※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
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イネス今世6才時点での相関図
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イネス今世(現在)相関図
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この結婚はどうせうまくいかない345話あらすじ
砂嘴と巨岩に囲まれたビレサ湾のスパニラ島と周辺の島々は、オルテガの巨大な戦列艦が92門の大砲をそれぞれに備えて潜んでいるだろうという常識的予測を完全に覆した。座礁して自滅するつもりでもない限り、一体どの指揮官が艦隊をあの谷へ向かわせるだろうか。
バノック島を支配する者以外の同族は、オルテガ帝国海軍ですら避けて通るようなこの群島を見捨てていた。しかし裏切り者の第九代領主ハイメは、復讐心から、自らの忠臣の命を捨て、大領主オルランドの機密情報を手に入れ、島々の海岸線近くにある深海域の情報を帝国海軍に伝えた。彼らはスパニラ上陸後には海図を入手し、複雑な潮流や厄介な暗礁から解放された。
おそらく斥候からの報告でスパニラ陥落は確認しているだろうが、簡素な基地と修理を要する戦艦数隻を残して撤退した程度だと想像していたはずだ。オルテガ戦力の半分にあたる29隻が、霧と岩陰に隠れて停泊し、列島の奥深くまで取り囲んでいる状況を、どう想像できただろうか。自分たちはヴィレサ湾を熟知しているが、カッセル・エスカランテがそれを知るはずはないと考えていた。
カッセルは水平線を埋め尽くしながら急速に近づいてくる海賊船に対し、わずかな戦力しかないかのように7隻のフリゲート艦(19世紀前半までヨーロッパで活躍した、木造軍艦。主に警戒任務を担った)を出撃させた。そして一斉射撃の後、絶望的な様子で島の後方へと逃走させた。彼らはわずか40門の大砲を搭載した軽武装の帆船に、まさか海を横断する長距離火力があるとは予想していなかっただろう。
射程が長く命中精度も優れた大型砲の砲撃は、瞬く間に海賊船団に有効な打撃を与えた。カッセルが皇帝の軍事費を口実に全艦隊へ装備させた新式火器だった。みっともなく逃げる姿を見せることには意味があった。海賊は捕獲できそうなものに飛びつく性格だし、新式火器が欲しくて何とか船を拿捕しようとするだろうから。
カッセルが隻数を尋ねると、マウリシオが望遠鏡を覗きながら報告した。中央の青旗の一隻は前マストが倒壊して後退し、右端のオレンジ旗の一隻は船体が傾いて左舷に沈みかけていると。オレンジ旗は三番目の領主フェリペ、青旗はオルランド大公だった。大切な補給拠点を奪還しに来たのだろうが、灰燼と化した現状を見れば怒りに駆られて追いかけてくるはずだ。報告している間にも、残数は23?から18?まで変化し、マウリシオは20隻を下回ることは確実だと結論づけた。霧と闇に包まれる中、夜目が獣のように優れた副官は信頼に足るが、状況判断力には難があった。
カッセルは軽く舌打ちをしながら、近づく巨大な自身の旗艦(艦隊の軍艦の中で指揮官が乗っている船。指揮官の地位を象徴する旗がついている)を見つめた。やがて、渡し船が旗艦の真下に着き、縄梯子が目の前に下ろされると、カッセルは躊躇うことなくそれを駆け上がり、自分の船に乗り込んだ。将校や水兵たちが慌ただしく敬礼する中、すぐさま、右舷中甲板の砲門を開けて発砲準備を整えよと命じる。敵の接近はすぐだろうと。下甲板の砲列は、中甲板の装填信号が鳴り次第だ、と続いた。
道が狭いため敵艦は水流で押し流されるはず、自分たちは水深が深くなる境界線ギリギリで、押し流されなように錨は上げないでおけ、諸島の右側で門番を務めると。敵艦が我々を通り過ぎる時に最大限に沈没させて、逃がせと指示した。どうせ、やつらがこちらを通ろうが、外を迂回しようが、カッセルは彼らを飲み込む網を用意していた。峡谷のような海路に彼が隠した戦列艦の半分はこの罠のため、残りは諸島の裏側へ回り込んで待機して海賊たちの背後を同時に襲うために配置されていた。
