※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)
ここでは、ノベルの第185話のレビューからまとめました。
悪役のエンディングは死のみ 人物相関図
人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。
イオカ帝国世界設定
イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。
レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。
魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。
悪役のエンディングは死のみ185話(外伝17話)あらすじ
「またその話ですか?引き止めるって?私はどこにも行きませんよ」私は思い切り顔をしかめて言った。
「お前を愛している、ペネロペ・エカルト」突然の愛の告白。「俺はお前がいなくなるのが怖くて、夜も眠れなくなってしまった」「お前は結婚もしたくない、皇座にも就きたくないという。俺はお前の前で無力だ」「俺の望みは・・・ただお前が俺のそばにいることだけ」弱々しい声に、私は驚いて彼を見つめた。彼の顔は今にも崩れ落ちてしまいそうな切迫した表情だった。
「・・俺は生まれてから一度も、完全に自分だけのものだと思えるものを手にしたことがない。どうせ奪われるかもと考え、自分のものにしようともしてこなかった」「だがお前は違う。いつだって眩しく輝いて、誰もがお前を手に入れたくて必死なんだ」カリストはヴィンターやイクリス、デリックの気持ちにまで気づいていた。「知ってることは分かってたはずだ。お前がうまく処理しているから、殺してしまいたい気持ちを我慢してきた」「お前を隠してしまうか、世界中の全員に俺の恋人だと知らしめたい。こんなことばかり考えている」カリストは本当に自分の気持ちに困惑しているようだった。
私は自分の考えを整理すると、彼を呼んだ「殿下、ちょっとこっちに来てください」戸惑いつつも、皇太子はおとなしく私の前に近づいてきた。頭をさげるように合図すると、彼はまるでキスでもしてもらえるかのように目を閉じた。”バカ、何してんのよ!”私は腕を伸ばし、黄金色の髪の毛を掴んで言った。「あんたねぇ。私もあんたを愛してるわよ」3歳しか年上でないこんなやつに、なんで一生懸命敬語を使っていたのだろう。
私の態度に理解が追いつかず困惑中のカリストに続けて言った「私もあんたを愛してるって言ってるの」「私だって、あんただけを頼りにここに残って不安なの。念のために他の方法を準備してるのよ、このバカ!」髪の毛を握った手を揺さぶると、彼は痛がって手を離すように言った。けれども聞かなかった「離す?あんたみたいな身勝手な奴は一度こうされるべきよ!くだらない考えも捨てなさい!」カリストは反論した「これは皇族に対する暴行だ!こんなことをしてタダで済むと思ってるのか!?」私は鼻で笑った「ふん、それなら首でも斬れば!?」カリストはどうにもできなかった。
痛がる彼の悲鳴を聞きながら、私はここに残るかどうか決める時を除いて、彼に好きだとか愛しているだとかの言葉を言っていなかったことに気付いた。私は未来のことを考える時に無意識にカリストを除外していた。不安だったのだ。万が一に備え、エカルトがいなくても、彼の助けがなくても、一人で生きていくためには仕事が必要だと考えた。
一方カリストは、常に私を中心に置いて自身の未来を描いていた。私たちは基本的な信頼に欠けていたということだ。結局はお互いに同じことを心配していた。愛情を失いたくないと。そして、それをお互いのせいにしていたのだ。
「・・・終わりか?」いつのまにか髪の毛を引っ張るのをやめていた私に、もっと怒って気が済むまでやっていいぞ、とカリストがつぶやいた。ぼさぼさ髪に寝不足でくぼんだ目元の彼を見ているうちに、胸の中に熱いものがこみ上げた。
「殿下。私が・・・本物のペネロペではないと言ったことを覚えていますか?」カリストは覚えているし、お前がレイラーだと告白したとしてもお前のために帝国を滅ぼすこともできると答えた。「私が黄金竜の牙を手に入れたがっていたのも覚えていますか?死にかけた殿下を救って、ここに残ったことも?」再び髪を引っ張られ悲鳴をあげながらカリストは命を救ってくれた感謝を述べた。
「ええ。私は殿下の命を救った恩人ですよね」「では、私が元々住んでいた世界にある私の体、どうなったと思いますか?」「私も自分の体があったんですよ。元の世界に戻るのに、なぜ牙が必要だったと思いますか?」できるだけ冷静に話したかったが、やはり動揺した。正直、まだ信じられないでいる。あんなに苦労した現世での私が、簡単に死ななければならなかったことが。
カリストは「どういうことだ?」といいながら、私の頰に手をあて、言った「まさか・・・死んだのか?」私は、彼がそこまで衝撃を受けるとは思わなかった。なるべくなんでもない風に答えた「殿下を助けてここに残ったんですから、きっとそうでしょうね」
カリストはものすごく衝撃を受けた様子だった。「お前の命に関わる話だぞ!なぜそれを今言うんだ。クソッ・・・」「あなたを助けたことを後悔していないからです」私は答えた。
悪役のエンディングは死のみ185話(外伝17話)レビューまとめ
ぺぺがゲーム以上にも以下にも見ていなかったこの世界を、愛する唯一の理由がカリストなのに
いや、一体どうして、想像もできない展開
ぺぺが捕まえたのは、カリストの髪の毛だけではなく、私の心もです
頭を引っ張って愛してるって言う主人公なんだ・・・
次回にレナルドが出て来て、頭を持っているところを見て驚かないかな
カリストを脱毛させてはいけません
今まで愛の戦いをするいろいろなカップルを見て来たが、こんな関係はじめて。このような扱いをされる皇帝がどこにいますか?
ぺぺの譲歩ばかりが大きく感じます
わたしの感想◎髪の毛引っ張らないであげて~!
まとめ
悪役のエンディングは死のみ ノベル185話のレビューをまとめました
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