俺だけレベルアップな件　スピンオフ　ラグナロク　第33話

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

ピッコマで連載中「俺だけレベルアップな件」「俺だけレベルアップな件　外伝」のスピンオフ「俺だけレベルアップな件　ラグナロク」韓国kakaoでノベルが連載中。コミックも2024年7月31日からwebtoonで連載開始されます。

ここでは、ノベル第33話のレビューを紹介します。ほかの話が見たい方は下をクリック。

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韓国語からの翻訳なので細かい間違いはご容赦ください。名前ですが、日本語名がわかる登場人物はなるべく日本語にしていますが、わからない場合は韓国語読みのままにしています。あとで修正が入るかもしれません。

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俺だけレベルアップな件ラグナロク第33話あらすじ
レビュー
まとめ

俺だけレベルアップな件ラグナロク第33話あらすじ

護はハンターたちから距離を置き、ジャングルの中を歩いていた。もちろんゴーストや植物が襲ってくる。オオオォォ。

[バンシーがスキル：慟哭を使用します]
[10分間、方向感覚が麻痺します]

頭上で響くバンシーの慟哭で、頭がクラクラする。”支配者の権能！”護の見えない手でバンシーの首をへし折る。バンシーを次々と倒し、亡霊を１箇所におびき寄せると”スキル：暴風斬り”を使って、一気に倒してまわった。しかし、なかなかレベルが上がらない。様子がおかしい。経験値を獲得できていない気がする。

もしかして本体は別にあるのではないかと考え、感覚を研ぎ澄ました。”見つけた”最も危険な力を発している地点へ向かうと、奇妙な形をした木を見つけた。

[亡霊樹]ー聖域を守護する神聖な木。ラカンの牙がその木の正体を教えてくれた。オォォォォ！キヒヒヒヒ！亡霊樹の曲がりくねった枝に新たな亡霊たちが実のようにぶら下がっている。ベルが[この地で死んだ人間を吸収して育ったようですね]と目を輝かせた。亡霊の本体はこれだ。

護は両手でヴォルカンの角を握ると、斧を振るうように亡霊樹のわき腹目掛けてフルスイングした。ガァンッ！しかし、亡霊樹はびくともしなかった。護は何度も武器を打ち込んだ。その時、そんな護に向かって邪悪な赤い影が襲いかかってきた。護は飛びのき、剣で相手の爪を受け止めた。

二匹の[ダンジョンジャッカル]どうやら聖域を守護する木の番人らしい。一般的なダンジョンジャッカルに比べて、存在感も実力も桁違いだ。「お前たちなら期待できそうだな」護は全身から一気に力を放出した。

[称号：狼虐殺者の効果が発動します]
[獣型モンスターを相手にする時、すべての能力値が４０％アップします]

＊＊＊

[シャドウジャッカルLv.1]一般級　２匹

黒い気を発する影のモンスター兵が増えた。護は番人のいなくなった亡霊樹を叩いた。護を妨害しようとした亡霊たちをシャドウジャッカルが追い払う。ーお前たち！守らずに何をしているんだ！ーもう１つの牙の声が聞こえてきた。そしてついに。

[亡霊樹を破壊しました]
[周囲の亡霊が消滅します]

[レベルがアップしました！]たった１本切り倒しただけでレベルアップしたことに驚いた護が周囲を確認すると、離れた場所に亡霊たちが見えた。つまり亡霊樹はここだけではないということだ。護はすぐ次に向かった。

＊＊＊

ハイエナギルドのメンバーを倒し、周囲を探索していた美狐は、さきほどの男が向かった方角から大きな音を聞いた。亡霊の数も３分の１ほどになっている。美狐は生かしておいたハイエナギルドメンバーから情報を聞き出すことにした。美狐が得た情報は、モンスターを統べる王が死んでしまったので、新しい王を選ぼうとしているというものだった。その話は美狐の欲望を刺激したが、やはりモンスターが人間の中から王を選ぼうとしている話に乗る気にはなれなかった。怪しすぎる。王の試験を口実に悪事をたくらんでいるのではないか？

”こんな時にお父さんがいないなんて”美狐はため息をついた。父”白川大虎”は獣の王に最適だっただろう。しかし、きっとお父さんも自分と同じ決断を下したに違いない。今も頭に聞こえてくる声にクラクラした。ー殺せ！殺すのだ！

しかし、その時、また何か大きなものが倒れる音が聞こえた。すると同じセリフを繰り返していた頭の中の声が聞こえなくなった。と思うと、ーやめろ！それだけは！最後の１本なんだぞ！頭の中の声は違うセリフを叫んだ。