※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)
ここでは、ノベルの第188話のレビューからまとめました。
悪役のエンディングは死のみ 人物相関図
人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。
イオカ帝国世界設定
イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。
レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。
魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。
悪役のエンディングは死のみ188話(外伝20話)あらすじ
「・・おれは反対だ!」何が?「婚約だ!」あまりにきっぱりと反対を宣言するレナルドに呆れた。私は理由を訊いてみた「なんで?」「なんでダメなの?もうすぐ皇帝になる方だし、夫としては悪くないじゃない」レナルドは、カリストが剣で私の首を斬ってきたこと覚えてるぞ、と言い出した。斬っただなんて大げさね。
「どうしたんだよ。ただ皇宮で暮らしたいから、家に帰ってこなかったんじゃないのかよ」「俺がお前の望みどおりにしてやるっていうのに、なんで婚約なんか・・」皇帝にしてくれるっていうの?私はレナルドに別のことを指摘してみた。
「さっきから気に障ってたんだけど、なんであんたが私のたった一人の兄なわけ?」「あと、あんた、お父様にまだ聞いてないの?あんたの本当の妹に会ってきたのよ」どうせエカルトの姓を持っている以上、一度は彼とも話さなければ。レナルドの表情が暗くなり、「・・聞いたよ」と言った。
私は聞き返した。「私のせいで戻ってこられなくなったことも?」するとレナルドの反応は予想外なものだった「それはお前のせいじゃない。レイラーの野郎ども・・・いや、本当は、全部俺と兄貴のせいだよ」自身の感情を落ち着かせてから、苦笑いを浮かべた「お前のせいじゃない、ペネロペ」私を慰めるような口調だった。
私は少し目を見開き彼を見つめ、ゆっくりと口を開いた「イヴォンが、あんたにも愛してるって伝えてって。ずっと捜し続けてくれてありがとうって」レナルドは何も言わず、テーブルの下に視線を落とした。改めて彼を理解した「・・かわいかったわ。どうしてあんたが屋根裏部屋であんなことをしたのか、理解できるほど」どうして彼があんなに当たってきたのか。そしてわたしは公爵に言ったことと同じことを言った「妹のために、私を恨んで」
いつものように、私のせいにして悪態をついてくると思ったレナルドの口から出た言葉はー「・・・お前も俺の妹だ」「俺たちは家族だ。父上だって縁組解消を拒否した。お前が俺たちを許せないとしても・・・俺はお前の全部を許した。・・・屋根裏部屋であんなことを願ったことも」「だから、兄なんだから妹の心配くらいするもんだ」
ずっと子供みたいなやつだと思っていたのに、レナルドが大人びて見えて、私は少し混乱した。私は公爵には言えなかったのだが、公爵とレナルドにどう接すればよいのかまだよくわからないのだ、とレナルドに打ち明けた。私を心配してくれるたびに気持ちが重くなり、さりとて何事もないような顔をする自信はなかった。
レナルドは、顔も見たくないくらいか、と訊き、そうでないならそれで良い、と言った「家族なんだから喧嘩することもある。時間が経てば仲直りもする、そうだろ!?」「婚約破棄したいなら言え。お前の意思ではなく、あいつに脅されてるなら・・・」
皇太子宮なんだから言葉に気をつけろと言ってやった。しかし、私が頼めば、逃がすなり事件を起こすなりなんだってしてくれるという彼に、自然と笑みがこぼれた。「やめて。婚約は・・私がしたくてしたの。結婚よりはいいでしょ?」そう話すと単純なレナルドは渋い表情でうなずいた。私はレナルドに、隠してきた事実を打ち明けることにした「私は皇太子殿下が好きなの。だから婚約するの」
激しく動揺するレナルドだった。そんな彼に、戴冠式後は考古学の勉強を始めるし、もう皇宮には来ないで、それぞれ元気に過ごそうと提案した。今更、お互い優しくし合うのはちがうだろう。そしてレナルドがくれたウサギを皇宮で大切に育てていること、少し前から宮内は私の瞳の色をしたウサギ2世を期待する話題で持ちきりなことを伝えた。
しばらくして、彼がふと私を呼んだ。「ペネロペ」「家を出られて・・うれしいか?」私は間髪をいれず「うん」と答えた。その答えを彼は気に入らなそうだったが、「そうか、それならいい」と素直に受け入れた。最後は、まるでこの世で一番ぎこちない仲の”本当の兄妹”のようだった。
戴冠式当日。空は晴れ渡っていた。私は支度のために早朝に起こされ、不快だった。気付いた時には私を皇太子妃と呼んでいた侍女長を、止める暇もなく、支度はすすんだ。化粧が終わると、セドリックが訪ねてきた。皇太子の最側近らしく、彼も華やかだった。「殿下の代わりに、お迎えに上がりました」
即位式は、復旧した太陽宮で行われる。馬車に乗って宮に到着すると、すでに多くの貴族たちが家門別に整列して座っていた。唯一の公爵家であるエカルトの席は、かなり前方で、公爵の右側には黒髪とピンク髪が見えた。その横に空席が一つ。キョロキョロしていたレナルドと目が合うと、大きく手を振ってきた。その時ー
「公女様のお席はこちらでございます」セドリックがエカルトと正反対の方を示した。きっと皇太子の仕業だろう。しかし、注目されたくない私の性格に合わせて用意された、列から外れた最も奥の席は悪くなかった。遠ざかる私にレナルドは戸惑い、公爵の表情は悲しそうだった。
着席すると、宮殿の扉が閉まった。「皇太子殿下のご入場です!」扉が開き、皇太子が入ってきた。初めて彼を見た時とは違い、黒地に金刺繡の服を着た彼の姿は、なんだか見慣れなかった。面を上げて久しぶりに見る彼は少しやつれてみえた。
一気に一番上に上がると、誰の許可も得ず、勝手に王冠を自分の頭にのせ、宝玉を手にすると堂々と黄金の椅子に座り、気だるそうに宣言した「本日より、このカリスト・レグルスが、イオカ帝国の皇帝になったことを宣言する」宝玉の先で、床を3回鳴らし、「以上、解散」と言い放ち、呆れることに即位式がこれで終わった。
きっと両親と兄弟を殺して皇位に就いたという噂は免れないだろう。残念だが、多くの人はカリストがここに来るまでどれだけ多くの逆境に耐え抜いてきたか知らなかった。
悪役のエンディングは死のみ188話(外伝20話)レビューまとめ
極限職業のセドリック・・・
レナルドとぺぺがラブエンディングでなくても、お互い家族として認めて親兄弟のように行動するなんて!レナルド派のみなさん、成功しましたよ
レナルド単純さ3000%
カリスト即位式終了
戴冠式、あまりにもあまりにも・・・
レナルド、ぺぺがお金好きで、皇宮も好きだと思ったの?だからぺぺを皇帝にしてあげようとしたの?
レナルドも苦労したと思います。以前のぺぺがイヴォンが戻らないことを祈ったことを知ってもぺぺを好きになるのは大変だったでしょう
”たった一人の兄”って・・・レナルドの中でも、デリックは家族から消えたの?
やっぱり男は筋肉を伸ばさないと。脳に力を与えて
前から思っていましたが、お前は兄よりマシです
わたしの感想◎エカルトの人がカリストとペネロペが結ばれるのを嫌がるのを見るたびに、ペネロペへの愛情を感じる。皇后になれるのに、こんなに反対されるなんて、他の漫画より家族愛強い方かも
まとめ
悪役のエンディングは死のみ ノベル話のレビューをまとめました
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