※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)
ここでは、ノベルの第話のレビューからまとめました。
悪役のエンディングは死のみ 人物相関図
人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。
イオカ帝国世界設定
イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。
レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。
魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。
悪役のエンディングは死のみ第138話あらすじ
「体調だってまだ完全回復していないだろう。もう怒らない。問い詰めもしないから、屋敷に戻ろう」「お願いだ、ペネロペ・・・」私が何を言われても黙っていたら、デリックは切実な声を出してきた。私が一歩後ずさりしたら、彼は慌てて叫んだ「こっちに来るんだ、ペネロペ・エカ・・・・!」
「嫌よ」私は思わず言い放った。「ここを離れようとしている私が、なんであんたの命令に従わなきゃならないのよ」「ペネロペ・エカルト!」「何よ、デリック・エカルト」好感度もない今、あれこれ気にする必要もない。敬語も使わない私にデリックが動揺するのが見て取れた。「また連れ戻して、私を殺したいの?」「なんで認めないの?デリック。あの日、その目で見たでしょう?ずっと私のことを見てたくせに」
私はデリックにはなんの期待もしていないのだから、言いたいことを言った。「私がイヴォンと杯を換えたのを、見てたでしょう?小公爵様はお認めになりたくないでしょうね。あなたがイヴォンを連れて来たせいで、私が自殺しようとしたことを」「違う!」デリックが青ざめた顔で叫んだ。
「それは違う。お前は・・お前はなぜ、私にだけ、なんの感情も見せないのだ?」「以前はプレゼントをやれば笑ってくれたのに、レナルドにだって、お兄様と呼んでいたのに・・」彼はぐっと握った拳を、ぶるぶると震わせていた。私は何を言えば彼が奈落の底に落ちるか思い至り、満面の笑みで言ってやった「あんたのことが嫌いだからよ、デリック・エカルト」「私はもう、あんたの顔を見るくらいなら、死んだ方がマシだと思うほど嫌いなの」「一生あんたのかわいい妹をそばに置いて、くたばりなさい」
ビリビリッーー!彼の目の前で、巻物を勢いよく破いた。
ーー[トラタン]に移動しますーー
彼は駆け寄って来たが、間に合わなかった。私は目を閉じた。
うるさいカモメの声が聞こえ、以前に一度来た海辺に立っていた。トラタンの空は不吉な雲に覆われていた。曇り空のおかでげ、港に船がたくさん停泊していた。港へ向かって、様子を見ていると、船員らしき男たちが話しかけてきた。少年の姿をした私を、働き口を探しにきた流れ者だと勘違いしているようだ。「今日は漁に出ないぞ、さっさと帰れ」
「アルキナ諸島に行く船はあるかい?」尋ねると、ヤバいやつがいるとどよめきが起こった「最近、あそこに行ったら海流に巻き込まれる前に、魔物に食われるって話だぞ」謝礼をはずむから、高貴な方の命令のためにどうにかして連れていってくれないかと頼んだ。しかし、男たちはその近辺で死んだものがいるようで、一様に拒絶した。仕方ない。小分けにしておいた金貨の袋をひとつ取り出し、尋ねた「じゃあ・・船を売ってくれる人は?」
Chapter18.
