※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない292話あらすじ
カッセルは、アリシアがイネスを振り回そうとするのが、どうにも癪に障った。アリシアが見えないところで苛立ちを滲ませたが、それを見たイネスがふふっと笑うと、いつまでも続けるわけにはいかなかった。アリシアがイネスの腕に自分の腕に絡ませる。イネスは頷きながら、カッセルにオスカルがいないから付いていなくて大丈夫だと合図を送った。
カッセルは成人したばかりのヘルベス公子を含む公爵親子と会話を始めた。ヘルベス家の三男が海軍入隊を希望しているのだが、どう思うといった話題だった。カッセルには正直どうでもいい話題だったが、士官学校エル・レデキヤはどんな感じかなどを誠実に答えてやった。イネスと程よい距離を保ちながら。
イネスはアリシアの亡き母と作品群を褒めながら歩みを進めた。ホールが現れ、抜けると再び長い廊下の先にホールが現れる。そんな光景がもう何度繰り返された。広い廊下の両側にびっしりと掛けられた絵画の間には隙間など存在しなかった。この境地では倉庫での保管も難しく、先代が残した一人娘は未来の皇后となる身。ただの過去の遺物として片付けるわけにもいかず、イネスはバルカ侯爵夫人がなぜ先代侯爵夫人をあまり好きでないのかわかる気がした。メンドーサに豪華な邸宅がありながら、主にカルステラに留まっているのも。おそらくここで暮らすと、死者の支配下で暮らしているような気分になるからだろう。
カッセルは、婚礼の儀以上に華やかに着飾った皇太子妃の後ろ姿を、細めた目で見つめた。真の当主であるバルカ侯爵夫妻よりもこの邸宅の主人らしい姿だった。バルカ侯爵夫妻は、カルステラからたった今到着した客人のように立ち尽くしていた。姪っ子の顔色を伺っているのか、ただ気遣うというレベルではなく、まるで恐ろしくて気味の悪い相手に接しているかのようにも見えた。
ヘルベス公子が自分の弟は背も低く、運動神経も悪いが軍人になんてなれるであろうかと言い、カッセルが軍にも文官はいるし、体だけで戦う時代は終わりましたよと淡々と答える。そうして最後のホールを過ぎ、遠くに終わりの見える廊下へと差し掛かった。メインホールへ直接入らず、階段を経由して入ってくる人々が、時折その突き当たりに姿を見せる場所だった。カッセルはイネスたちの歩みに合わせて、ゆったりと歩きながら、無関心な目で絵画を一つひとつ眺めていたが、ふと覚えた違和感に足を止めた。
見慣れた風景が描かれた絵だった。セビーヤの小さな港。カルステラ官邸のダイニングルーム前の廊下に掛かっていた、あの絵だ。ただ、あの絵とは別の画家が、異なる視点から、異なる天気と空を描いただけの。
私を殺しに来たの? オスカルの犬のように……
ふと頭に浮かんだ声。息が詰まる。その絵の隣には雨の日のセビーヤ。エル・タベオの宝石店、田舎の礼拝堂、ミサベールと指輪を描いた絵などなど・・・。同じ画家が描いたことが明白な絵が突き当りまでびっしりと並んでいた。カッセルは絵画に見識はないが、その絵が先日ビルバオの司教から送られてきた高価な聖画と同じ手によるものであること確信できた。
そう。すべてエミリアーノの絵だ。おそらく「彼ら」が逃避行の中で通り過ぎた、あらゆる場所を描き出したもの。その涙ぐましいほど短い結婚の、始まりから終わりまで。
カッセルは冷静に、先日送られてきた絵を思い返した。最初は皇太子の結婚祝いとして依頼したが、エミリアーノの生存を確認した後は、弟のための結婚祝いへと名目を変えたものだ。ただミゲルの結婚は破談になったため、その絵はエスポーサ城の地下金庫にしまっていた。
あの絵以外に、エミリアーノが売れる絵など一点でもあっただろうか?今はビルバオ大司教に、それ以前は後援者であるイネスに、彼の絵は独占されているはずだ。何より、あの聖人のような男が、イネスに関わるものを外部に出すはずがない・・・。イネスが、イネスがこれを見たら・・・。
カッセルの思考は、イネスの名前を呼ぶアリシアの声で正気に戻った。アリシアがカッセルを呼び、善良そうな目で心配をたっぷりと表現していた。カッセルは、この忌々しい皇太子妃を階段から突き落としてしまいたい衝動を必死に抑え込みながら、イネスが足を止めた最後の一枚の絵を睨みつけた。
窓辺に座る女の後ろ姿だった。黒い髪を片方の肩に流し、柔らかなリネンの白いドレスを着た女。そして女の隣には揺りかごに横たわる子供がいた。
ごめんね、カッセル。この子の名前はルカよ
カッセルは激しい吐き気をなんとか抑え込み、手をなんとか伸ばして青ざめたイネスを掴んだ。一瞬、彼らを見つめるアリシアが笑ったように見えた。冷ややかな殺意が頭を支配した。殺してやる。あの女も一緒に。あいつの墓にあの狂った女を一緒に叩き込んでやる。しかし、今はイネスが先だ。
イネスは、自分の顔が涙でびしょ濡れになっていることに気がついていないように、カッセルにめまいがしただけだと微笑んでみせた。抱きかかえようとするカッセルの手を押し返す彼女の手が切実だった。バルコニーに出てはどう?とアリシアの手が彼女の肩に置かれる瞬間、カッセルは反射的にその手を叩き落とした。
あっという間に、その場の空気が張り詰めた。幸いにも人の気配はまばらだった。ヘルベル侯爵はカッセルの態度も、なんとなく楽しそうな皇太子妃の瞳もすべて見て見ぬふりをして、立ち尽くす息子に水を持ってくるように命じた。公爵がわざとらしく周囲を見渡すと、誰もが別の場所へと立ち去っていった。それから彼はカッセルに軽く目配せだけして、自らも廊下を後にした。
残された三人。息の詰まるような沈黙だった。アリシアが再び優しく微笑み、どこかの部屋に休まないかと提案した。イネスはなんとか声を絞り出し、バルコニーに出ると伝えた。カッセルに最低限の体重を預け、歩き出す。カーテンが掛けられたバルコニーに入ろうとした瞬間、アリシアがカッセルに声をかけた。あなたのセニョーラが婚前に付き合っていた恋人の絵に気付いてくれて嬉しい、苦労して手に入れた甲斐があったと。カッセルにだけ聞こえる囁きだった。バルコニーのドアが閉まるとイネスが床に倒れ込んだ。
カッセルに離れてくれるように懇願するイネス。カッセルを押す力が必死過ぎて彼女の腕が折れてしまうかと思った。お願いだから一人にしてほしい、カッセルとは一緒にいられないのだ、と苦しそうに哀願するイネス。カッセルは先程のアリシアの呪いのような声の上にエミリアーノの声が重なった。
いつか、伝えてほしいと言っていたエミリアーノ。 彼がイネスを覚えていること、ルカの死を知っていること……そして夫であるカッセルもそれを知っているという事実。彼女をひどく苦しめるかもしれないから、今すぐではなくても、いつの日か……彼女がカッセルを信じて、自らの痛みを打ち明ける日が来たら・・・。
ずっとずっと先だと思っていたその「いつか」が、目前に迫っていた。
よりによって出征を控えた今。彼女をメンドーサに残して去らねばならない今。
イネスが自分を信じるどころか突き放し、逃げ出そうとしている今。こんな姿を見せたくないと、離れることを哀願するイネスに逃げないでくれとカッセルが頼む。どうすれば二度とイネスは逃げないでいてくれるのか・・・。
・・・逃げるんじゃないの。イネスが掠れた声で彼に囁いた。カッセルが顔を上げると、暗く沈んだ緑の瞳が、彼を真っ直ぐに見つめていた。彼女に残っているすべての力をこめている瞳だった。
あなたを愛しているから、見せられないの。そうして、彼女の青白んだ唇が初めて愛を口にした。
この結婚はどうせうまくいかない292話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