それでも常に基本は重要だ。たとえどれほど勝利を確信していようとも。カルデロン・エスカランテが言葉もわからない幼い孫に百回以上言ったように――この先に我々の戦列艦はいくらでもいるが、まるでいないかのように振る舞え。我々に必要なのは、結果論的な勝利ではなく、完全な勝利だとカッセルは告げた。
カルデロンが設計し、その後も二度改良されたオルテガの最新鋭戦列艦は4階建ての建物ほどの高さがあり、低い霧に遮られず視界が確保でき、さらに大きな自然物があれば船体を隠すことが可能だった。もはや望遠鏡なしでもはっきりと敵艦が見える距離だった。順風を受けた海賊船がそれぞれ異なる航路を探すように散らばっていく。戦列の分断に成功したということだ。さきほど、砲撃後に逃走したフリゲート帆船が島々の狭い近道やスパニラ島を中心とする小さな群島周回ルートへと消えたため、追う海賊たちも同じ道を選んだ。奇妙な闇の中、エスカランテ大佐の旗艦が岩の後ろに長い城壁のように立っていることや、曲がりくねった航路ごとに帝国の戦列艦が待ち伏せしていることを知っていれば、決して選ばなかった道だ。
最初の愚かな船が近づいてきた。青い旗の海賊船が水路に滑り込むのを確認するやカッセルは砲撃を命じ、船首から船尾まで数十の砲門から爆音が立て続けに鳴り響いた。閃光が黒い海と島々を照らし、敵船の右舷は完全に破壊された。右舷から瞬く間に炎が燃え上がり、谷間に動揺した叫び声が響き渡った。慌てて向きを変えようとした船の船尾は暗礁に衝突し、爆音よりも大きな音が海賊たちの叫び声を飲み込んだ。二度目の砲撃で海賊たちは海に飛び込んだ。それをオルテガの乗組員たちが無差別に銃撃した。泳ぐ者の頭上に銃撃が降り注ぎ、やがて彼らの船が沈んだ。虚しいほど一瞬の出来事だった。かろうじて生き残り、懸命に泳いでいた海賊たちも、次に関門に進入していた味方の別の船に押しつぶされた。
さらに四隻が次々と入ってきたが、すでに明るく燃える空にすべてを悟り、最大限速くそこの通過を試みた。結局、三隻がぼろぼろで関門を抜けたが、次の戦艦に遭遇するにちがいない、もしくは運よくそこも通過出来ても、後方の戦艦に沈められることだろう。カッセルの目標はさきほど水平線に現れた24隻すべてのその地点での完全水没だった。それもあくまで本当に運が良い場合の話だ。カッセルは、船に乗り込んでくる海賊たちを冷静に撃ち落としながら考えていた。島の間は肉眼では広く見えるが、船が通れる道は極めて限定的だ。損傷した船が暗礁に乗り上げればどうにもならない。もう少し運が良かったとして、陸の砂州に打ち上げられたところで、少し長く生き、少し長く恐怖に怯えて、いずれは死ぬだけだろうと。
この結婚はどうせうまくいかない345話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

本当に感嘆に感嘆するだけです。切ない話でも構いませんが、こうした時でさえ、作家様の筆力を実感してしまいました。最高です!

本業が上手でかっこいいです!

カッセルが全部かき回っているんですね。お祖父様の名声を上回ることでしょうね

毎日、新聞の紙面に1面を飾るカッセル!!!イネスが誇らしい~~ 。後でスクラップしたものを双子たちに見せながら、お前の父さんはこんな人だ!!!母の前ではワンちゃんだけど!!!と語るのだ。ははは

本業は超イケメン

カッセルはかっこいいです〜

少しでも正気でいられないと浮かれていたカッセルと同一人物なのか

働くカッセルはかっこいいという言葉しか出てこない・・・

カッセル海戦。戦術最強
わたしの感想◎ロパン(韓国ロマンスファンタジー小説)でこれほどまでに男性主人公の海戦のさまが語られているのを目にするなんて・・・!これはすべて、メンドーサ中の新聞に書いていただかないとね
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
346話
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