※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの214話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表、人物相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
フィレンティア「でも、今世ではない。私はロンバルディ家の当主になる」
ノベル214 話あらすじ
封臣家門の当主たちは、皇帝陛下はアンゲナス家を選ぶという意見で一致していたが、フィレンティアは次の会議で西部の代表は変わると言い切った。
その後、ロマシー・ディラードからは西部以外の地域についてのフィレンティアの意見が求められた。
フィレンティアは、一番懸念しているのは南部であること、特にサーシャウ産穀物の帝国全域への流通が尋常ではなく他の地域が凶作になった場合のサーシャウ当主の主導権については警戒すべきことを述べた。また、北部については山崩れの復興中で特に変化がないであろうこと、東部についてはロンバルディ商団の組合長の頑張りがもう少し必要である、という意見を続けた。
ロマシー・ディラードには耳の痛い話であった。東部貿易においては、ロンバルディ商団は規模の小さいフェレット商会に完全に遅れをとっていた。数年前からディラード当主は長男を跡取りに鍛えているようだが、どうも長男の能力が追いついていないようであった。
さらに、フィレンティアが正式な後継者となった場合、第2皇子殿下との婚約はどうなるのか、という質問もとんだ。ティアは笑顔を作り「私がロンバルディの名字を捨てることはありません」と答えた。
最後にルーラックがティアに質問した。「将来、ロンバルディ当主と皇帝の関係が近すぎると懸念する声、皇帝を手中に収めたという声があがった場合についてどう思うか?」
フィレンティアは独自の見解を述べ、そして最後に付け加えた「これまでロンバルディ家の許可なしで皇座についた人がいましたかって訊き返したいですね」
「これ以上完璧な答えはあるまい」ルーラックが言った。
会議室を後にしたフィレンティアは疲れ果てて自室に着いた。いつのまにか眠って、夜になっていた。
瞼を開けると、目の前にペレスの姿があった。
ティアは夢かなと思った。そのままペレスに話しかけた。正式な当主代理になったことを。「おめでとう」と言うペレス。
ティアは、ずっと言えずに心にしまっておいた言葉をペレスに伝えた。「あなたのこと、好きになってごめんね」
ペレスが微笑む。ティアの言葉が嬉しくて。そんなペレスを見て、ティアは泣きそうな気持ちになった。
ペレスの胸に顔をうずめ、つぶやいた。「後悔はしない」この人生の終わりに、あなたのそばにいられる来世を願うかもしれない。時間を戻し、またあなたと出会い、あなたがまたその盲目的な目で自分を見てくれることを願い、あなたの温もりから幸せを見つける人生を望むかもしれない。でも、今世ではない。私はロンバルディ家の当主になる。
ペレスが「大丈夫だよ」と言いながら頭をなでてくれて、ティアは再び眠りについた。
次の日、ルーラックが発表した。
『フィレンティア・ロンバルディを当主代理兼、ロンバルディ家の正式な後継者に任命する』
読んでる途中で、フィレンティアは大丈夫なのか心配になりましたら、漫画の1話を読み返していただけるとよいと思います。
ノベル214 話レビューまとめ
私はまだプロローグを覚えています。大丈夫です。
多くの小説で、男性主のために自分のキャリアをあきらめるヒロインをみてきました。ティアはそうではなくてすごく良いですね!かっこいい!
ロンバルディがゆるさなかったのに皇座に座ったのは前生のペレスが唯一ですね!
家臣の人たちもすごくかっこいい。ビエーゼになっていたら、どれだけくやしかっただろう。
ペレスは絶対にティアをあきらめない!
おじいさんの最後のセリフに感激。
フィレンティア、おめでとう。
わたしの感想◎「来世では再びペレスと出会い、ペレスがまた自分を見つめてくれることを願い、2人で幸せになる人生を選ぶかもしれないけど、今世ではない。」という言葉に、この小説のタイトルの奥深さを感じました。
まとめ
以上「今世は当主になります」 214 話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。
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