※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない253話あらすじ
ひどく静かな朝、イネスは隣で眠るカッセルを見つめていた。カッセルが言っていた、朝目覚めるのを待つ時間というのはこんな感じだろうか。二人でひとつのベッドを使い始めてから、このようにイネスがカッセルより早く起きたことも、眠っている顔を見たことも記憶になかった。
狩猟場に小旅行に行った日は、いつになくパッと起きたが、子供のようにときめいた気分で旅行準備をするのに忙しかったことを思った。”あなたが私を幸せにしてくれたのね”イネスは彼の指先にキスをした。いまだに昨日思い出した自分の言葉が気持ちを沈ませた。彼に罪を隠しているようで不安で怖かった。これ以上はひとつも思い出したいと思わなかった。
世の中のすべての人々がそうやって生きるように。無知でいたかった。無知ゆえの幸せ。何も振り返らない新しい人生をイネスは欲した。自分の人生の一部になったことがないカッセル・エスカランテでいてほしかった。イネスの壊れた生涯、死ななかった不幸、そのめちゃくちゃなイネスの人生を知らないカッセル。
イネスでさえ、カッセルによって時折すべてを忘れさせられた。あたかも初めて生きているかのように、今この瞬間だけがすべてであるかのように。死にたくない。その気持ちがイネスに芽生えた。あの思い出した自分の死が、今まで自分が経験したなかで最も穏やかなものだとしても・・・ここカルステラでなくてもどこでも良いから、カッセルと共に年を取り、共に暮らし、最初で最後のように二人で人生を送りたいと思った。
どうして、過去の自分はあれほどひどい言葉をカッセルに投げつけることが出来たのだろう。そんな自分に”君を好きでごめんね”と返していたカッセル。イネスは横で眠るカッセルの指を握り、撫で、手の甲にキスをした。いつもなら腕枕を外しただけでも起きるカッセルが、よほど疲れがたまっていたのだろう、無理やり飲ませた薬草茶も効いたのか、いまだに熟睡していた。
昨夜、医師を呼び、額の怪我の治療を受けさせた。医師の見立てから、カッセルが怪我直後の適切な治療を怠ったこと、感染症で何日も死線をさまよったであろうことがイネスの知るところとなった。カッセルをベッドに寝かせ、薬草茶を飲ませ、退屈な哲学書を読んであげてもイネスを見つめていたカッセルは、イネスがベッドに入ると彼女を抱きしめ、あっという間に眠りに落ちた。それほどの病人を興奮させ、医師を呼ぶ前に三回も情事に及んだことにイネスは罪悪感にかられたものだった。
カッセルが起きなければならない時間まではあと一時間ほどあった。イネスのことを”私の太陽”と呼んだカッセル。彼がときおり眩しそうに自分を見ていたことを思った。イネスは彼の閉じているまぶたにキスをして、体を起こした。
この結婚はどうせうまくいかない253話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

きれいな愛

カッセルが自分を輝く人と思う理由は、カッセルが輝く人だから、自分の瞳に映ったカッセルがとても輝いているからだと思うイネス。私はそんなイネスがとてもきれいで愛らしい。本当にきれいで大切な人だよ、イネス。

君が年をとるのを見たい、カッセル。というイネス。

愛だよ愛

ねえ見て、カッセル。イネスがとても献身的に看護しているのは君だからだよ。イネスが愛しているのは君だよ!!

見ている私も気分が良いです

じっとしているはずがない皇太子はどうしてやろうか?
わたしの感想◎イネスのひとつひとつの行動に、過去の言葉への罪悪感とカッセルへの愛があふれている〜
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
コメント