※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの164話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
ペレス”やっぱり君だった”
ノベル164話あらすじ
リグニテから聞かされたグリーン・ベロウとの会話を思い出すペレス。
グリーン・ベロウがその日を思い出し、「建物を売った日のことですか?あ、不思議な点はありました。なぜか子供が1人ついてきましてね」「10歳くらいかな・・その女の子が大きな袋に入れてきた金貨で残金を払いました」その時のその女の子について何か覚えていますか?と尋ねるリグニテ。「うーむ。小柄で、しっかりした口調で・・ああ!賢そうな緑色の瞳に、赤いリボンを付けていましたね!」グリーン・ベロウが答えた。
ペレスは口を開いた「ティア」「うん?」「どうして分かったの?俺が君に会いに来ると」「あなたがアカデミーに発ったあの日と同じよ。なんとなく。それから」「急いで私に会わなきゃならない理由があるんでしょう?」「だから、それをどうやってーー」「じゃ、あなたはどうやって知ったの?私の秘密を」「・・ごめん。謝る」
ペレスの申し訳なさそうな様子にティアは、お互い様よ、ペレスが気づかないままならちょっとがっかりしてたかも、と声をかけた。ペレスは複雑だった。ティアは何も変わっていないはずなのに、別人を見るようで。そして低い声で尋ねた。「ティア、君がフェレット商会の実の所有者なの?」
ペレスの質問を受けたティアの彼女の顔に笑みが広がる「うん。そう。私がフェレット商会の実の所有者なの」「初めから?」「うん、最初から」フェレット商会が起業したのは8年も前。当時のティアはたった11歳。ダイヤモンド鉱山、トリバー木、東部クルーズ事業・・。ペレスの全身に鳥肌が立った。ペレスは両手で顔を覆った。心臓が激しく暴れ、全身の筋肉はこわばりめまいがしそうだった。”やっぱり君だった”口元には笑みが浮かんだ。
早朝ベイトが訪れ、リグニテ・ルーマンがグリーン・ベロウを訪ねた話をティアに伝えた。あやうく何も知らずにティアはペレスを迎えるところだった。しかし今、ペレスが手で顔を覆っていて感情がわからない。2人の関係にヒビが入るのは避けたかった。”未来の皇太子と近しい関係になって、家門を救う”一番最初に立てた目標の一つに支障が生じるかも。このくらいで仲違いはないと思うけど。
ペレスは顔を上げて質問した。「ひょっとして、俺の秘密も知ってる?」モナック商団のことだった。正直に、知っていると答えた。そしてトリバー木を売らなかった話を訊かれたが、転生のことは言えないので全体的な話をした。
続けてペレスは尋ねる「ティアの目的は何なの?」「単にフェレット商会を大きくするのが目的だというには、理解できない部分が多すぎる」ティアはしっかりと答える「私はロンバルディ家の当主になりたいの、ペレス」「そしてそのために、あなたが皇太子になって復讐できるように、これからも力になっていくつもりよ」
ペレスは顔をこわばらせた。もしかして今の言葉が気に障ったかな?ティアは気になった。「自分の利益のために利用するのではなくて、友達だから・・」付け加え始めると、ペレスは言った「利用していいよ」
ペレスが立ちあがる「俺を利用すればいい、ティア」ティアの右手に自分の手を重ねる。「ぺ、ペレス」動揺するティアに構わず続けるペレス。「君になら利用されてもいい」「10回でも100回でも、いくらでも」燃えるような赤い瞳でティアの手を引き寄せる「いや、利用して」もう片方の手で左手を握ったまま、右手の甲に口付ける。ペレスはそこで止めなかった。ティアの指の関節に、1つずつ唇を重ねる。まるで自分のものだというように。ティアの瞳をずっとみつめたまま。神聖な儀式のように、最後に再び手の甲に長い口づけをして言った「俺は君の力になりたいんだ、ティア」
ラビニ皇后は怒りをこらえ、サーシャウ当主にお茶をもてなしていた。フェレット商会の東部クルーズの件を出し、サーシャウ当主は「約束した支払日は守っていただけますね?」と尋ねた。アンゲナス家は現在、サーシャウ家におびただしい金額の借金をしていた。
ラビニは支払日の延滞を願い出た。サーシャウ当主はなんと、それを了承するだけでなく西部観光への投資を無駄にしたくないので、さらに資金を貸してくれると言い出した。しかし、サーシャウ夫人を納得させるために、担保の土地権利書を用意してほしい、と。
クルーズ観光事業を始めて、はや3か月。ティアの懐に多すぎるくらいのお金が入っていた。東部事業全般でフェレット商会に入ってくるお金もすごいのだが、父のギャラハンと分けているチェサユ港湾の使用料の金額の方が大きい。チェサユ港は猛スピードで発展を遂げているのだ。
3か月脇目も振らずに仕事し、さすがに疲れたティアは明日こそごろごろするぞ、と部屋に向かうと、ティアの部屋の前でうずくまってララネが泣いていた。「ティ、ティア・・うう、け、結婚相手が・・決まったって。私どうすればいいか分からない、ティア・・」
ノベル164話レビューまとめ
チャントーン・サーシャウ、ちょっとあやしいですね。
ペレスがアンゲナス家に別の投資家を探させるって言ってたよねー
ティアの解決もかっこいいけれど、大人になったララネ本人も成長する姿を見せてほしい気もする。
そう、ペレス、あなたが欲しい人は最初から一貫してフィレンティアだったということ
夜明けに配達袋を持って走ってきたベイト可愛いです
指にキスをしてくるなんて! ペレスが危険です!
私のキャッシュも利用して・・ティア
わ〜こうやって知るようになるんだね。ペレス、ずっと口説いてくるね♡
キヤヤヤヤヤ!!!ペレスウ〜〜〜すごくわくわくする!!!!
わたしの感想◎フェレット商会=ティアとわかった時のペレスの感動っぷりがすごい。
まんがとノベルの違い
小説では、グリーンベロウがフィレンティアのことを思い出すときに、赤いリボンをつけていましたねとリグニテに話していました。
漫画では、フィレンティアは、その日赤いリボンをつけていませんでした。
この164話が漫画化されるときはどのようになるのでしょうね。
***漫画化されました***
・ペレスはティアの秘密について訊いてよいのか迷っていたり、申し訳なかったり葛藤があるのですが、その部分は漫画ではカットです
・私の勝手な想像でしたが、ペレスがわかってくれたという喜びで、「うん、そう。私がフェレット商会の実の所有者なの」という部分は満面の笑みのティアな気がしてしまっていましたが、もっとしっかりとした笑みで描かれていました。
・実は、漫画78話のティアが建物を購入するシーン、ティアの髪に赤いリボンが描かれていなくて、この部分の説明はどうするのかな、とずっと気がかりだったのですが、ノベルのままの記述変更無しで、大人のティアが髪に赤いリボンをつけている表現で落ち着きましたね。かわいい!
まとめ
以上「今世は当主になります」 164 話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。
じゃらん東京湾クルーズ
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