※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない369話あらすじ
家族室へ向かう間、イネスは不気味なほど冷静で、現実感がなかった。階段で一瞬足元がふらついたが、ミゲルとラウルの手を振り払い一人で歩いた。まるでカッセルが本当に死に、自分が一歩も踏み出せないかのように扱われる必要などないと言わんばかりに・・・。
扉が開く頃には毅然とした微笑みさえ浮かべていた。フアンとイザベラの青ざめた顔、そして久しぶりのホセ・アルメナーラの姿が目に入った。カルステラの象徴。あの頃の欠片。イネスは以前のように明るく挨拶しようとしたが舌が思うように動かなかった。かつて逞しかった体は痩せ、その顔はやつれ、視線には活気がなかった。そしてその瞳には彼女を直視できぬほどの同情と憐れみが宿っていた。
わずかに丸まった背のせいで彼は以前とは別人のようだった。イネスは彼が木製の車椅子に座っていることにようやく気づき、どうしたのか尋ねた。ラス・サンディアゴ上陸前の海戦での銃傷で、余生はこのままだという。レアには気の毒なことをしたと、まるで他人事のように淡々と、もう妻ではないかのような口ぶりでホセは答えた。
何もかもが不吉な前兆であり、カッセルが本当に死んでしまったという証拠に思えた。イザベラは壁を見つめて泣いていたが、無理やり口角を上げてイネスに手招きした。イネスは足を動かしたが、ミゲルが腕を支えてくれるまで自分がよろけていたことにすら気づかなかった。大丈夫だと拒む手を掴み、ミゲルが涙声で大丈夫なんかじゃないと告げた。
ミゲルが視界を遮る隙に、イネスは声も出さず口の形だけで訴えた。カッセルが本当に死んでしまったみたいだと。イザベラがイネスを引き寄せてそっと抱きしめ、あなたも子供たちも守るから大丈夫と優しく囁いた。目頭は熱くなったが涙はこぼれなかった。イネスの視線が自分に注がれるとホセは慎重に口を開いた。
ホセは負傷以来大佐を補佐できず、戦死の当時は直接経験していないと述べた。後任の副官マウリシオ・ガルシアが大佐の意志を継ぐべく帝都から北上中のため、代わりに自分が来たことを許してほしいとまずは前置きした。
最後の戦いはヴィダ・ヌエバの前夜、今から3週間前だった。カッセルは帝国南端スパニラガ島の大領主オルランドの補給基地を急襲すべく戦力を二手に分けた。無数の無人島に囲まれた水深浅く狭い航路を、海を熟知した大佐の指揮で突破し、1週間後にラマンチャ連合軍25隻を迎え撃った。
ホセの言葉が夢のように流れた。カッセルの作戦の見事さ、それによってオルテガ海軍がついにどれほど圧倒的な勝利を収めるに至ったのか。旗艦が諸島の門番となり、狭い岩礁で接近戦を演じ数隻を沈め、砲撃不能となるや自ら敵陣へ飛び込んだこと。射殺した海賊だけでも40人に達し、最後の相手が大領主オルランドだったこと。イネスは夢物語のように聞いていた。
オルランドはその2ヶ月前に部下による船上反乱で片腕を失い身を隠していた。彼を討てば戦争は終わる。大佐はそう判断し、実際その通りだった。生ける伝説と呼ばれたもともと両利きの大戦士は、片手でもレイピアで瞬時に首を撥ねてくる、敵に銃を装填する隙など与えないことで有名だった。船倉から甲板にオルランドともつれ合って現れた大佐の手には海賊たちが使うカトラスがあった。左腕に銃創を負いながらも大佐が優勢で、一方的に致命傷を負わせた。それなのにー。そこで、それなのになぜカッセルが、とイザベラが問うた。
オルランドは胸、腕、腹と貫かれ、唯一の腕が動かなくなった瞬間、命は絶えたも同然だった。しかし最後に大佐の剣先を掴み、自決するかのように自らの腹を突き通しながら突進し、大佐を船縁へ突き飛ばした。そして自分の手首を貫通していた大佐の指揮棒で大佐の肩を刺したのだと。イザベラが悲鳴を上げた。その指揮棒はイザベラが大司教の祝聖まで受けて贈ったものだったから。
フアンはイザベラを抱き寄せ、陛下が許してくれる時間は長くないだろうからとホセに続きを促した。皇帝も既にカッセルの戦死を知ったはずだが、責任逃れに長けた彼がエスカランテ家に先んじて知らせることを望むはずもなかった。それでも慣例に従い真っ先にエスカランテ家を訪ねたのは、オルテガ海軍とノリエガ大佐の独断に近いものに違いない。フアンもそれを十分承知していた。ホセは罪悪感を滲ませた目でイザベラとイネスを見つめ、やがて視線を落として口を開いた。
オルランドは体重をかけて大佐と共に海へ落ちた。オルテガ海軍の公式見解ではないが、大佐が彼を突き放せそうに思われたところを、何者かが焦って放った銃弾がオルランドの頭を貫き、垂れ下がった遺体の重みが二人を海へと押し流したとマウリシオは確信している。2メートルの巨漢が海へ落下した時に指揮棒を介して大佐の肩にぶら下がる形になったために。
フアンが絞り出すような声で遺体の所在を問うた。ホセは首を振った。イザベラが駆け寄り、遺体もないのになぜ断言できるのかと叫んだ。皆が大佐の沈んでいく姿を見ていたのだとホセは答えた。泳ぎの達者な者でも抜け出せぬ激しい潮流で、岸辺は浅いが、中央は巨大な戦艦が二隻も見つめ合えるほどの航路があり、その下は錨も届かぬ深さだった。おそらく落下直後、潮流に吸い込まれて遺体が・・・。
遺族にありのままを伝えるのがオルテガ海軍の慣例だった。彼の膝にすがりつき、イサベルラが泣いていた。ホセは苦渋の表情で続けた。オルランドの遺体が先に潮流に巻き込まれて回転し、運が良ければ外れただろうが――その肩を完全に削ぎ落としてからだろうとイネスは乾いた失笑を漏らした。涙はどうしても出なかった。四日間、いたるところを捜索したそうだ。最後に、あそこは遺体を探すことに意味がない場所だと告げられた。
ホセの足元に崩れ落ちたイザベラがミゲルに抱えられて出ていった。どれほど時が流れたか。目の前のホセの痩せた膝が見えて顔を上げた。差し出されたのは、カッセルがカルステラを発った日からイネスに宛てて書いた手紙の束だった。
イネスはそれをまるでカッセルの遺骸であるかのように見つめた。冷たく冷え切ったままイネスの膝に頭を預けるて横たわる彼を見ているかのように。ホセがフアンに葉巻の箱を渡し、フアンがそれを握りしめてついに涙を流した。それなのにイネスは不思議なほど涙が出なかった。
『Sol de mi vida, Inés(我が人生の太陽、イネスへ)』
指先が手紙を束ねる紐の下の自分の名をなぞった。世界が真っ逆さまに崩れ、空の太陽が全身を焼き尽くすような心地だった。自分もこのまま死んでいくのだと思った。もし彼が本当に死んでしまったのなら、自分も命を落として構わなかった。けれど。
カッセルの遺体は見つかっていないのかと問うと、ホセは慎重に頷いた。フアンが引き留めようとしたが、イネスは驚くほど素早く立ち上がり家族室を飛び出した。ホセへの義理で我慢していたのだとラウルに告げ、ミセレへ行くと宣言し、馬車を出して、と階段を駆け下りた。土色の顔のラウルがその後を追った。
この結婚はどうせうまくいかない369話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

