※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない339話あらすじ
事態の収拾には表向きの犯人が必要だった。アルフォンソは素行の悪い使用人を一人追い出して雇い人たちに推測させ、口封じが必要な侍女エバは盗みを口実に地方の別荘へ送った。その間、レイラの自白で多くが具体化した。『その商人』と『監視の女』とは誰だったのか。奴らはレイラ以外にも若いメイドを仲間に引き入れており、どの子もせいぜい13、4歳。最も操りやすく疑われにくい子供ばかりを狙っていた。
ただし誤算もあった。一人はイネスがメンドーサ官邸に来て二週間で人手不足からエスポーサ城へ送られ、次に買収された子は幼いながら相当にしたたかだった。ヴェロニカという名のそのメイドは、監視役が一日中厨房にいられるはずがない、まして若公爵夫人の食事に同席するなど恐れ多いことなんて、毒を盛るふりだけして金を巻き上げ実際には入れなければいいと主張した。こんな危険なことを本気でやるなんて正気じゃないと。怯える仲間には、何も混ぜなければ何も起きず捕まりようがないと一蹴し、バレてもエスカランテ家には脅されたと泣けばいい、監視役のディアナには袖の下を握らせろと切り捨てていた。
さらにヴェロニカは、何もしないでお金を受け取ることよりも、子供を金で釣って他人に害を加えようとする奴らの方がよっぽど悪党だと断じ、しきりにディアナに怯えるレイラに、見つかっても何発かひっぱたかれるだけだ、人生を左右するような毒を受け取っておいて、たかが数回頬を叩かれるのが怖いのか、ディアナは中継役しか出来ない臆病者だと言い切っていたそうだ。
ヴェロニカの言い分は半分正しく半分間違っていた。彼女たちが何もせずとも、日々毒を飲み続けていたイネスには『いつか』何かが起きたはずだ。もし取り返しのつかない事態になってから発覚していたら、子供たちに希望はなかっただろう。実行していないという言い訳をしたところで、命は救われなかったはずだ。
イネスは、幼い頃から金勘定に明るいこのメイドを微笑みながら称えた。何はともあれ、ヴェロニカのおかげでアリシアがパノテを混入させた二重の経路は実行されないまま維持されてきたのだ。エスポーサに去ったメイドの分は、宿舎前の花壇に埋めてあり、レイラの分と同様にほとんど手つかずの状態で残っていた。食事を通じて口にしたのはせいぜい6、7回。それですら、お腹の命を思えば刃物を飲み込む心地だったが、これまで飲まされてきた薬に比べればほとんどなかったも同然だった。今はまさに、世界の良い部分だけを見つめるべき時期だった。
即座に彼らに厳罰を求めたイザベラが引いたのもその事実を喜んだからだが、『これでもう何でも食べられるのではないか』という期待に反しイネスは相変わらず食べ物を飲み込めずにいた。匂いを嗅ぐことすら吐き気を催し、イザベラが特別に気を配らせたあらゆる料理を運ばせても変わらなかった。吐くものもないのに絶えずえずく姿は、見守る彼女に対してイネスが申し訳なくなるほどだった。
イザベラは、双子を宿してこれほど痩せ細り残りの日々をどうするのかと案じた。イネスが謝ると、あなたが謝ることなど何もない、ただその姿が不憫でならないと濡れた布でイネスの口元を拭ってくれた。汚がる素振りなど微塵も見せず、まるで病床の幼い娘を扱うような心のこもった手つきだった。幼少期そうした経験のないイネスは最初こそ戸惑ったが、今では慣れてしまっていた。拒む気力すら残っていなかったせいでもある。
姑のもう一方の手にイネスが頭を預けると、イザベラは布をファナに渡してからイネスの青白い頬を撫で、左腕をさすり固く強張った手を揉みほぐした。イネスは、すべて順調に進んでいても、ふとこの先を考えてしまうのだった。カッセルからは返事も届かず、こちらの手紙すら届いていないのではないか。そう考えると、お腹の子供たちが無事に『生きて』生まれてきた後のことなど、想像することさえ苦しくなった。細りきった腕でお腹を抱えて彼を待ち続けるには、あまりに過酷な時間だった。
双子でなければと漏らすイネスに、イザベラは二人産むために二度も苦労する必要がないのは嬉しいことだと言い、ファナにリンゴを持ってくるように目配せした。リンゴだけでも食べられるのは偉いとばかりにイネスの髪を撫でてくれる手は、やはり5,6歳の幼い娘に触れてくれるかのようだった。手つかずの食事は侍女の手で片付けられていく。一部を食べて残したように見せかけ、残りは密かに捨てる。継続的な毒の摂取を『証明』し、彼女に何の祝福も授けられていないことを裏付けるための工作だった。中には、監視役に見せつけるように作った毒物も同然の皿もあったが、残りのイザベラの真心がこもった料理にも吐き気ばかり見せるのがイネスは申し訳なかった。
つわりが誰に似たのかという話になり、イザベラがカッセルのせいだと即断すると、イネスは自分に似たのだと言おうとしていたと瞬いた。イザベラは黒髪を撫でながら、イネスの母オルガがイネスは母親のお腹にいた頃まったく苦労をかけなかったと言っていたこと、だから今苦しいのは息子のせいだと語った。きっと、その後には「あんなに手のかからなかった子が、生まれてみればあんなに性格がひねくれるなんて誰が思ったかしら」というオルガの毒舌が続いたはずなのに、実の母と言い争ってまで愚痴を聞き、さらりと良い話を聞いたと伝えてくれるその気遣いが、イネスには伝わった。
口に運ばれたリンゴの一片を受け取りながらイネスは、ひどいつわりも時には吉兆だというアンヘリカの言葉を伝えた。母体と胎児を守ろうとする強い拒絶反応で、経験上むしろ流産や死産にならない可能性が高いそうだ、と。自然な流産こそが、毒に侵された体に起こりうる最善のことだと彼女が言い切っていたことを思うと、イネスにとってはあまりよくない兆しではあったが。イネスはカッセルに似た子なら納得がいくと呟いた。自分を守ろうとしてくれているのだと。膨らみ始めたお腹を撫でると、イザベラが額にキスをして祈りを捧げた。生まれる前から毒に耐え抜いた逞しい子たちだと確信をこめて言い、イネスはその確信が自分にも宿ることを祈りながら微笑んだ。
***
ビルバオ訪問が初めてだというルシアーノに、老司祭はエスカランテ大佐が義弟にあたるのかと目を輝かせた。司祭はらしくなく興奮気味に、エスカランテ大佐が成し遂げた聖なる奇跡の出来事を知っているかと尋ねてきた。ルシアーノが否定すると、司祭は大聖堂での出来事を語った。武装した異教徒が忍び込んだ夜、まるでお告げを受けたかのように留まっていたエスカランテ大佐の慧眼のおかげで八つの聖像のうち七つが守られた。司祭はそれを『使徒の眼』と呼び、カッセル・エスカランテがたった一人で命を懸け、本堂の偉大なる聖像を守り抜いた歴史が『正義の門』に刻まれるだろうとか、死後にはビルバオの聖人として列聖されるだろうとまで語った。
カッセルに使徒の眼とは。語られる言葉のすべてが、自分の知る義弟とは正反対のあまりに神聖な内容で、理解が追いつかないルシアーノは呆れつつも、これが妹にとって「使える」ネタだと見抜き、後で副官に書き留めさせようと考えた。
今はもっと重要なことがあると、司祭が先導する扉を鋭い眼差しで見つめた。扉の向こうからこんな時間にどうしたのかという声が聞こえ、司祭はメンドーサから貴客が訪ねてきたとエミリアーノに告げた。
この結婚はどうせうまくいかない339話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

