※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの第12話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
フィレンティア「パパ」「私のドレス、絶対に選んでね」
「今世は当主になります」ノベル12話あらすじ
前世において、フィレンティアがルーラックの仕事を手伝うようになった頃から、アルペオは名を馳せ始め、彼は他のロンバルディ家後援の芸術家たちのなかでも別格だった。30歳で花開いた遅咲きの天才彫刻家。アルペオはもともと、おじいさんと父親の後を継ぐ3代目としてロンバルディ領内で働いている大工だった。
ルーラックがアルペオのことを初めて耳にした時、もっと早く見つけ良い活動環境を与えるべきだったと残念がっていた。しかしアルペオは自分を後援してくれたロンバルディ家に感謝し、彫刻家としての初の作品を進呈した。作品名は『世界樹』ロンバルディの紋章である世界樹を木彫刻したもの。別個に彫った数本の木々を繋ぎ合わせた傑作中の傑作。この作品で、彼の名前は帝国全域に知れ渡った。
どうやってアルペオを捜そうかと思案していると、双子たちが物珍しさに騒ぎ立て始めた。初めて見る井戸に興奮したのか、バケツで水を汲もうとしている。11歳でティアより大きいとはいえ、大人の身長に合わせた井戸のそばで騒ぐ姿は危なっかしく、慌てて止めに行った。しかし、一足早く、メイロンが井戸の中のバケツを取ろうとし身を乗り出し、下の方に傾いた。メイロンが井戸に落ちてしまう!その時。
「お前ら、何やってんだ!」大きい手がメイロンの首元を、そしてもう片方の手ではギリウの体をつかみ上げた。井戸の近くで遊んだら危ないだろう、と二人を叱る声。ティアは息切れしながらも全力で走って近づくと、双子たちを助けてくれた人に感謝の言葉を伝えようと視線を向けた。
彼は見覚えのある顔だった。そばかす、赤い髪にぐっと伸びた背丈。16歳のアルペオが私の前に立っている。私は浮き立つ気持ちをなんとか落ち着かせて、まずは双子をおろしてもらった。
「私はフィレンティア、この子はギリウ、この子はメイロンよ」自己紹介すると、名前と高価そうな服からアルペオはすぐに3人がルーラック・ロンバルディの孫だと気づき、自分の無礼な態度を謝罪し始めた。止めようとするが、アルペオは止めてくれない。そういえばアルペオは30歳をとうに超えても歳に似合わず照れ屋で、心の純粋な人だった。
まずは二人が悪かったのだからアルペオは謝らないように伝え、井戸の水を汲んでもらうと双子たちにはその水で遊んでいてもらうことにした。それから、私は本題に入った。
彫刻が得意と聞いたので、アルペオに折り入ってお願いがあると伝え、尋ねた。「絵があったら人の顔も彫れるかしら?」アルペオは自信なさそうな様子をみせたが、以前に家族の顔を彫ったことならあると答えた。しかも明日から仕事が休みに入るので、4日くらいあれば出来るらしい。ティアは大喜びで彼の手をつかむと、ギャラハンに書いてもらった祖母の肖像画を彼の手に握らせた。「謝礼はちゃんと渡すから!」アルペオは謝礼を断ろうとしたが、技術には相応の対価を払うのが礼儀だと説得した。
「・・頑張ります」とアルペオが真剣な面持ちで答えるのを見て、やっとティアは安堵した。アルペオに丸太の運搬と配達も頼み、外郭をあとにした。
2日後。彫刻を待つ以外にやることがなく、時間を潰して過ごした。そこへギャラハンが声をかけてきた「ティア!パパの本がついに完成したよ!」今までにも何冊も完成させてきているが、父親が喜んでいるので、ティアも一緒になり歓喜の声を上げた。「パパが書いた本、私も読みたいです!」と言って見せてもらった。
「あれ?」最初のページをめくると余白のところに、ギャラハンの書体でティアへのメッセージが書かれていた
[愛おしい我が娘、ティア。ティアのデビュタントのドレスを仕立てる、その日を待ち望みながら]
ギャラハンはティアがドレスを着る年齢になったら見せようと思い、この本を書いたそうだ。ランブル帝国でどんなドレスが人気かわかる内容の本だった。ティアのためだけに作られた本。ページをめくると、こんな感じにするとティアに似合うなどなど書き込みがあった。
前世、ティアはデビュタントの舞台に立てなかった。父の死後、空気扱いされる半分平民の娘に招待状を書いてくれる貴族もなく、業務に必死でデビューどころでもなかった。前世でもきっと、父はこの本を書いてくれていただろうと思い、本を大事そうに胸に抱いた。
「パパ」「私のドレス、絶対に選んでね」とティアは声をかけた。今度こそ、父がデビュタントを見届けられますように。父の選んだドレスで、手を取り合ってパーティに参加できますように。父をギュッと抱きしめた。
ちょうどその時、外から馬のひづめの音がした。すぐに窓際に駆け寄ると、デュラック商団の旗を掲げた馬車が、屋敷に入るところだった。大きな荷馬車もついてきている。来た・・・!ティアは急いで、本を棚に並べると父親の手を引き、庭に散歩へ行こうと強引に誘った。
「私は走ります!追いかけて来てください!」びっくりした父も走り始めた。今こそ優しいお父様に、強いお父様への足掛かりをプレゼントする時よ!
「今世は当主になります」ノベル12話レビューまとめ
今娘は7歳です。すでにそんな本を作ったりしないでください
本てそうやって作るもんなんだ・・・
双子がとてもかわいいです
双子がおとなしく水を見つめて遊ぶさまはとても素敵です
パパの愛情を感じる
お父さんはとっても甘いです
お父さんを出世させる娘・・・とてもいいですね・・・
父は必ず生きて、幸せにならなければなりません
ナムジュよりも父親とのハッピーエンドを望む話
すみませんが、配達はセルフですか?
お母さんが子供を妊娠した時に癌にかかり、20歳までプレゼントと手紙を別々に準備しておく映画を思い出しました
わたしの感想◎アルペオに会えて良かったね〜。宿題のためというよりは、アルペオを早めに後援してあげることが目的かな!?
ノベルと漫画との違い
・ノベルではメイロンが不用意に井戸に落ちそうになってアルペオに助けられますが、漫画ではティアは井戸でふざけないので転んだ手を洗おうとすると出会うシーンになっています
まとめ
今世は当主になります ノベル12話のレビューをまとめました
ノベル13話レビュー
コメント