あいつはまたどうやって知ってるの??え?本当に

いったい何人が前世を覚えているの!!!もう誰がまた知っていても驚かないよ!

アリシアが前世を知っているのか・・・?イネス前世の夫を知っていて、あの絵を集めて展示したのか?あの絵はエミリアーノが描いた、で正しいのかな

あの笑いも鳥肌が立つ

エミリアーノが?どうしてイネスにそんなことを・・・

アリシアも自殺した?それともオスカルが話した?どちらにしてもゴミだよ。

絵は模造だと思う。エミリアーノが売るかな?

イネスのメンタルが〜〜〜あんな狂った皇太子と狂犬アリシアに振り回されて〜〜〜

あのおばあさんのブローチは本物ではなくて、エミリアーノが作ったものだった。だから絵はエミリアーノが記憶から描いたものってこと?でもそれではエミリアーノがあまりにも軽率なのに???

イネスが初めて愛を語ったよ

イネス、カッセルはこんなことに揺るがないくらい、君を愛している

アリシアのせいで流す涙はもったいない

サツマイモが多すぎてサイダーくらいでは足りません。
わたしの感想◎私もカッセルと同じで、イネス想いのエミリアーノがイネスとの思い出を絵に描くとは思えない。どうやって用意したんだろう?
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
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