ヴェロニカ、めっちゃ好き。悪い奴らからの金は受け取って、行動しない。逆にうまく利用してるね

エミリアーノにしたら、前世で自分を殺した人がやってきたんですよね・・・

ヴェロニカ、わたしのスタイルだよ!

イザベラのおかげでほっこりしていたのに、老司祭の言葉のせいで大笑いしてしまいましたね

ルシアーノ、それは違うよ。君の妹はカッセルが石像破壊犯だと知っているよ、使えない情報のようだ。

ヴェロニカはファナが後輩育成して、イネスにがっちりつけてはどうでしょうか

イネスを大切にしてくれるお母さんがいてくれて、安心しました〜

はっ。エミリアーノとルシアーノ。エミリアーノ、驚くだろうな

ベロニカ!あの十歳の小さな女の子が生きるためにお金だけを明かす目配りで詐欺師の行為をして、それを友人にも慰めてノウハウを伝えてイネスと双子を救ったね

エミリアーノを迎えに行く?エミリアーノが覚えているルシアーノには、どのような物語があるのでしょうか殺す前にルシアーノは妹に対して切実に愛情を示したのでしょう。嫌われてもイネスが生きるならお前が死ななきゃいけないって
わたしの感想◎カッセルが行ってしまったら、イネスは孤独に戦うのかと心配していたけれど、イザベラのひとつひとつの動作に愛情がこもっていて、すごく嬉しい
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
340話
コメント