※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない589話(外伝117話)あらすじ
決勝を制したのはカッセルとホセのペアだった。準優勝は意外にもバティムカとその兄弟たちで、サヒタはカッセルのティブカナがゴールした瞬間、自分の手柄のように拳を突き上げた。彼からあらゆる教えを乞うている身なのだから当然ともいえた。
カッセル・エスカランテは義兄であり師であり人生の手本であり、尊敬する総督の夫でもあった。オルテガの拙い言葉で繰り出される賛辞は時に彼女への称賛より長く、ここまでくると自分は二人の男の間の単なる口実に思えた。気にくわないが、やっていることは可愛らしい。何不自由なく育った「第三のミゲル」を見ているようだった。「第二のミゲル」と呼ぶには、おとなしさに欠けるからだ。
やがてタハカのカンティブカナでも海軍の帆船でも三番艇の緑の旗が掲げられた。甲板の将校や水兵、メイドたちまでが押し寄せて祝福し、パラタシャの火笛があちこちに響いた。
イネスは調理兵にオルテガ料理を用意させ、夜通し広場で振る舞うよう指示した。カレ・タタシの海軍兵だけでなくピタ・ペベの兵や戦列艦の水兵の分まで整えさせた。調理兵には十分な臨時日給を上乗せする配慮も忘れなかったが、例によって皇帝マクシミリアーノ本人すら知らない「マクシミリアーノの恩徳」だった。彼女はその恩徳を施す仕事を何より好んでいた。
イネスはもともと自分の金を惜しむようなタチではなかったが、マクシミリアーノの金となると、どんなに些細な漏れもないよう、実によく確認しながら消費した。「どうして振り返れば金を出せという話ばかりなのか」という言葉が、いつか必ず彼の口から飛び出すように。皆が夕刻の酒盛りを喜ぶ中、サヒタだけは親友の準優勝を遅れて知り、嫉妬で口を尖らせていた。
サヒタは親友の実力を運のせいにし、イネスに言い訳を始めた。生まれてこの方バティムカに負けたことはないのに、カッセルと同組になった不運で2位を逃したのだと。どうせ1位でなければ同じだろうにと彼女は内心で思い、適当に頷いた。サヒタはカッセル抜きで実力を見せると宣言し、イネスが次回は夫を出場させるなという意味かと返すと、そうしてくれたら嬉しいと真顔で答えた。
イネスが今回はカッセルに譲っただけと言っていた点を指摘して、譲らなければいいだけだろうと水を向けると、サヒタは閣下はひどいと嘆き、毎日准将ばかり好きでいると訴えた。イネスはもともと自分の夫しか好きにならないと返すと、また振られたとサヒタは肩を落とす。その生意気な言葉はどこで覚えたのかと笑いながら頭を叩くと、カッセルに教わったそうだ。義兄に「俺の妻だ、お前が死ぬまで毎日振るだろう」と言われ、カッセルとの間にはもう子どもが3人いると自慢されたのだという。
過去・現在・未来形まで教えてくれたとサヒタは続け、「振られた。振る。振るだろう」と口にした。ルシアーノと自分にも弟がいたらこんな感じだったろうかとイネスはふと思った。バティムカよりあなたが可愛い、カルステラのミゲルを思い出すと言うと、サヒタは真剣にミゲルより可愛いかと尋ねた。その容姿は可愛いとは程遠く、背後のラウルが気分悪そうに顔を背けた。
ファナはというとサヒタへの関心を失い、後部甲板でイネスの博物学者の一人と親しく話していた。出港のときからファナに心を寄せていた学者だった。以前は眼鏡をかけた弱々しい男は嫌だと言っていたのに、奥地調査で少し逞しくなった姿が気に入ったらしい。「ようやく男の知性美がわかりそうだ」と主人に報告しながら、目では日焼けした肌を眺めていた。相変わらずブレない子だった。
彼女の望み通りではないにしても、どっちみち強制できる問題ではない。イネスは、以前は見ることができなかったファナの幸せな姿が見たかった。それと同じ理屈で、ラウルに幸せになってほしいと願うのとはまた別に。いつ、どこで出会っても、自分のすぐ隣で守ってくれた子たちなのだから。
ファナはヴァレスティナ公爵に何世代も仕えた高級奉公人の家系の出で、父は土地管理人、祖父はペレス城の執事、親族にはヴァレスティナ家の支援を受けて大学へ通った医師や弁護士が揃う。ラウルがぶつかった障壁はそこだった。ファナにはペレスに根を張った背景があり自分にはない。長年イネスの側近でもある彼女は多少歳はとっているものの、誰もが羨む花嫁候補なのだ。
ラウルか植物学者か、結局のところ、どちらになろうと知ったことではなかった。ラウルが主人の本心を知れば激しい裏切りを感じるだろうが、それでもラウルが少しは有利であってほしいと願い、彼に新しい根を与えてやりたいという感情もまた、どうしようもないものだった。彼女はその子の満足のいく人生も見届けなければならなかったのだから。
イネスは船べりから嫉妬に囚われたラウルの後頭部を眺めた。日が暮れれば小さな館で二人きりなのにあの慎みようは才能だった。こんなにも進展しないとは。カッセルの側で何を学んだのかと呆れた瞬間、サヒタが目の前で手を振った。
二番目は自分でミゲルは駄目だと主張するサヒタに、ミゲルはカッセルにそっくりだから可愛さで勝つのは難しいと返すと、がっかりした顔でもっと似たい、もっと可愛くなりたいと言い出した。
レースでは実質2着だったのだから満足しなさいと諭した時、すぐ下から声が聞こえた。イネスが視線を落とすと、縄梯子を掴んで威勢よく登ってくるカッセルの姿があった。いつ来たのかと目を丸くする間に、一瞬で船に乗り込んでいた。サヒタは無関心そうに肩をすくめ、兄さんは閣下がいればどこにでもいるのだ、と呟いた。
この結婚はどうせうまくいかない外伝117話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

イネスがいれば、カッセルはどこにでもいる

ラウルの劣等感…切ないね…

でも最終的にはファナと結ばれるんじゃないかな? 私の小さな願いです^^

舌だけがすり減ったって、ラウル〜〜〜
わたしの感想◎もしうまくいったとしても、これでは結婚後も苦労させられるかもしれないから、ラウルはファナ以外に目を向けたほうが良いかもね~
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
590話(外伝118話)


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