※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの第8話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
エスティラ「オ、オマリー博士の弟子の、エスティラと申します」
ノベル8話あらすじ
クレリバンはルーラックから、ティアを授業に参加させるよう命じられたが、到底7歳の子供にあのような本が読めるとは信じられず、自分の目で確かめようと考えた。ギャラハンの部屋を訪れると、まさに片隅で『南の人々』を読むティアが目に入った。
まだ分別のつかない7歳の子供を授業に参加させ、全体の雰囲気を乱されるのは御免だ。ティアがあの本をただ絵本のように眺めていることを確認したら、ルーラックを説得するつもりでいた。呼ばれて、父親の膝の上に座るティアの姿はあまりにも幼く見えた。
だが、確信に満ちていたクレリバンの心を揺さぶるものがあった。明るめの緑色の瞳から、聡明さがあふれ出ていた。あからさまに顔を見つめるクレリバンに対して、目をそらさずににっこりと笑いながら視線を合わせてくる。「・・ほう」確かにティアはルーラックの性格に似ているようだ。
ティアとの会話が続くにつれ、クレリバンの先入観は粉々に打ち砕かれた。驚くことに、ティアは本の内容を正確に把握していた。誰かから聞いて知っているだけかもという可能性も捨てきれないので、質問を続けた。続く質問攻めにも淀みなく返事をするティア。そして、とうとうティアに自分の間違いを指摘されてしまった。このような著名な研究書籍を編纂した人物なら、当然男だろうと思っていたクレリバンの負けだった。恥ずかしさでいっぱいだった。「全部読んだっておっしゃったのに」しまいには、幼い子供にからかわれる始末。口角だけを引き上げながら笑うその顔に、クレリバンはハッとした。この子、当主と瓜二つだ。人を困らせ揺さぶってくるあの笑顔。
「来週の6番目の日から授業に来てください」と言い残し部屋を出るクレリバンは笑顔だった。「つまらない教育担当官の仕事などもう辞めたいと考えていたが・・」あの子なら教えがいがありそうだ、とやる気を取り戻したクレリバンだった。
午後、父がケーキとクッキーを持ってピクニックに行こうと誘ってきた。ティアにはわかった。ティアがオマリー博士のもとへ行くのを嫌がると思って、ピクニックで釣ろうとしているのだ。つまりあれから1週間たったということね。ティアは父と手を繋ぎ、診療所へ向かった。
診療室に入ると、オマリー博士ともう一人、金髪の女性がいた。ティアがその女性から目を離せずにいると、父が女性に名前を尋ねてくれた。当主の息子に突然声をかけられ驚き、か細い声で答える女性「オ、オマリー博士の弟子の、エスティラと申します」
オマリー博士が近づいて診察しようとしてきたので、ティアは博士の手を拒んでみせた。そして、戸惑う父とオマリー博士に言った「あのお姉さんに診てもらう」ティアの言葉に三人は呆然としたが、博士が許可を出した。
「あ・・で、では、失礼いたします」慌てふためき、緊張気味のエスティラ。想定外の状況を作ったことに罪悪感を感じ、場の空気を和らげようとティアは声をだした。「エスティラさんでしたよね?」「私はフィレンティアで、パパの名前はギャラハンです」もちろん知っているだろうけれど、自己紹介して、エスティラに自分たちの存在をしっかり覚えてもらおうと考えた。エスティラは現在、薬草学を学んでいるとのことだった。
診察が終わり、全身が震えるほど苦い薬を一気に飲み干すと、ティアはすかさず口直しのクッキーを口にいれた。そして、オマリー博士とエスティラにも感謝の意味でクッキーを1枚ずつ渡した。診療所を後にするときも挨拶し、ティアはエスティラに手を振り続けた。次からは、エスティラを指名して来てもらおうかな?何度も会って、仲良くなっておかないと・・。
昨日まで降っていた雨が嘘のように止み、空は晴れ渡っていた。窓の外に、商団の旗を掲げ屋敷の中に入ってくる1台の馬車がみえた。ティアは「来たわね」と小声でつぶやいた。
ノベル8話レビューまとめ
お母さんに「とんかつを食べに行こう」って誘われて、着いてみたら歯医者だった思い出が浮かびました
私はお母さんに騙されて病院へ連れて行かれましたが、注射器を見てダッシュで逃げたのに、階段で捕まり予防接種をうたれました。屈辱!
エスティラはなんだか大事なお姉さんなんですね!継母!?
お父さん、優しくて可愛くて、良いですね
天才だ・・わたしは10年前、5年前、さらには先週のことさえ区別がつかない。昨日習った内容も3回はやらないと覚えられない
クレリバン目線でもう一度書かれたのは驚きです
わたしの感想◎まだ7歳でしかない少女が未来を知っていても、それを変えるために周りまで動かしていくのは、なかなか大変ですね〜
ノベルと漫画の違い
・ノベルでは、同じシーンがティア目線7話、クレリバン目線8話、で書かれていますが、漫画では両方をまとめて6話で表現しています
・薬を飲ませるためにピクニックで釣ろうとするギャラハンに無邪気に喜ぶ演技をするティア、2人の喜ぶさまが漫画で本当にかわいいです
・エスティラに診てもらうシーン、漫画では、ティアがかなりわがままに頑張って言い張って診てもらっています。そして「後々重要な薬を作る人なんだから!」という大切な独白が追加されています。
まとめ
今世は当主になります ノベル話のレビューをまとめました
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