船長たちの熾烈なアピールの末、船だけでなく船員まですべて買い取ることができた。濃く立ち込めた霧の向こうに、アルキナ諸島がぼんやりと見える。今となっては船員となった元船長が、私のところに来て言った。「午前3時くらいに出発しないといけません。その時間帯がもっとも魔物の動きが少なく、波も落ち着いています」「あの・・・こんな危険な場所に行かれるなんて、どんなお方で、何が目的なのでしょう?」
彼の目が、貪欲に光っていた。金の味を知った貧しい者たちは危険だ。「数ヶ月前、ソレイルという島が沈没した事件があっただろ?」「元々レイラーの残党たちが、アルキナ諸島からトラタンに渡る経由地に使っていたんだけど、僕の主人がそれを掃討したんだ」私は険しい顔で、脅すように言った。
男だけでなく、周りで聞き耳を立てていた船員たちもビクッとした。ある程度脅しておくためには仕方がない。「心に留めておいてくれ。ご主人様は目障りな人間が大嫌いなんだ」船長はアルキナ諸島へ行く理由などを勝手に察したようだった。恐怖に駆られた顔で、精一杯使えると船長は約束した。
出発までの時間に、顔を隠す仮面とローブを買い、古びた宿の最上階を大金を払って借りた。すぐに夜が更け、仮面とローブを身につけると、港へ向かった。ついにアルキナ諸島に向かう船が出発した。
船長が使う部屋に一人で座り、魔法の地図を取り出して広げた。移動巻物が使えないので、バルタに行く方法はひとつ。だが、この魔法の地図が利用できるのは描かれた地域の中でのみだった。船で近づき、射程圏内に入れば、地図の中に私の位置である”赤い点”が浮かぶはずだ。
すんなり瞬間移動させてくれればいいのに・・・そう考えていた時。ガガガガンッ。ごう音と共に船が大きく揺れた。悲鳴とともに床に転がって倒れ、立ち上がろうとした時、部屋の外から大きな悲鳴が聞こえた「ウワアアアーー!ま、魔物だあっ!魔物が出たぞーっ!」
私は慌てて荷物を持って外に出た。扉を開けた途端、目の前に巨大なタコの足が落ちてきた。「ヒイッ!」ビュンッ、ベチョッーー!足元に、タコの足がくねくねと動き、ベタリとくっついてきた。それをどうにか跳び越え、甲板の方に向かった。
そこはすでに惨憺たる有り様だった。巨大なタコが、その足で船を丸ごと包み込んでいた。「クラーケンだ!クラーケンだ!」船員の一人が、悲鳴とともに触角のような足に巻き付けられ、一瞬で連れ去られた。それと同時に。
突発クエスト発生!
飢えた巨大魔物が現れた!
魔法の呪文を唱えて[クラーケン]を始末しますか?
(報酬:命)
[YES/NO]
このクソゲーが!いい加減にしなさいよ!報酬が命ですって!!?呆れ返って、白い文字を見つめていたら、元船長が私に向かって叫んだ「船長!助けてください!魔物を始末してください!お願いですっ!」皮肉なことに、彼を怖がらせようと言った言葉が、事実となってしまった。その瞬間、背後が暗くなった。
ザアァァッーー!巨大タコの足の一つが、水を撒き散らしながら私に襲いかかろうとしていた。思わず硬直して、全身に鳥肌が立った。
魔法を使って8本の足をすべて切ってください!
(魔法の呪文:ファイアーピション、ウィンドプラション)(0/8)
私は身震いしながら叫んだ。「ファイアーピション!」タコの足が、一瞬で火に包まれる。魔物の雄叫びとともに、燃えたタコの足がプツンと切れて、床に落ちた。真っ黒こげなのに、うごめいていて気持ちが悪い。おぞましいそいつから遠のき、頭上を確認する。”(0/8)”
なんで!?数字がカウントされていない。疑問に思っている暇もなく、続けて叫ぶ。元船長に巻きつこうとしている足に向かって「ウィンドプラション!」突風が起こり、タコ足は切り裂かれる。元船長はなんとか甲板の上に着地した。ウィンドウを確認する。”(0/8)”
なんなのよ!立て続けに攻撃を繰り出した。合わせて5本の足がなくなり、生き残った船員たちと喜んだのもつかの間。”(0/14)”
数字が倍に増えた。その瞬間、嫌なジュルジュル音をさせ、切られたタコの足が二つに避けて、ムクムクと大きくなり、元の足の形になった。そう、2倍に増えた状態で。
悪役のエンディングは死のみ第138話レビューまとめ
デリック・・・・残念。すでに対象外になったことも知らず、認めてほしくてプレゼントとかいろいろしていたんだね
デリック。ぺぺはあなたによって、すでに傷ついています。もう元に戻すことはできません
イヴォンの杯を換えたの知っていたの、どんなに洗脳されていても許せない!
カリストはどこ、どこなの!?
船ゲット!!
かっこいい、大富豪ぺぺ
デリック、以前から変態だったようですね・・・
ちょっと待って、報酬”命”ってことは、もうひとつ命をくれるってことですか?
死んじゃうよ〜〜〜助けて〜〜〜
待って待って、呪文の順番が逆なんじゃない。風で切ってから焼いてみたらどうなるの?
システム、キッツ
わたしの感想◎すごくゲームっぽい!バトルですね。でも自分が目の前で体験するのはきついよう。がんばってペネロペ!!
まとめ
悪役のエンディングは死のみ ノベル話のレビューをまとめました
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