状況が絶望的すぎて、無理やり壮大な音楽を聴きながら読んでる

カッセル、戻ってくるよね?明日、目がパンパンに腫れたら全部カッセルのせいだからね。うえーん

ポジティブなヒロイン、いいな

ミセレに行こう。アナスタシオ……!

手紙の束と・・・葉巻の箱・・・。ホセは脚と妻を失い・・・

イネスはカッセルを捜しに!!!海を隅々まで探し回って海女さんになっちゃう前に、早く出てきてカッセル!!!双子たちが待ってるよ!!!!

あ、あの方のところに行くんだよね??聞きに??

まだ先は長そう。もう夢中! まさか本当に死んでないよね?

あの最初のイネスが喪服を着て出てきたシーン。カッセル様とイネスが映画みたいに再会するシーン。そんな風に再会して・・・お願い、じゃないと・・・

まさか記憶喪失のカッセルと再会、なんて展開じゃないよね・・・双子には手を出さないで〜〜

こんな時でも「私の生涯の太陽、イネス」だなんて。ああ涙が出る。訃報と一緒に届く手紙だなんて・・・

手紙を受け取るシーンで泣かないわけにはいかなかった

航路の途中で海に落ちたって聞いた時から心配だったけど・・・

きっと肩に刺さった杖を抜きながら気を失ったんだ。祝別された品物だから、それがカセルを救ったはずだ

アナスタシオを捜しに行かなきゃ!!!
わたしの感想◎ミセレへ!?最後まで諦めないし、頭を働かせているイネス、すごい頑張ってる!ホセも、どうかいろんなことを諦めないで・・・
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
370話

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