父の指を握りしめることに必死で、向かいでカッセルがその光景を焼けるような目で見つめていることにも気づいていなかった。イネスはカッセルの手をリカルドの頭へ導き、撫でることで心を落ち着けるよう促した。
イグナシオ城での評判では、カルサーダ家の人々は皆おとなしいが、長女はとりわけそうで、メンドーサが怖いという口実でめったに来ないという。しかしイネスは、実際にメンドーサで時折見かけたデルフィーナ・カルサーダのことを覚えていた。くせ毛の金髪を質素に結び、地味なドレスを着て、おどおどと視線を避ける少女。華やかなメンドーサでは何ひとつ目立つ要素がなかった。
ただ、周囲から浮いた存在でいようとしていたイネスは、同じように孤立していたその少女を時折目に留めていた。誰もが魔女のようだと忌み嫌うイネスを見る時だけ、デルフィーナは来世の勇気まで前借りしたかのように視線を合わせ、親切そうに微笑んだ。その純粋な好意と羨望に触れると、世界に呪いをかけてやりたいような顔で座り込んでいた幼いイネスも、ふっと毒気が抜けることがあった。なぜなのかは分からなかった。彼女に怯えながらも、精一杯親切に振る舞おうとした幼い少女など、一人や二人ではなかったのだから。
「セニョリータは、本当にお兄様にそっくりですね」。震える声で紡がれたその一言から、デルフィーナの羨望の出所をイネスは見抜いた。好きな男の子に似ている女の子がたまらなく好きで、ルシアーノの顔を直視できない代わりに妹の顔を盗み見ていたのだ。季節が二度巡って再会した時、デルフィーナは思わず、何度見ても綺麗で格好いいと口走り、恥ずかしさに瞳を潤ませた。そんな彼女を適当に宥めようとして返した
イネスは、自分が綺麗で格好いいことは知っている、ルシアーノはただ格好いいだけで顔は自分の方が上だから盗み見ていたのだろうと。デルフィーナは慌てて同意して、世界中どこにもこんな綺麗なカラスはいないと褒め、黒髪に憧れると言った。イネスがルシアーノのようにかと問うと真っ赤になり、逃げ去った。それ以来、幼い二人が言葉を交わすことはなかった。
イネスは、ようやく自身が皇太子の婚約者だった頃のデルフィーナも思い出した。誰もがイネスと親しくなりたがっていた時代。まだ「ヴァレスティナのカラス」ではなかったため、誰もが喜んで近づきたがったが、同時に近づきがたくも思われていた。それでも彼女はあの性格で、何度も皇太子の婚約者に話しかけたものだった。ルシアーノとうまくいきたいという、大した野心も持たないままで。ルシアーノのことをじっと盗み見る視線が可愛らしくも滑稽で、何度かからかったこともあった。メンドーサの他の洗練された令嬢たちとは違い、包み隠さず顔を真っ赤にする様子が愛らしかったからだ。
皇太子妃としてイネスがまともな人生を歩んでいた頃まではデルフィーナの様子も覚えていたが、それ以降は宮廷外の出来事が霞んでしまった。誰と結婚したのかさえ思い出すことができなかった。それでも、カルサーダの娘が心を込めて綴った見舞いの手紙は、時折書状の山に混じっていた。あの時のデルフィーナ・カルサーダはどこへ行き、どのように生きたのだろうか。
レオネルは、カルサーダの長女は誰かが近づけば死んでしまいそうなほど可憐で、善良だが大貴族の長女らしくなく、ヴァレスティナ公爵夫人にもペレスの支配者にもふさわしくないと断じた。娘を持つ親としては、あのかわいそうな子が早く平和なイグナシオに戻って、安らかに過ごせるよう願わずにいられないと。イネスが兄を盗み見ると、ルシアーノは花嫁候補の名であろうと壁や時計であろうと変わらぬ無関心を装っていたが、双子と目が合えばいつも密かに微笑んでいることにイネスは気付いていた。だから、おそらくほんの少しの隙さえあれば……。
イネスはヴァレスティナの娘として、どれほど閉鎖的に振る舞っても社交界の中心から外れられなかった。排他的な態度も悪評も計算の上だった。消え去りたいと願っても宿命が許さず、ならばせめて自分がどんな人間かを知られたまま忌避される方が、名前だけで値踏みされるよりましだと考えたのだ。彼女はただ人を傍に置きたくなかっただけで、自分がどのような人間かも知られぬまま忘れ去られたかったわけではない。
つまり、いっそ忌避すべき対象へと成り下がったとしても、「今のデルフィーナ・カルサーダが、単なるカルサーダの娘としてあちこちで値踏みされている」ような生き方だけはしたくなかったのである。そんな生き方では、勝手に動かせる一番手軽なチェスの駒だと思われてしまう。しかし、少なくともイネスはデルフィーナという人間を知っていた。
イネスがオスカル・ヴァレンザを「殺した」時、デルフィーナが生まれて初めてイネスに送ってきた手紙について話した。彼女は美しい筆致で『オスカル・ヴァレンザ』が死んで嬉しいという祝辞を綴ってきたと。他の誰も口にできなかったことを、自分の名を懸けて。ルシアーノへの片思いはきっかけに過ぎず、イネスへの好意と羨望は最も華やかな時期も陰鬱な時期も変わらなかった。あの女性は何事にも流されない、芯の強い女性だった。
この結婚はどうせうまくいかない外伝27話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

わぁ、イネスのどの人生においても一貫していたデルフィーナ。お祝いのカードだなんて……素敵

お義姉さん候補としてデルフィーナが気に入ったみたいだね。ペレスで一番影響力のあるイネスが猛プッシュ!!

どの人生でも何にも流されず、いつも変わらなかったデルフィーナ。デルフィーナこそヴァレスティナの女主人にふさわしい人ですね

外柔内剛の見本のような方なんですね。うちのイネスはお目が高いと思いません?

お義姉さんがそういうタイプなら、私も認めちゃうな

外柔内剛♡最高ですよね

おっデルフィーナかっこいいね~♡

良い人をちゃんと連れてきてこそ、長く平和でいられますよね
わたしの感想◎どの人生でも、結婚前の年若い時でも、イネスに好意を示してくれていたなんて、信頼できる人ですね!
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
500話(外伝28話)

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