「この結婚はどうせうまくいかない」ノベル　254話(漫画110話)あらすじ・原作漫画レビュー

※未読の方はネタバレにご注意ください

ピッコマ（まんがアプリ）で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します

ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。

イネス前前世相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない254話あらすじ

ガウンだけはおったイネスは文具をトレイに乗せ机に座った。しかし、”カッセル”と彼の名前を書いただけで言葉が続かなかった。眠っているカッセルの顔を見つめてみる。とてもハンサムではあるが、それを賛美したくもなく、疲れた顔に昨夜さんざん言った小言が出てきそうだった。カッセルはなぜあんなにも長い手紙が書けたのか？すぐにイネスを敗北感が襲った。

そこでイネスはメンドーサで買ったプレゼントのうち特別に隠しておいたものを思い出した。とても小さく、派手な装飾もなく、ベルベットに包まれた箱。その中には、濃く鮮やかな緑色の孔雀石で作られた一対の美しいロザリオがあった。昔から悪霊を追い払うと言われている孔雀石の塊を買い、二つの十字架を削り出してもらい、残りの石は処分させた大変高価なものだった。

イネスはロザリオの確認を終えると、ふとカッセルのカフスボタンが入ったガラスの箱が目に留まった。些細な違和感。いつもならラウルによって完璧な角度で整頓されているはずの箱がわずかに曲がっていた。その角度を直してあげてから、ふと好奇心にかられ、問題ないだろうと考え、箱を開けて中を見てみた。

そこに入っていた乾燥薬草。イネスはその薬草に見覚えがあった。ティリダード。前前世、オスカーが娼婦たちに皇室の私生児を産ませないために服用していた大変高価な避妊薬だった。あっという間に血の気が引き、青ざめたイネスはカッセルのもとへ走り、「この、ろくでなし！！」と叫びながらベッドの上に薬草を入れ物ごと投げつけた。それから続けて、ロザリオの箱も。

カッセルが優しくイネスを呼ぶ声が聞こえ、彼が起きたようだったが、イネスは寝室を飛び出した。悪口を言い続けていないと耐えられなかった。そのまま倉庫へ行き、イネスが送った武器プレゼントを抱えるだけ抱えて走ってもどった。頭の中は、カッセル・エスカランテが私をもてあそんだ、騙したんだ、という気持ちでいっぱいだった。愛おしいとささやきながら、決して二人の間に子供を持とうとはしない愛人のように扱った。全部、全部ウソだった・・・。

イネスが武器を投げつけ、限界となった体が崩れ落ちた時、カッセルが悲鳴のようにイネスの名前を呼び、ベッドから飛び出し、支えた。イネスはカッセルを罵倒しながら、カッセルを押し返し続けたが、カッセルはしっかりとイネスを掴み続けた。

休む暇もなく殴られながら、カッセルはイネスの脈が早いことを確認し、どうにか落ち着かせようとした。イネスは怒りと言葉を吐き続けたが、心の中は惨めな気持ちでいっぱいだった。カッセルはイネスの言葉を肯定し、自分は卑劣なエスポーサで、イネスの言葉は全部正しいから、どこにも逃げないから、そばにいるから、殴っても蹴ってもいいから、どうか落ち着いて息をして、吸って吐いて、力を抜いて、と懇願した。

イネスはもはや腕をだらりと下げ、彼に寄りかかった。さきほどのカッセルの言葉。以前の記憶のカッセルも、”だから泣かないで。あなたがまた倒れるのが不安だから、お願い”と言っていた。本当に彼は少しも変わっていないのだ、とイネスは悟った。だったらなぜ。最初から私との子供は望まないと言ってくれていれば・・・。イネスが言ってしまったあの時の言葉”私は、あなたの子供もあなたの妻であることも望んだことなんてない”あんな風には、もう生きたくなかった。

この結婚はどうせうまくいかない254話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

まとめ

この結婚はどうせうまくいかない　あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました

253話

255話